昨日発表されたニュース。フィギュアファン仲間に教えてもらったこちらのサイトが一番詳しいのでリンクします
いいね!立川 ららぽ隣に2024年秋オープン!浅田真央さんの夢のスケートリンク『MAO RINK(マオリンク)』の詳細が発表されてる
スクール・アカデミー・アイスショーの3本柱で、1000人規模の観客席を持つ国際規格のメインリンクと、外の景色が見えるサブリンク。トレーニング、スタジオ、ギャラリー、ショップ、そしてレストランも併設するとのこと。
先日BEYONDツアーを見に行った立飛アリーナのすぐ近くにできるようだ。我が家から近い
ショーや大会が開催されたら見に行けるし、大人向けのスクールがあったら習ってみたいかも
そしてアカデミーを開設するということは、浅田真央さんが選手の指導もするのかな。大会でキス&クライに座る真央先生が見られる日もそう遠くない
嬉しいニュース
世界フィギュアスケート選手権2023、4つのカテゴリのうち3つで日本選手が優勝という快挙に、いろいろな記事が出ている。
<ペア>三浦璃来/木原龍一組関連
Number Web 立ち尽くす三浦に木原は「見てごらん」と声をかけ…“りくりゅう”が築き上げた、ふたりならではの世界「(僕は)飼育員なんで」「(私は)動物か?」
スポーツナビ “開始2秒の転倒”から始まった木原龍一の10シーズン 最高のパートナーとたどりついた「世界の頂点」
記事を読むと、よくぞここまで、、、と感慨深い。そこで思うのは、木原龍一選手をペアの世界へ誘ったのは高橋成美さん。その成美ちゃんは、自分でコーチに手紙を書いたりDVDを送ったりして道を切り開いてきた。(4 Years. おてんば少女、中国でペアと運命の出会い フィギュアスケート・高橋成美1)
ソチ五輪で団体戦が採用されなかったら、スケート連盟は本気でペア育成を始めなかったのではないだろうか。ある意味外圧のおかげ
何のおかげでも、バトンを繋ぐようにして進化してきた日本のペア。次の課題は続くペアを育てること。ぜひシーズンオフ中にトライアウトをしてほしい。
<アイスダンス>村元哉中/高橋大輔組関連
Number Web 村元と高橋は互いの背中に腕をまわした…“かなだい”が感じた『オペラ座の怪人』を一緒に滑れる幸せ「一人で滑るより喜びが2倍、3倍」
asahi.com 第一人者も「すごい」とうなった かなだい、演技に透けた思考の進化
“2人の位置関係が近くなったのでリフトが軽々と上がった”“「体重をエッジに乗せることそのもので、勝手にカーブが描かれる」という感覚が少し身についてきた”“ツイズルのミスはエッジに乗る位置をコントロールすることによって、自然に、勝手に回転できるようになってきたから”という木戸さんの指摘になるほどと思った。課題はホールド、上向きのベクトルの意識とも。
高橋大輔はアイスダンスに転向してわずか3シーズンだが、村元哉中も実は9シーズン目。2013年12月の全日本選手権に女子シングルで出場している。子どもの頃からアイスダンスをやっている選手だったら、9シーズン目はまだジュニアでもおかしくない。彼女も相当凄いのでは クリス・リードさんと組む間に得た様々な経験が、今活かされているんだろう。
今度はかなだいの経験が後輩に受け継がれていくことを期待
そして国内で頑張るカップル達にもっと支援を
インスタグラムで発表された
アイスダンスで、2021年全日本ジュニア2位の佐々木彩乃選手と、2022年全日本5位の池田喜充選手がチーム結成。
佐々木選手は4月から日大3年、池田選手もたしか日大出身だから、前から知ってたかな? 佐々木選手は全日本2位の後、当時パートナーだった田村篤彦選手より先にジュニア卒業の年齢になるので、チーム解散していた。
