なんだか一昨日は体調不良に陥り、一日中起きられなくて 全日本フィギュアスケート選手権のエキシビション、メダリスト・オン・アイスも録画しただけでまだ見てない。昨日ネットを見たら、織田信成選手が引退を発表したというニュース。そんなぁ~~~
「オリンピックか世界選手権代表に選ばれなかったら、そこで引退と決めていた」という。四大陸は若い選手に機会を、だそうだ。世界選手権に小塚崇彦と織田信成を派遣することにしてたら、もう少しだけ織田選手の試合での演技が見られたのかな・・・。3枠なら小塚と織田で取れないということはない。まさにバンクーバー五輪の前年、6位と7位でもぎとってきたのがこの2人。羽生結弦もいるんだし
引退セレモニーで選手仲間から花束を贈られて涙している写真を見ると、これはこれでいい引退なのかな、とも思うけど。
小塚と織田、選ばれなかった理由を、技術点から考えてみた。
全日本の小塚選手のフリーを見ていて、あれっと思ったのが最後のジャンプ。ダブルアクセル+2回転トウループだった。セカンドに3回転つけたらザヤックに引っ掛かるような構成? 後でジャッジスコアを見たらそうでもなかった。単に3回転がつけられなかっただけのようだ。
でも終盤の一番疲れているときのジャンプとはいえ、ダブルアクセル+2回転トウループでは、男子のトップクラスとしては寂しい。元々こんな構成だったのか?と、今シーズンのジャッジスコアをチェック。
最後の一つ前が、本来なら3回転ルッツ+3回転トウループだった。今回はルッツで転倒してしまったので、その分リカバリーしたわけだ。それはいいけど、最後がダブルアクセルというのは、少しもったいないような、、、。羽生結弦や町田樹のフリーには入ってない。
さらによく見ると、今シーズンの小塚は3回転ループを跳んでいない。
遡ると、昨年の全日本、その後のガルデナ・スプリング・トロフィーでも跳んでいない。昨年の全日本といえば、後から足に怪我があったことが明かされた頃。その後なかなか痛みが取れず、根本的な治療には手術が必要で、手術をしたらソチ五輪には間に合わないので、今季は手術せずにここまできたという話だった。
8つのジャンプ要素でザヤックルール違反を避けつつ少しでも高得点を取るには、全種類の3回転は必須のはず。ループより基礎点の低いサルコウを残しているのは、ループジャンプが足に負担をかけるからなのか?
今シーズンの理想ジャンプ構成を推定してみると(基礎点1.1倍になる後半はx):
4回転トウループ
トリプルアクセル
3回転ルッツ+2回転トウループ+2回転ループ(3連続は後半に回すことも)
xトリプルアクセル+2回転トウループ(前半で3連続を跳ばなかった場合はここで+2回転ループ)
x3回転フリップ
xダブルアクセルまたは3回転サルコウ
x3回転ルッツ+3回転トウループ
x3回転サルコウまたはダブルアクセル
ジャンプ合計は63.87が基礎点になる(後半に3連続を跳んだら64.05)。スピンとステップが全部レベル4が取れたと仮定すると、合計は79.77(79.95)。全日本では3回転予定が2回転になったりステップのレベルが3だったので、基礎点合計は76.09だった。GOEの加点はしっかりついて、技術点は86.11。だいたい85点から90点が目標のプログラムといえる。
演技構成点は今回89.00だったが、国際大会では前にGPシリーズで84点台が出たことがある。今季は80点ちょうどくらいだが、出来がよければもう少し乗せられるはず。合計では175点くらいが見込めるだろうか。
・・・見込めるけど、今季のGP2大会ではちょっと遠かった。全日本では174点出たけど。
織田はもう少し点が取れる構成。
4回転トウループ+3回転トウループ
4回転トウループ
トリプルアクセル+2回転トウループ
xトリプルアクセル
x3回転ルッツ+1回転ループ+3回転サルコウ
x3回転フリップ
x3回転ループ
xダブルアクセル
ジャンプ合計で70.63。織田も最後がダブルアクセルだけど、3連続コンビネーションが3-1-3、全種類の3回転を網羅した上で追加がダブルアクセルの形。スピンとステップで全部レベル4が取れたら合計は86.53だけど、なかなか全部は取れないので、、、レベル3なら84.53というところ。グランプリファイナルではこの目標に近い83.49の基礎点に約8点のGOE加点だった。全日本では4回転が1本しか入らず、スピンのレベルも1があるので基礎点は77.89と低めになったが、GOEは14点近い加点をもらった。90点以上、理想的には95点に近づけたいプログラム。
演技構成点はだいたい84、5点なので、MAX180点くらい。全日本はほぼそれに近かったかな。
小塚も織田も、全日本での演技はよかった。ただ、さらに得点を伸ばせるかどうかという点では、小塚は構成の面で限界があり、織田はあと4回転1本分だけ、というところかと思われる。
全日本の高橋大輔は理想には程遠い出来だったが、予定通りできたら
4回転トウループ
4回転トウループ+2回転トウループ
トリプルアクセル
xトリプルアクセル+2回転トウループ
x3回転ルッツ+2回転トウループ+2回転ループ
x3回転ループ
x3回転フリップ
x3回転サルコウ
ジャンプ合計67.25。コンビネーションにつけるトウループをどれか一つ3回転にすると、70.05ないし70.23になる。ステップはレベル4が期待できるし、スピンは全日本ではコンビネーション2つでレベル4、レイバックでレベル3を獲得。合計15.8を加えて83.05から86.03が理想の基礎点(レイバックが認められずアップライトになると0.5下がるけど^^;)。GOE加点10点でも95点前後になる。
なんといっても高橋大輔は、演技構成点で高得点が見込める。NHK杯でも91.34だし、過去にISUの大会で何度も90点越えしている。合計185点かそれ以上出せる可能性は十分にある、かもしれない。
実際にそれを今季見せてはいない。が、可能性は一番大きいと看做されたのではないだろうか。
さて、町田樹はどうだったか。全日本でのジャンプは:
4回転トウループ
4回転トウループ+2回転トウループ
トリプルアクセル+3回転トウループ
xトリプルアクセル
x3回転ループ
x3回転ルッツ
x3回転フリップ+2回転トウループ+2回転ループ
x3回転サルコウ
理想の構成をきっちりやってみせた。基礎点合計85.12、もう上げるところはスピンのレベル一つ分、0.4しかない 加点も10点以上稼いだし、演技構成点は今季国際大会でも82、3点取れてるから、180点に手が届く。あとは五輪本番で再現するだけ!