池田選手は何人かパートナーが変わっているが、今度は長く組んでいけるといいな
NHK・BS1で7時から「テレビが映したスポーツ70年」を3部構成で放送する。
第1部「時代を創ったヒーロー ヒロイン」は「高度経済成長期、プロ野球人気をけん引した巨人の王・長嶋。大相撲の大鵬。オリンピックでは、柔道の山下。競泳・北島。フィギュア・羽生。テレビ視聴率でスポーツ部門歴代1位の“東洋の魔女”。女子マラソンの道を切り開いた有森。レスリングの伊調と吉田…。」
とりあえず録画予約しました
世界フィギュアスケート選手権2023をじっくり見直す元気が出なくてぼーっとしている
とりあえず、来年2024年大会の出場枠を確認しておこう。
【男子】日本・韓国・アメリカ=3枠 フランス・カナダ・スイス・イタリア=2枠
韓国の3枠は若手に嬉しいだろう。スイス2枠で、世界ジュニア銀メダルのナオキ・ロッシが出場するチャンス。彼はお母さんが日本人で、野辺山合宿に参加したこともあるようだ。
【女子】日本・韓国=3枠 ベルギー・アメリカ・ドイツ・スイス・エストニア=2枠
今回3枠だったベルギー、アメリカが枠を減らしてしまった。ドイツ、スイス、エストニアは大健闘。
【ペア】日本・アメリカ・カナダ=3枠 イタリア・ハンガリー・オーストラリア・ドイツ=2枠
日本は複数枠を使えるようになれるだろうか イタリア・ハンガリー・オーストラリアは枠を増やし、ドイツはキープ。オランダとフランスが残念ながら1枠に減らしてしまった。
【アイスダンス】アメリカ・カナダ=3枠 イタリア・イギリス・リトアニア・チェコ・フィンランド・フランス=2枠
日本は念願の2枠まであと1.23点だった カナダが3枠に戻し、チェコ・フィンランドが枠を増やした。リトアニアとイギリスは2枠キープ。今回フィアー/ギブソンしか出場しなかったイギリスは、世界ジュニア4位で来季からシニアに上がるフィービー・ベッカー/ジェームス・ヘルナンデスにチャンスが回ってきそう。
来年の今頃、モントリオールで開催される世界選手権。どんなメンバーが出て、どんな大会になるかな
世界フィギュアスケート選手権2023を観戦しながら、スケオタ仲間とちょこちょこ話してた「国別対抗戦にどこが来るか?」話題。ジョージア、ドイツ、イギリス、中国は?なんて考えていたが、常連のアメリカ・カナダ・イタリア・フランス以外で出場権を得たのは韓国だった
ウィキペディアに出場国選考の得点一覧が出ている。もしかして?と思ったジョージアは7番目、惜しかった
選考のポイントその1はグランプリシリーズ及びファイナル。男女は2人、ペアとアイスダンスは1組のポイントが加算される。ポイントを得てない場合はジュニアグランプリシリーズのポイントを加算。
ポイントその2は世界選手権。男女2人、ペアとアイスダンス1組のポイントが加算される。世界選手権のポイントがなければ、ヨーロッパ選手権と四大陸選手権のポイントを加算。それもない場合に限り、世界ジュニア選手権のポイントを加算。
(日本のところにちょっと間違いが 世界選手権で男子2人がポイントを得ているのに、1人四大陸のポイントが入っている。アイスダンスも世界選手権でなく四大陸のポイントになっている。たぶん少し数字が下がるが、それでも日本はトップと思われる。)
やはり男女2人のポイントを足すので、シングルで層の厚い国が有利になる。韓国はペアとアイスダンスで今季シニアの出場がなかったが、男女シングルの活躍で4番目になった。今大会はアイスダンスで世界ジュニア銀メダルの Hannah LIM/Ye QUAN組が、シニアのプログラムを作って参加すると思われる。ペアは出場なしかも