4回転が2本入れば織田のほうが点は取れそうだが、大一番でSP・フリーとそろえたのが偉い。文句なしだった。
高橋大輔の可能性が大きく評価されていたということは、小塚と織田が倒すか迫るべき相手は町田だったかも。織田はSPで出遅れてなければ…。小塚は順位より得点を狙う必要があったのかもしれない。
こちらの記事に「選考基準には言葉が足りなかった。選手たちは自分の立ち位置がわかっていれば」とある。高橋大輔はたしかに無理する必要がなかったかもしれないが、無理して2本の4回転に挑んだことで、可能性の大きさを改めて示すことになった。一方で小塚は、堅実に得点を重ねる力は示せたが、可能性の大きさで高橋大輔より優位に立てなかった。わかっていたら、構成を変える選択もあったかもしれない。
選考基準とはなんの関係もないけれど、SPが終わって小塚が「なんでこんなに点が出たのか」と高得点にとまどう発言をしていた。久々に小塚らしいスケーティングが評価されたんだから、そんな謙遜しなくていいのに…(何度も転倒しても高得点が出ることもあるんだし)。少し“弱気”な印象を与えたのでは、、、少なくとも後押しにはならなかった気がする。天下の高橋大輔を押しのけて出ようと言うからには相当の覚悟を見せてほしかった?!
織田の引退表明を受けて、四大陸選手権には無良崇人が出場となった。無良も小塚も今は口惜しいだろうけど、今ある力を発揮してほしい。来季以降につながるように
起きたら決まってた
夕方、ちょっとひと眠りのつもりで布団に入って、目が覚めたら夜10時半、、、
全日本フィギュア女子フリー、思いっきり見逃した。録画は成功したので(笑)あとでゆっくり見よう。
ソチ五輪、世界選手権、四大陸選手権、世界ジュニアの代表も決まっていた。
・・・第3の男は、大ちゃんだった。
<ソチ五輪代表>
男子 羽生結弦 町田樹 高橋大輔
女子 鈴木明子 村上佳菜子 浅田真央
ペア(団体) 高橋成美/木原龍一
アイスダンス キャシー・リード/クリス・リード
<世界選手権>
男子 羽生結弦 町田樹 高橋大輔
女子 鈴木明子 村上佳菜子 浅田真央
ペア 高橋成美/木原龍一
アイスダンス キャシー・リード/クリス・リード
<四大陸選手権>
男子 小塚崇彦 織田信成 田中刑事
女子 村上佳菜子 宮原知子 今井遥
アイスダンス 平井絵巳/マリオン・デラ・アスンシオン
<世界ジュニア選手権>
男子 田中刑事 宇野昌磨
女子 本郷理華 宮原知子
ソチ五輪と世界選手権で、多少違うメンバーを選ぶ可能性もあると思ってたんだけど
五輪の後の世界選手権は、五輪で活躍したトップ選手が出場しないケースも多い。そこへがっつりフル代表メンバーを送り込むのは、地元日本開催というのもあるし、今季限りで引退する選手の最後の試合を日本で、というのもある。同時に、来季の枠もしっかり取っておきたいかな。ペアの高橋/木原組が世界選手権に出るのかと思うと嬉しい
五輪前の四大陸は、これまた五輪に出場予定の選手が出てこないほうが多い。今回両方出るのは村上佳菜子のみ。若いから大丈夫、というより、ポイントを稼いで世界ランクを上げ、五輪で有利な滑走グループに入れたいだろう。ペアとアイスダンスは五輪の団体戦が控えているので当然お休み。
第3の男に選ばれなかった小塚崇彦、どの基準も次点で涙をのんだ織田信成、この2人は世界選手権でもいいと思ったが、四大陸に派遣。織田信成はおそらくこれが“引退試合”になる。開催地は台北だから、日本からもファンがたくさん応援に行けそう。
小塚孝彦は補欠としての待機があるのかもしれないが、少し早めにオフに入って、手術も含めて体のケアができるといいと思う。あと何年やるかわからないが、少なくともまだ引退しないんだから。
タイトルの“かけもち”は、四大陸と世界ジュニアに選出された田中刑事と宮原知子。
田中刑事は全日本ジュニアで優勝したので、元々世界ジュニアには内定していた。年齢から来季は必ずシニアに上がるので、一足先にシニアの選手権を経験できるのはいいことだ。ポイントを稼いで世界ランクを上げれば、来季はGPシリーズの出場も可能になる。
宮原知子は、今季ジュニアの大会には全く出場してないので、選考対象外かと思っていた。しかし選ばれたということは、世界ジュニアも派遣希望を出していたんだろう。ミニマムポイントは昨季の分が使えるし、「今季のショートプログラムの課題」はループジャンプとフライングシットスピンだから、問題なく対応可能。あとはフリーを30秒短くすればいい。
全日本ジュニアで2位の三原舞衣は12位、3位の松田悠良は9位と、「ジュニア年齢で派遣希望のある上位3名」には入れなかった。2枠しかないので、本郷理華ともう1人強い選手を出して、来年の3枠も確保したいところかな。ラディオノワなど強力ロシア勢といい勝負をしてほしい
世界のどこよりも厳しい国内選手権、オリンピックでメダルを取るよりここで勝つ方が難しいかもしれない大会が終わった。
選手の皆さん、コーチやスタッフの方々、お疲れさま
誰を選ぶべきか?