ヨーロッパや四大陸で高いポイントを得ても、世界選手権のポイントが優先なので、世界選手権で振るわないと損する。アナスタシア・グバノワがヨーロッパで優勝したのに世界選手権で14位にとどまり、残念なことになった。3つの選手権のうち一番高いポイントが採用されてもいいんじゃないかな
世界選手権で来日した選手が改めて来てくれるのか、これからの若手が派遣されてくるか。お祭り的な大会だけど、一応ISUの公式大会なのでスコアが認定されるので、シーズンベスト更新のチャンスもある。出場にミニマムテクニカルスコアも不要なので、ジュニア勢のシニアデビューも可。
なんだかんだ、楽しみ
世界フィギュアスケート選手権2023が終わったばかりだけど
テレ朝チャンネル2で13:30から、世界フィギュアスケート国別対抗戦2023の日本チーム出場選手発表が生中継されている。
ちなみに日本は、ポイントで上位6か国に入らなくてもホスト国として必ず出場する規定があるようだが、今回も明らかに上位6か国に入ってるはず
男子は宇野昌磨・友野一希、女子は坂本香織・三原舞依、ペア三浦璃来/木原龍一組、アイスダンス村元哉中/高橋大輔組。
出場6か国を確認できてないんだけど、韓国が入っていたような これは初!
・・・現地観戦したくなったけど、時間的に厳しいかな・・・
<追記>
出場国を確認した。日本・アメリカ・カナダ・韓国・イタリア・フランスとなった。
5日連続のさいたま新都心通いが終わって、どっと気が抜けている・・・
世界フィギュアスケート選手権2023、エキシビションを会場で見て、フィギュアファン仲間とビール飲みながらスケオタトークしてきた。
深夜0時半からフジテレビでエキシビションの放送があったので、一応見てみる。(一応、というのは放送時間が1時間しかないので、一部の出演者しか放送されないとわかっているから。実際の出演者リストはこちら)
友野一希、三原舞依、イリア・マリニン、チャ・ジュンファン、“かなだい”村元哉中/高橋大輔組、イ・ヘイン、キーガン・メッシングと演技が放送されると、次がもう“りくりゅう”三浦璃来/木原龍一組。実際には大トリだったのだが・・・
りくりゅうの演技の後、「このあと男女の世界王者がエキシビションの舞台に登場です」という音声。映像は準備する宇野昌磨と坂本香織の姿。字幕には「このあと歴史を変えた男女のエースがリンクへ」と出てCMへ続く。CM後、アイスダンス優勝のマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組、坂本香織、宇野昌磨と続いて、放送が終わった。
りくりゅうの演技が始まるところで「日本人の年間グランドスラム初達成はペアで叶えられました」と会場に紹介される音声が流れたが、その前の「トリを飾るのは~」の一言はカットされていた
日本人男女で同時に2連覇は確かに史上初で「歴史を変えた」と言えるが、日本人同士のペアで初優勝で年間グランドスラム、こちらも十分「歴史を変えた」と言えるはず
リストと見比べればわかる通り、演技の放送順は実際の出演順というわけではない。出演順に放送しなければならない、というわけでもない。しかし放送だけ見た人は、だいたい出演順に放送したと思うのではないだろうか
番組の締めくくりで、アナウンサーと解説の村上佳菜子さんが2026年に向けての展望を「アイスダンス・ペアもかなりレベルが上がってきているので、オリンピック団体の金メダルも近づいてきています」。
そして来年の世界選手権について「男女とも3枠を獲得しました」。ジュニアや若手も含めて競争が激しくなる、という話をしている。画面には枠数が「男女ペア3 アイスダンス1」と表示されているが、ペアについては言及しなかった。。。
なんていうか、ペアの扱いが失礼じゃないだろうか せっかくペアも優勝したんだから、ペアの普及とか新たな才能の発掘とかに繋がるような番組構成にできないものだろうか?