“予想外の番狂わせ的な結果になったときに、どう考えるか”と書いたら、本当にそうなってしまった、、、
2013年第82回全日本フィギュアスケート選手権、男子が終わって、ソチ五輪代表選びが難しい。優勝の羽生結弦は決定、2位の町田樹は世界ランク・シーズンベストスコア共に日本人上位3人に入っているので、おそらく問題なく選ばれると思われる。
問題は3人目。世界ランクとシーズンベストスコアでは高橋大輔が日本人上位3人に入っているが、全日本選手権で3位だったのは小塚崇彦。小塚は世界ランクで6番手の17位、シーズンベストスコアでは日本人5番目。どっちを重視すればいいのか?
(ちなみに、私がランキングorスタンディング?と悩んだシーズンワールドランキングでは、高橋大輔は15位で4番手、小塚崇彦は25位で5番手。2人ともジャパンオープンに出場でGPシリーズ開始前の国際大会に出ていないので、GPシリーズでの成績がそのまま反映された形だ。)
全日本での得点差はちょうど12点。オーバーターンしても4回転を片足で下りられた小塚崇彦と、両足や回転不足や転倒があった高橋大輔、コンディションや練習密度の差はこのへんに出てきたか。
長光コーチが「あと1週間あったら」とコメントしているが、万全の体調で臨めなかった悔しさはたまらない。他国なら国内選手権を免除される場合もあるし、高橋大輔ほどの選手なら十分ありうる。それが許されないほど、今の日本男子はレベルが高くなっているのだった。
mixiでは、「小塚・織田・高橋の3人で選考会をやったら」「3人を四大陸に出場させて、一番よかった選手にしたら」等の意見が飛び交っている。ロシアなどはヨーロッパ選手権の成績まで含めて決定するそうで、同じようなチャンスを与えたいという気持ちはわかる。時間的な余裕があればそれも可能だろうけど、、、あいにく四大陸からソチ五輪までは約1週間しかない
どうあってもこのタイミングで決定しなければならないのなら、どんな戦略で選ぶか、だ。
個人として、オリンピックでメダル獲得が期待できそうか。今季のプログラム内容と成功率、演技構成点での国際的な評価を考えると、高橋大輔が少しリードしている?
コンディションを万全に整えられるか。高橋大輔の右足を完治させる時間はありそう。小塚崇彦も痛みを抱えているが、全日本での内容を見ると状態は悪くないし、疲れをためないようにうまく練習していけば、もっといい演技は期待できると思う。
経験値としては、高橋大輔は2度、小塚崇彦は1度五輪に出場。2人とも昨年ソチで開催されたGPファイナルに出場して、五輪会場も経験済み。この点はイーブンか。
ワイドショーでは「団体戦もあるし、チームジャパンの精神的なリーダーとしての役割」に言及する人がいた。「水泳の北島康介選手のような」。高橋大輔は国別対抗戦でキャプテンを務めたこともあるし、今まで日本フィギュア界を引っ張ってきた人でもあるので、そういう部分はたしかにあるかも。
そこで考えたいのは、団体戦と個人戦に、それぞれどういう作戦で臨むべきか。
団体戦で「メダルが目標」と日本スケート連盟は考えているようだが、そんなにうまくいくのかしら
まずショートプログラム&ダンスで10ヶ国中5位までに入らないとフリーに進めない。1位10ポイント、2位9ポイント・・・10位1ポイントの合計で、ペアとアイスダンスでは最悪1ポイントずつしか獲得できない可能性もある。すると男女シングルでは9ポイントか10ポイントずつ取っておきたい。当然、シーズンベストスコアでトップの選手を投入したい。
一方、その選手たちは個人戦でも金メダル候補なわけで 個人戦に疲れが残ってしまっては困るから、SPとフリーどちらかだけにしておきたい。しかしポイント計算上、ほかの選手ではフリーでメダルに届きそうにない場合、どうするか。
選考基準で「シーズンベスト最上位者、SPとフリーが同一選手の場合はフリーは次点の選手」となっているが、「事前に発表しないように」とISUから通達されたので、この基準どおりにはしないと思われる。それでも、ショートの結果が出たらすぐにフリーで滑る選手の名前を提出しないといけないから、実際には五輪開幕前に決めておくことになるだろう。ショートの結果が微妙でも、選手たちのコンディション調整も考えたら、急には替えられそうにない。そして高橋大輔を選んだ場合、団体戦にも出るという負担はかけられないだろう。
個人戦では戦うのは各個人だが、チーム日本として他国の有力選手たちにプレッシャーをかけて、確実に1人ないし2人にメダルを取らせたいところ。3人がそろってSPでいい得点と順位を確保することで“包囲網”になる。それができる選手がいたほうがいい。
と考えた時、演技構成点が常に高く、ジャンプにミスがあってもそれなりの点が出せる高橋大輔は、「ミスのない演技をされたらこわい」と思わせる選手。その点では世界選手権銀メダリストといえども、小塚選手はそれほどこわくないかもしれない。高く評価されるスケーティングがあるけど、ジャンプが完璧でなければそこまで高得点は出ないと思われていそうだ。
チームリーダーとしては、、、長らく高橋・織田につづく“末っ子キャラ”だった“たかちゃん”こと小塚は、もし選ばれれば男子3人の中では最年長になるわけだが、今までそんな立場を見たことがないだけに、少し頼りない気もする。しかし実際のところ、どこまでそんな役割が必要とされるのか
スケート連盟はどう考えているだろうか。高橋選手の怪我の状態などを詳しく確認したりしているかな。「五輪以外(世界選手権や四大陸)はない」とコメントしている高橋選手、五輪には派遣しないが地元日本開催の世界選手権を引退の花道に、、、とはできないのかな。
つらつら考えても、どっちがいいかなんて、わからない~~~
強いて言えば、小塚選手のほうが、全日本3位になったことで意欲を燃やしている感じがする。高橋選手は納得いく演技ができなかったことでがっくりしているようだけど、、、選ばれたらしっかり復活してくれる?
「誰を選ぶにしても、スケート連盟は理由を説明してほしい」とmixiに書いてる人がいた。同意
シーズンワールドランキングでは2位と今季好調だった織田信成選手だが、やはり基準は“スタンディング”のほうだったらしく、報道ではすでに選考対象からはずれたとされている。控室で泣きながらコーチや関係者と抱き合っている映像もあって、本人も五輪はないと諦めているようだ。GPファイナルで3位、世界ランク4番手の10位、シーズンベストスコア日本人4番目、全日本選手権4位、全ての条件で“次点”、惜し過ぎる
けれど織田選手は、四大陸でも世界選手権でも、チャンスを与えられたら笑顔で滑ってくれそうだ。そして昨季のような演技ができないでいる無良崇人には、奮起して来季につなげる演技をどこかで見せてほしい。
2013年第82回全日本フィギュアスケート選手権、男子フリー。後半はテレビで生放送、という話だったが第3グループは追っかけ?! 経過と結果はこちらで。
第2グループまで終わった時点で、村上大介205.86、日野龍樹191.20、本田太一170.47と続いている。
#13 田中刑事 SP:71.78 FS:139.74 合計:211.52
「ドクトル・ジバゴ」♪ 体を大きく使って滑れるようになっている。冒頭の4回転は回転不足で下りてしまい、2回転になったジャンプもあったが、トリプルアクセルなどはしっかり決めて、ジュニア第一人者の力は示した。
#14 中村健人 SP:69.16 FS:136.33 合計:205.49
放送なし。
#15 坪井遥司 SP:67.22 FS:141.36 合計:208.58
放送なし。
#16 佐々木彰生 SP:65.73 FS:122.65 合計:188.38
「80s」♪ アップテンポにのって踊りまくる。ユニバーシアードから帰って1週間もなくて大変だったんじゃないかな、、、トリプルアクセル、後半のジャンプと2回転倒があって惜しかったが、片手上げルッツやコレオシークエンスでは見せてくれた。
#17 山本草太 SP:65.90 FS:104.72 合計:170.72
放送なし。
ここからLive放送となる。
#18 無良崇人 SP:71.25 FS:145.47 合計:216.72
「Shogun」♪ 昨年の曲、昨年の縞模様の衣装に戻しての挑戦。4回転はオーバーターン、3回転+3回転は決まる。もっとも得意なはずのトリプルアクセルが1回転に 後半のジャンプはだいたい決まっていたが、、、厳しい。
ここから最終グループ。6分間練習のBGMに「Virtigo」がかかっている。
#19 羽生結弦 SP:103.10 FS:194.70 合計:297.80
ニーノ・ロータ「ロミオとジュリエット」♪ ポジションに入る前、わずかに笑みを浮かべたように見えた。4回転サルコウはあとちょっとのところでステンと転倒したが、4回転トウループは根性で下りる。中盤は少しいつもよりスピードがない気がしたが、その分スローパートの表現をしっかり入れながらトリプルアクセルを決めた感じ。最後まで力を尽くして滑り切った。
#20 宇野昌磨 SP:72.15 FS:144.34 合計:216.49
「Steps」♪ 羽生の高得点の後に出ていったが、落ち着いていた。トリプルアクセルは転倒したが、ほかのジャンプはノーミス。肩、胸、指先、体を大きく使って表現する。滑走姿勢がきれいなので、何もしていないような部分でも見栄えがする。堂々たる点数に、山田コーチが喜び過ぎ(笑)
#21 織田信成 SP:77.72 FS:178.75 合計:256.47
ロッシーニ「ウィリアム・テル」♪ 冒頭の4回転+3回転が決まった!2本目は3回転になってしまったが、ミスらしいミスはこれだけ。トリプルアクセルの着氷の柔らかさ、この人にしかない。コレオシークエンスに入る前には笑顔だった
#22 高橋大輔 SP:82.57 FS:170.24 合計:252.81
ビートルズ・メドレー♪ 濃い紫の衣装。4回転は転倒、2本目は途中で開いた。トリプルアクセルが決まってほっとしたが、、、手から血が・・・。表現の一つ一つの豊かさは、ジャンプのミスを補って余りある。というより、ジャンプなんかなくたってかまわない、ダイスケの滑り。最後の「Long and Winding Road」でコレオシークエンスのあたりでは、少し目が潤んでいる気がした。終わった瞬間、涙をこらえているような気がした。
#23 町田樹 SP:93.22 FS:183.82 合計:277.04
ストラヴィンスキー「火の鳥」♪ 飛翔した。4回転2本、トリプルアクセル2本、全部のジャンプを多少ふらついても根性で立つ。コレオシークエンスの途中で何かに引っ掛かったのか、ちょっと中断みたいになってしまったが、ミスはそれだけ。終わってやりきった顔。
#24 小塚崇彦 SP:90.70 FS:174.11 合計:264.81
「ロンド・カプリチーソ」♪ 珍しく背中にダーツがない、ワインカラーにクリスタルを散りばめた衣装は、品のいいきらびやかさ。4回転はオーバーターンしたが着氷。絹糸のような滑りに裏打ちされたシャープなジャンプが戻ってきた。終盤ルッツで転倒したのが惜しかったが、、、世界選手権銅メダルの演技を思い出させる、強い“たかちゃん”がいた。
結果、優勝は羽生、2位町田、3位小塚、4位織田、5位高橋、6位無良。7位に宇野昌磨、8位に田中刑事とジュニア勢も健闘した。
優勝した羽生結弦はソチ五輪代表に決定。あと2人は明日の発表待ちだが、町田樹はおそらく決まりだろう。3人目はいったいどうなるのか、、、
表彰台は、今季限りで引退“しない”3人だった。
こんなに疲れた全日本選手権は初めてかも。そしてなぜか録画に失敗した
2013年第82回全日本フィギュアスケート選手権、女子ショートプログラムのテレビ放送が始まった。(結果はこちら)
#5 本郷理華 59.25
「ドンキホーテ」♪ 赤に黒をあしらった衣装がよく似合う。二重のスカートがスピンできれいに広がって素敵。バン!と音が鳴るところにピッ!とポーズする振付で、バレエらしい雰囲気がいい。スピードにのって3回転トウループ+3回転トウループが決まり、フリップとダブルアクセルもぴたり。スピンのダイナミックなウィンドミルで拍手。
#19 宮原知子 66.52