いい気分で帰宅したのに、微妙にがっかりしたのだった
J SPORTSで放送が始まるのは4月3日から。フジテレビの放送もさることながら、ISU公式配信でどんな解説されたのか気になるから、毎日少しずつ見直しながらブログを書いていこうと思う。(他のやることもちゃんとやれよ>自分)
熱戦が終わった世界フィギュアスケート選手権2023、まだ余韻に浸っている・・・
26日(日)はエキシビション。出演順が発表された。
地元の若手選手として、全日本ジュニアの男女優勝者が出演する。なんと世界ジュニア2023でも吉岡希は銅メダリスト、島田麻央はチャンピオンなのだった
最後を飾るのはどちらも連覇の坂本香織や宇野昌磨ではなく、ペアの“りくりゅう”三浦璃来/木原龍一組。ペア史上初の日本選手チャンピオンという快挙を祝して、かな
エキシビションは午後3時から。
フィギュアスケート・世界選手権2023、いよいよ開幕
最初の種目はペア・ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<G1>
張思陽(ジャン・スーヤン)/楊泳超(ヤン・ヨンチャオ)(Siyang ZHANG/Yongchao YANG)(中国) SP:50.32(20)
「Stayin' Alive」「You Should Be Dancing」ビージーズ♪ 黒。中国ペアが第一滑走とは😲 3ツイストまとめ、3サルコウ、スロー3ループはこらえて着氷。デススパイラルは悪くない。スピンはかなりずれてしまった。女子が細身でペア向きな感じ。長く続けられるといいな。
フェデリカ・シミオリ/アレッサンドロ・ザルボ(チェコ) SP:49.59(21)
「Way Down We Go」♪ 黒つなぎに赤の花。わりと大人っぽい雰囲気。サルコウ2回転は予定通り。リフトの女性が手を離してきれいなポーズ。スピンはずれても気にしない⁉️ とにかく滑り終えて嬉しそう。
リディア・スマート/ハリー・マティック(イギリス) SP:43.82(23)
「カリフォルニア・ドリーミング」♪ 紺。ツイスト2回転は予定通り。2アクセルがきれいにそろった。スロー3ループは惜しい転倒。デススパイラルから起き上がってジャンプしながらステップに入るところがよかった。
<G2>
イサベラ・ガメス/アレクサンドル・コロヴィン(フィリピン) SP:53.29(19)
「I'll Take Care of You」♪ 黒つなぎ。ツイスト高い! サイドバイサイドのサルコウは2回転に。スロー3サルコウはきれいに決まった。スピンはずれたが上手く調整、ステップが粋な感じがある。滑り終わってQマーク(フリー進出)がついた
リア・ペレイラ/トレント・ミショー(カナダ) SP:65.31(6)
「Where We Come Alive」♪ 赤。新チームで実績がないので滑走順が早かった。3ツイスト高く、3トウ揃える。スロー3サルコウもきれい。リフトのスプリットポジションで、女性が片手を放すのが凄い 雰囲気のあるステップ。とにかくノーミス
エリー・カム/ダニー・オシェイ(アメリカ) SP:63.40(9)
「The Prayer」♪ ベージュ系。こちらも新チームなので早めに登場。印象的な振付でしっとりと始め、ディレイ気味回転の3ツイスト。3サルコウ決まり、スローは2ループでまとめる。ステップの一歩が伸びやかでいい。
女性は日本生まれだそうで、お母さんは日本人。その記事はこちら
アナスタシア・ヴァイパン‐ロー/ルーク・ディグビー(イギリス) SP:55.42(17)
「Never Tear Us Apart」♪ グレー。3ツイストはキャッチが少し遅れた 2アクセルまとめ、スロー3サルコウは大きなジャンプ。スピンを完璧に合わせてフィニッシュ。