「戦場のメリークリスマス」♪ 袖の先が広がっている紫の衣装は、ほどよく大人っぽく体を大きく見せる。静かな曲調でステップから入り、3回転ルッツ+3回転トウループと女子としては高難度のコンビネーション。フリップ、ダブルアクセルもきれい。レイバックスピンのヘアカッターからビールマンへのチェンジ、キャメルスピンを終わるときの動きなど、細かいところも美しい。得点を見て本人よりコーチたちが大喜び
シャイで声が小さいことで知られるが、インタビューではかなりはきはき喋れるようになった
#21 大庭雅 55.07
「テンペスト」♪ 初めて全日本に出てきたころは“ぴょんぴょん跳ぶ子”というイメージだったが、大きくなった体格と筋力のバランスがよくなって、ジャンプもステップもスケーティングも、とても安定して見える。3回転ループ+3回転ループのコンビネーションを予定していたが、ループは単独に、サルコウにトウループで3-3を跳んだ。「ループもトウループも得意なので、状況によって判断できる」と解説の荒川静香さん談。
#23 中塩美悠 54.65
「フォッシー」より♪ 黒のスカートの裏からのぞくショッキングピンクが鮮やか。モダンな曲で元気よく、よく動いて踊っていた。スピンは少しトラベリングがあったかな^^;
#24 今井遥 60.63
メンデルスゾーン「無言歌」♪ 淡いピンクがよく似合う。3回転サルコウ+3回転トウループが決まり、ループ、アクセルと決まってにっこり 柔らかな曲にひらひら動く指先が、いつもながら愛らしい。盲腸にかかったという話で心配されたが、今日は大丈夫。
#15 木原万莉子 56.35
「コットンクラブ」より♪ 織田信成が使っているのと同じ曲。裾や腕にフリンジをあしらった衣装が、風になびいて印象的。3回転+3回転はじめジャンプはクリーン。踊りにはまだ少し照れがあるような感じだけど、これからが楽しみ。
#25 安藤美姫 64.87
「マイウェイ」♪ ブルーの透け感のある新しい衣装が素敵。3回転サルコウ+3回転トウループなどジャンプが全部決まって微笑みながらステップを踏んでいく。最後は微笑みがうれし涙になった。
よくここまで鍛え直してきたと思う。フリーでどこまでできるかわからないし、ソチ五輪代表になれるかどうかはわからないが、挑戦したことにどれだけ大きな意義があることか。
#26 浅田真央 73.01
ショパン「ノクターン」♪ 藤色と葡萄色のグラデーションの衣装。トリプルアクセルを下りたが、スローで見ると回転不足か^^; しかしそれ以外は何の心配もなく、ただ美しい滑りに浸ればいい。本人はそれなりに満足そう。
#29 村上佳菜子 67.42
「バイオリン・ミューズ」♪ 以前使っていた曲に戻して、気迫のこもった演技。ジャンプが決まれば気持ちの入ったステップも冴える。終わった瞬間は佳菜子スマイルどころか大泣き。フェンスに走っていって山田コーチとハグ、キス&クライで得点を見て大泣き。子どもか
#30 鈴木明子 70.19
「愛の賛歌」♪ 最終滑走、緊張もありながら堂々と。いつも以上に感情のほとばしる表現の中で、ダブルアクセルが決まれば、あとは喜びに向かうステップ。インタビューで「緊張であくびが止まらなかった。この状況で緊張しない訳はないので受け入れた」。きっとフリーも大丈夫。
このあとは男子フリー後半の生中継、のはずじゃなかったっけ? もう第3グループ始まってるのに、、、じれったい
ヤバい、もう始まってる
2013年第82回全日本フィギュアスケート選手権、女子ショートプログラムの滑走順に今季の成績やベストスコアをまとめた。
・東/西/Jと数字は、東日本/西日本/全日本ジュニア選手権の順位
・ISUはISU公認のシーズンベスト。国際はその他の国際大会、国内はブロック大会と東日本/西日本/全日本ジュニア選手権の中で高かったスコア。
・ISUシーズンベストが一番高い場合はそれだけ。他の大会でより高いスコアがあったら表示。
SP | フリー | 合計 | ||||||||||
G1 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | |||
1 | 西7 | 村元 哉中 | 関西大学 | 47.53 | 85.58 | 133.11 | ||||||
2 | J3 | 松田 悠良 | 邦和SC | 42.59 | 55.15 | 87.49 | 108.61 | 130.08 | 163.76 | |||
3 | 西12 | 國分 紫苑 | 関西大学 | 43.33 | 84.42 | 125.09 | ||||||
4 | J2 | 三原 舞依 | 神戸PFSC | 45.94 | 48.97 | 53.19 | 95.88 | 96.06 | 100.66 | 141.82 | 145.03 | 153.85 |
5 | J1 | 本郷 理華 | 愛知みずほ大瑞穂高校 | 50.10 | 52.84 | 98.93 | 110.28 | 147.02 | 163.12 | |||
6 | 西11 | 藤澤 亮子 | 飯塚フィギュアクラブ | 51.87 | 79.23 | 125.26 |
SP | フリー | 合計 | ||||||||||
G2 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | |||
7 | 西9 | 山田 さくら | アクアピアスケーティングC | 45.24 | 86.22 | 128.72 | ||||||
8 | 西5 | 小槙 香穂 | 就実学園 | 47.23 | 90.41 | 135.87 | ||||||
9 | 西8 | 細田 采花 | 関西大学 | 47.80 | 89.34 | 135.87 | ||||||
10 | 西13 | 安原 綾菜 | 滋賀レイクスターズ | 48.01 | 84.28 | 132.29 | ||||||
11 | 東4 | 庄司 理紗 | 駒場学園高校 | 44.71 | 47.55 | 80.19 | 90.18 | 124.90 | 137.73 | |||
12 | 西10 | 鈴木 沙耶 | 京都醍醐FSC | 48.73 | 92.14 | 140.87 |
SP | フリー | 合計 | ||||||||||
G3 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | |||
13 | J7 | 加藤 利緒菜 | 長尾谷高校 | 57.43 | 107.66 | 165.09 | ||||||