ほぼノーミスのいい演技が続いて嬉しい
<G3>
オクサナ・ヴイラモス/フラヴィアン・ギニオー(フランス) SP:58.12(16)
「Inside」♪ 黒つなぎ。スムーズに3ツイスト、2アクセル揃える。フロー3フリップが決まった! スピンは速いがずれまくり リフトで女性が男性の靴に手を置いて逆立ちするような姿勢から下りてきた。
マリア・パヴロヴァ/アレクセイ・スヴィチェンコ(ハンガリー) SP:64.43(8)
「I See Red」♪ 赤に黒、男性は黒。どの要素も入り方がスムーズ。3ツイスト、スロー3ルッツ、サイドバイサイドの3トウと決める。デススパイラルに入るところが面白い。リフトも安定していたし、スピンは修正力があった
ブルック・マッキントッシュ/ベンジャミン・マイマー(カナダ) SP:63.33(10)
「Release」♪ 水色、水色から黒。3ツイスト、3トウと無難に。リフトはスプリットポジション、スロー3ループをきれいに下りてキックを入れる。デススパイラルの出を曲と合わせ、スピンも頑張った。
ニカ・オシポヴァ/ドミトリ・エプスタイン(オランダ) SP:54.93(18)
「Exit Music (for a Film)」♪ 濃い紫に赤いストーン。おしゃれなダンスリフトでスタート、ディレイ気味の3ツイスト上手くまとめる。スロー3ルッツ頑張り、トウループは女性が2回転になった。リフトは女性がアップライト姿勢で後ろに高く上げた足をキャッチフット。スピンも頑張って合わせたが、減点があった模様。
<G4>
ダリア・ダニロヴァ/ミシェル・チバ(オランダ) SP:61.24(12)
「Everybody Wants to Rule the World」「The Hanging Tree」♪ 黒つなぎ。スピード感がある。3サルコウで女性がオーバーターン、スロー3フリップでこらえる着氷になった。しかし3ツイストは良かったし、スピンは速くて合わせ方も上手かった。
アリッサ・エフィモヴァ/ルーベン・ブロンマエルト(ドイツ) SP:65.23(7)
ベートーヴェン「ムーンライトソナタ」♪ ピンクベージュ、黒。女性の滑りにロシアっぽさがあると思ったら、前はロシアでペアをやっていた(その前はフィンランドでシングル)。
スロー3ループの流れが美しい。デススパイラルの入りで女性が逆立ちのような姿勢に。3トウで女性が転倒したが、スピニングを織り込んだステップが素敵 リフトのポジション変更が流れるようにスムーズだった。
ヴィオレッタ・シエロヴァ/イヴァン・ホブタ(ウクライナ) SP:44.74(22)
「Vesna」♪ ウクライナのロックバンドの曲だそう。しゃがんだり腰を折ったりした姿勢からスタート。ツイストで回転できず無効になってしまった スロー2フリップは決まり、2ループはなんとか。リフトはきれいだった。
カリナ・サフィナ/ルカ・ベルラヴァ(ジョージア) SP:60.98(14)
サン‐サーンス「死の舞踏」♪ 黒。3ツイストは女性の回転姿勢が縦に近い。3サルコウで女性がややこらえて下り、スロー3ループはフリーフットがちょっと氷についた感じ。リフトが雄大 ステップの最後に女性の両足を持ってぐるんぐるんした。
<G5>
カミーユ・コヴァレフ/パヴェル・コヴァレフ(フランス) SP:61.07(13)
「My Boy」「Bad Guy」ビリー・アイリッシュ♪ 黄色t白黒ヒョウ柄、グレーに黄色。3ツイストはやや低め。入りから出まで完璧に揃った3トウ、膝曲げイーグルから持ち上げたリフトはポジション変更が滑らか。ノリノリのステップで盛り上がった。
アニカ・ホッケ/ロベルト・クンケル(ドイツ) SP:60.89(15)