14 | 東5 | 谷川 詩織 | 青森GOLD F・S・C | 47.61 | 88.04 | 135.65 | ||||||
15 | J4 | 木原 万莉子 | 京都醍醐FSC | 53.74 | 97.00 | 150.74 | ||||||
16 | J6 | 坂本 花織 | 神戸FSC | 52.80 | 53.20 | 55.81 | 93.69 | 102.28 | 108.34 | 146.49 | 155.48 | 164.15 |
17 | 西14 | 岡本 万柚子 | 岡山学芸館高校 | 46.19 | ||||||||
18 | 西6 | 上野 沙耶 | 関西大学 | 55.79 | 90.42 | 146.21 |
SP | フリー | 合計 | ||||||||||
G4 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | |||
19 | 宮原 知子 | 関西大学中・高スケート部 | 58.39 | 111.82 | 115.42 | 118.63 | 170.21 | 174.49 | ||||
20 | 東3 | 山本 真由 | ROYCE'F・S・C(札) | 51.17 | 87.19 | 138.36 | ||||||
21 | 西2 | 大庭 雅 | 中京大中京高校 | 57.51 | 102.44 | 152.13 | ||||||
22 | 東1 | 西野 友毬 | 明治大学 | 39.60 | 59.81 | 72.31 | 104.54 | 111.91 | 164.35 | |||
23 | 西1 | 中塩 美悠 | 広島スケートクラブ | 55.65 | ||||||||
24 | 今井 遥 | ムサシノFSクラブ | 54.79 | 95.75 | 110.93 | 150.30 | 163.64 |
SP | フリー | 合計 | ||||||||||
G5 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | |||
25 | 東2 | 安藤 美姫 | 新横浜プリンスFSC | 62.81 | 114.01 | 176.82 | ||||||
26 | 浅田 真央 | 中京大学 | 73.18 | 136.33 | 207.59 | |||||||
27 | 西4 | 森 衣吹 | 中京大中京高校 | 44.83 | 94.88 | 139.71 | ||||||
28 | 西3 | 友滝 佳子 | 岡山理大附高校 | 51.39 | 91.78 | 143.17 | ||||||
29 | 村上 佳菜子 | 中京大中京高校 | 57.33 | 113.22 | 165.95 | |||||||
30 | 鈴木 明子 | 邦和スポーツランド | 66.03 | 127.99 | 193.75 |
途中経過はこちらで。
103.10
2013年第82回全日本フィギュアスケート選手権。男子ショートプログラムで、全日本史上初の100点越えが出た。
ISUの大会ではまだ、100点越えはない。国内選手権の“参考記録”としては、エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)とパトリック・チャン(カナダ)が出したことがある。その記録をさらに塗り替えた、羽生結弦。
初めから落ち着いた顔で、一つ一つ振付のポーズを決めながら滑りだす。音より早く動いてるような気がして、気がはやってるのかと思ったが、、、4回転を余裕で決める。音を体が自然に拾っていく。いつもの難しいターンからトリプルアクセルを跳んで“決めたぜ”ポーズが出ると、ぐいぐいスピードにのっていく。
3回転ルッツで一瞬傾いたが、難なく3回転トウループを下りてしまえば、もう微笑みさえ浮かべながら、気持ちよくステップを踏むだけ。まるで競技会ではなくてエキシビションかアイスショーのように楽しんでいる。これは出る、と思った。
最後のスピン、途中のジャンプだけは少しひやっとするが、バランスは崩さない。フィニッシュのガッツポーズはそのまま人差し指を立てるポーズになった。
本人も自信があったんだろう。キス&クライで得点を見た瞬間、オーサーコーチとハイタッチ。
「フリーでもやるべきことをやるだけ」もう崩れることは考えられないほど逞しくなっている。昨年の“死闘”からたった1年で。
君、すごすぎる、、、
2013年第82回全日本フィギュアスケート選手権、滑走順が発表された。男子ショートプログラムをグループ順に、今シーズンのベストスコアをまとめてみた。
・東/西/Jと数字は、東日本/西日本/全日本ジュニア選手権の順位
・ISUはISU公認のシーズンベスト。国際はその他の国際大会、国内はブロック大会と東日本/西日本/全日本ジュニア選手権の中で高かったスコア。
・ISUシーズンベストが一番高い場合はそれだけ。他の大会でより高いスコアがあったら表示。
SP | フリー | 合計 | |||||||
G1 | ISU | 国内 | ISU | 国内 | ISU | 国内 | |||
1 | J3 | 日野 龍樹 | 中京大学 | 67.30 | 69.40 | 132.34 | 136.98 | 199.64 | 202.38 |
2 | J1 | 田中 刑事 | 倉敷芸術科学大学 | 73.63 | 75.93 | 139.59 | 210.02 | 215.29 | |
3 | J4 | 本田 太一 | 関西大学中・高スケート部 | 50.42 | 57.33 | 95.17 | 113.12 | 145.59 | 170.45 |
4 | 東5 | 野添 紘介 | 明治大学 | 60.09 | 111.12 | 171.21 | |||
5 | 西9 | 多田野 康太 | 名古屋大学 | 42.59 | 81.10 | 123.30 |
SP | フリー | 合計 | |||||||
G2 | ISU | 国内 | ISU | 国内 | ISU | 国内 | |||
6 | 西5 | 吉野 晃平 | 関西大学 | 54.15 | 96.78 | 150.93 | |||
7 | J5 | 山本 草太 | 邦和SC | 56.15 | 59.11 | 100.08 | 119.92 | 156.23 | 173.53 |
8 | 西7 | 橋爪 峻也 | 中京大学 | 43.08 | 90.59 | 129.10 | |||
9 | 東4 | 近藤 琢哉 | 慶應義塾大学 | 59.88 | 116.81 | 176.69 | |||
10 | 西10 | 玉田 裕也 | 京都アクアリーナSC | 41.43 | 70.63 | 112.06 | |||
11 | J2 | 宇野 昌磨 | 中京大中京高校 | 67.09 | 71.61 | 130.73 | 134.49 | 197.82 | 206.10 |
SP | フリー | 合計 | |||||||
G3 | ISU | 国内 | ISU | 国内 | ISU | 国内 | |||
12 | 西13 | 則松 亮 | 福岡大学 | 42.56 | 70.35 | 111.52 | |||
13 | 西8 | 近藤 眞樹 | 関西学院大学 | 42.38 | 94.24 | 133.18 | |||
14 | 西11 | 江口 涼一 | 中京大学 | 38.01 | 74.87 | 112.88 | |||
15 | 西6 | 山本 拓海 | 関西学院大学 | 45.89 | 96.69 | 142.58 | |||
16 | 西12 | 杉中 建人 | 大阪スケート倶楽部 | 37.76 | 83.38 | 121.14 | |||
17 | J6 | 友野 一希 | 上野芝スケートクラブ | 53.87 | 111.87 | 165.75 |
SP | フリー | 合計 | ||||||||||
G4 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | |||
18 | 西1 | 町田 樹 | 関西大学 | 91.18 | 93.66 | 174.20 | 265.38 | |||||
19 | 無良 崇人 | 岡山国際スケートリンク | 79.97 | 82.63 | 147.25 | 149.99 | 227.22 | 232.62 | ||||
20 | 東1 | 村上 大介 | 陽進堂 | 73.84 | 75.50 | 149.05 | 222.89 | |||||
21 | 織田 信成 | 関西大学 | 87.34 | 175.64 | 262.98 | |||||||
22 | 西4 | 山田 耕新 | 関西大学 | 54.84 | 107.10 | 161.94 | ||||||
23 | 東3 | 中村 健人 | 立教大学 | 67.83 | 124.70 | 131.21 | 192.53 | 193.23 |
*織田選手のISUベストスコアは、ネーベルホルン杯(ソチ五輪予選を兼ねるためISU承認)のもの
SP | フリー | 合計 | ||||||||||
G5 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | ISU | 国際 | 国内 | |||
24 | 西3 | 磯崎 大介 | 同志社大学F | 55.03 | 118.22 | 173.25 | ||||||
25 | 羽生 結弦 | ANA | 99.84 | 193.41 | 293.25 | |||||||
26 | 高橋 大輔 | 関西大学 | 95.55 | 172.76 | 268.31 | |||||||
27 | 小塚 崇彦 | トヨタ自動車 | 81.62 | 153.20 | 158.42 | 230.95 | ||||||
28 | 西2 | 坪井 遥司 | 岡山大学 | 69.47 | 107.43 | 123.78 | 176.90 | 190.31 | ||||
29 | 東2 | 佐々木 彰生 | 明治大学 | 67.69 | 68.94 | 135.97 | 203.66 |
*小塚選手の国際大会フリーのスコアは、ジャパンオープンのもの
いよいよ始まる
今日のNHK「あさイチ」、プレミアムトークに「ごちそうさん」の東出昌大が出演
穏やかな、まだ若いのに落ち着いた話しぶり。イマドキのイケメンとちょっと違う。189cmの長身はスタジオではひときわ目立つ。父親役で共演する近藤正臣には「嫌いなところは背が高いところ」と愛情込めて言われている。
ドラマ収録の裏話は、「今までおにぎりを何個食べたか」とか、め以子が川に落ちて悠太郎が助けたシーンとか。なんと振袖では浮いてしまうので、め以子役の杏は重りを入れられたとか 5mプールでダイバーが控えた状態での撮影だが、けっこう必死で助けに行ったそうな。収録前日には潜る特訓
特訓はほかにも、建築の図面を引く時の鉛筆の動かし方とか、大阪弁を身につけるために寄席の繁盛亭でもぎりをしたり、喫茶店でバイトしたり。やるからには何でもやる奴か。
プライベートでは落語が好き(古今亭志ん朝のファン)、歴史小説が好き(“しばりょう”こと司馬遼太郎が特に)、最近は釣りや将棋にはまってるそうな。やっぱり、どことなく渋い。俳優になる前はパリコレに出たこともあるモデルだったのに
お父さんが剣道の先生で、「サッカーやバスケはやらせてもらえなかった」。バスケ部はさぞかし惜しがっただろう 家族の話を聞くと、どこかほんわりと、いい距離感が見える。でも父親の話をするのに過去形なのが気になってたら、東日本大震災の少し前に病気で亡くなったということだった。
好きな本として紹介した「対訳 21世紀に生きる君たちへ」(司馬遼太郎、ドナルド・キーン監訳)、読んでみなくちゃ
番組の最後に、視聴者から寄せられたFAXや質問。「和枝さんが『大きい人たちがどったんばったんしてよう眠れんかった』って言ってたのは、つまり、、、?」たしか「籍入れるのは、市役所の1階でちゃっちゃと」した日の夜だったかと 答えは「プロレスのはしりをやってたんじゃないですかね」(爆)
喧嘩して家出してため以子と仲直りする場面、胸キュンの台詞を番組の最後に言わされていた。
「あなたは、僕が見つけたたった一つの宝物ですから」
役者の最初は、映画「桐島、部活やめるってよ」だそうだ。この作品は「小説と映画で印象が大きく違う」という話を何かのコラムで読んで、小説のほうは読んだが映画はまだ見てない。借りてきて次男と鑑賞会しようっと
2013年第82回全日本フィギュアスケート選手権、エントリーから今季の成績などのまとめ(女子)。
・前回全日本は、2012年第81回大会の順位