「マンマミーア」より「Lay All Your Love On Me 」「Voulez-Vous」アバ♪ この曲も会場が一体になる 安定の3ツイストから入ったが、3サルコウで女性が転倒。スロー3ループは柔らかく着氷した。スピンも上手く合わせた。
ディアナ・ステラト‐ドゥデク/マキシム・デシャン(カナダ) SP:72.81(4)
「オブリビオン」♪ 黒。大人の色気を醸し出すスタート、3ツイスト鮮やか、3トウは2人がぴったり。リフトは女性が自分の足をホールドする姿勢。スロー3ループ頑張った。
タンゴでステップを踏んでいくと人生が見えるような、、、。2000年に世界ジュニア銀メダルを獲得し、引退後16年ぶりに復帰したステラト‐ドゥデク選手の「情熱に年齢制限はありません」とコメント、素晴らしい
アナスタシア・ゴルベヴァ/ヘクター・ジオトプロス・ムーア(オーストラリア) SP:61.95(11)
「Architect of the Mind」♪ 黒、黒シャツ。3ツイストは女性の姿勢が縦系。3トウお見事 スロー3ループはきれいに回ってたのに惜しい転倒。一歩をゆったりと伸ばすステップがいい。若々しく爽やかなペア。
<G6>
エミリー・チャン/スペンサー・アキラ・ハウ(アメリカ) SP:70.23(5)
「Nyah」♪ 黒に赤。フラメンコのムードをしっかり出しながら、見事な3ツイスト、スロー3ループは両足着氷かな。3トウは決まったと思ったが回転不足 フラメンコで踵を打ち鳴らすようなステップがカッコよく、完璧に合わせたキレのいいスピンでフィニッシュ。
男性がかつて日本代表ジュニアのペアだったことがあるので、声援が大きかった
サラ・コンティ/ニッコロ・マチイ(イタリア) SP:73.24(3)
「Oblivion (Una Sombra Màs)」♪ ベージュにストーンで黒スカート、男性は白シャツに黒ベスト。哀愁を帯びた女性ボーカルで始まる。3ツイストしっかり、スロー3ループ頑張り、3サルコウは美しく。ステップはしっとりと魅せ、スピンも音楽に溶け込むようだった。
感激の自己ベスト更新
三浦璃来/木原龍一 SP:80.72(1)
「You’ll Never Walk Alone」エルヴィス・プレスリー♪ 「りくりゅう」タオルと日の丸が会場中に翻る。柔らかなダンスリフトから入り、ふわっと上がってしっかり受け止める3ツイスト、教科書に載りそう(それでもレベルは2止まり⁈) 6分間練習で何度も確認していた3トウが決まった! リフトもすんなりと上がって下りて、“ベイビー”もどきのダンスリフトからスロー3ルッツ、お見事 「合うまで練習をやめない」というスピン、合い方が半端ない。ステップの途中から会場は拍手、デススパイラルを出てスライドするように向かい合ってフィニッシュ。
これが見られて、なんて幸せ 得点発表のとき、会場にアナウンスされる前にモニターを見た璃来ちゃんが跳び上がって喜ぶフライング 堂々の1位。
アレクサ・クニーリム/ブランドン・フレイジャー(アメリカ) SP:74.64(2)
「Separate Ways (Worlds Apart)」♪ グレー系。直前に地元ペアの神演技があって、ちょっとやりにくかったかも。3ツイストは良かったが、3トウで男性が転倒 ダイナミックなスロー3フリップ、リフトもりくりゅうに負けてない高評価。ステップにも躍動感があって、全体としては悪くなかった。
結果、三浦/木原が1位、2位クニーリム/フレイジャー、3位コンティ/マチイ、4位ステラト‐ドゥデク/デシャン。三浦/木原組は年間グランドスラムに大きく近づいた。
なかなかQマーク(フリー進出)がつかなかった中国ペア、ぎりぎり20位で進出を決めた。かつてのペア王国・中国も世代交代の時、これからまた上がってくるだろう。
フリーは23日(木)11時から。