・世界と五輪/四大陸の〇は、世界選手権とオリンピック/四大陸選手権のミニマムポイントをクリアし、出場可能な年齢に達しているもの
・ジュニアの〇は、ミニマムポイント・出場可能な年齢・今季のショートプログラムの課題で競技会出場を全てクリアしているもの
・大会名のあとのカッコ内は順位
・GP&ファイナルの大会結果 アメリカ カナダ 中国 NHK杯 フランス ロシア ファイナル
<シード及び免除>
前回大会3位まではシード。その他国際大会出場と日程が重なる場合、地区ブロック及び東日本/西日本選手権は免除。(宮原知子選手は近畿ブロック大会に出場して1位)
前回 | 世界 | 五輪 | ||||
全日本 | 四大陸 | 国際大会 | GP&ファイナル | |||
1 | 浅田 真央 | 中京大学 | 〇 | 〇 | アメリカ(1) NHK杯(1) ファイナル(1) | |
2 | 村上 佳菜子 | 中京大中京高校 | 〇 | 〇 | 中国(4) ロシア(7) | |
3 | 宮原 知子 | 関西大学中・高スケート部 | 〇 | 〇 | アジアンオープン(1) | NHK杯(5) ロシア(5) |
4 | 鈴木 明子 | 邦和スポーツランド | 〇 | 〇 | フィンランディア杯(2) | カナダ(2) NHK杯(3) |
14 | 今井 遥 | ムサシノFSクラブ | オンドレイ・ネペラ(1) | 中国(6) ロシア(9) |
<東日本> 1位から5位まで順に。
前回 | 世界 | 五輪 | |||
全日本 | 四大陸 | 国際大会 | |||
7 | 西野 友毬 | 明治大学 | 〇 | オンドレイ・ネペラ(16) | |
安藤 美姫 | 新横浜プリンスFSC | 〇 | 〇 | ネーべルホルン杯(2) アイスチャレンジ(2) ゴールデンスピン(2) | |
山本 真由 | ROYCE'F・S・C(札) | ||||
12 | 庄司 理紗 | 駒場学園高校 | 〇 | フィンランディア杯(8) | |
谷川 詩織 | 青森GOLD F・S・C |
<西日本> 1位から14位まで順に。
前回 | 世界 | 五輪 | ジュニア | ||||
全日本 | 四大陸 | 国際大会 | JGP | ||||
15 | 中塩 美悠 | 広島スケートクラブ | |||||
11 | 大庭 雅 | 中京大中京高校 | 〇 | 〇 | 〇 | ポーランド(4) エストニア(3) | |
13 | 友滝 佳子 | 岡山理大附高校 | 〇 | ||||
森 衣吹 | 中京大中京高校 | ||||||
小槙 香穂 | 就実学園 | ||||||
17 | 上野 沙耶 | 関西大学 | 〇 | ユニバーシアード(5) | |||
16 | 村元 哉中 | 関西大学 | 〇 | ||||
20 | 細田 采花 | 関西大学 | |||||
山田 さくら | アクアピアスケーティングC | ||||||
24 | 鈴木 沙耶 | 京都醍醐FSC | |||||
18 | 藤澤 亮子 | 飯塚フィギュアクラブ | |||||
23 | 國分 紫苑 | 関西大学 | |||||
安原 綾菜 | 滋賀レイクスターズ | ||||||
岡本 万柚子 | 岡山学芸館高校 |
<ジュニア> 1位~4位、6位・7位(5位の本田真凜選手はノービスなので出場できず)。/は年齢制限により出場資格がない(なかった)もの。
前回 | 世界 | 五輪 | ジュニア | ||||
全日本 | 四大陸 | 国際大会 | JGP | ||||
5 | 本郷 理華 | 愛知みずほ大瑞穂高校 | 〇 | 〇 | 〇 | メキシコ(4) ベラルーシ(3) | |
/ | 三原 舞依 | 神戸PFSC | / | / | 〇 | アジアンオープン(Jr2) | ベラルーシ(5) |
8 | 松田 悠良 | 邦和SC | / | / | 〇 | ラトビア(9) | |
木原 万莉子 | 京都醍醐FSC | ||||||
/ | 坂本 花織 | 神戸FSC | / | / | 〇 | アジアンオープン(Jr1) | チェコ(6) |
6 | 加藤 利緒菜 | 長尾谷高校 | 〇 | 〇 | 〇 | スロバキア(3) チェコ(4) |
どんな結末が待っているのか、、、ドキドキ
NHKの午前中のミニ番組「くらし☆解説」、18日(水)は「ソチ五輪 フィギュア代表選考の見方」。解説委員の刈屋富士雄氏が説明してくれるらしい。
刈屋アナといえば、トリノ五輪女子の実況で「オリンピックの女神は今日、荒川静香にキスをしました」と言ったのを思い出す。
10:05~10:15、一応録画予約
<追記>
番組の名前は、「くらし きらり 解説」と読むらしい^^;
さすが刈屋さん、わかりやすい説明だった。演技構成点について、「試合ごとに急に上がるものではなく、だんだん評価が定まってくる」「競技や公式練習をジャッジが見て、『この選手はこのくらい』と格付けをする」。「美術品を鑑定家や評論家が複数の目で見て時間をかけて評価するようなもの」とは、なんか笑えるけど言い得て妙。
選考基準3人目の条件「2人目の選考から漏れた選手と、全日本選手権終了時点でのワールド・ランキング日本人上位3名、ISU シーズンベストスコアの日本人上位3名選手の中から」に当てはまる選手として、男子は高橋大輔と町田樹、女子は鈴木明子・村上佳菜子・宮原知子の名前が挙げられた。ということは、ランキングorスタンディング?と悩んでたところはやはりスタンディングのほうだったか。
だとすると、なんで「ランキング」「スタンディング」と2種類の単語を使ったのか、日本スケート連盟の意図が不明だ。それとも、マスメディアの解釈のほうが実は間違ってるとか? 選手たちとコーチたちに正確に伝わっているなら問題はないが・・・。
いずれにしても、シーズンランキングかワールドスタンディングで上位3人に入ってる“だけ”では選ばれることは難しいから、表彰台は最低条件だろう。問題は、予想外の番狂わせ的な結果になったときに、どう考えるかだ。なんかもう、予想するのも怖ろしい
4年前は女子の熾烈な戦いにドキドキしたが、今回は男子のほうがより熾烈だ。ますますドキドキ
2013年第82回全日本フィギュアスケート選手権。発表されたエントリーから、予選ごとに今季の成績などをまとめた。まずは男子。
・前回全日本は、2012年第81回大会の順位。<>内はショートプログラムのみ(フリーに進めず)。
・世界と五輪/四大陸の〇は、世界選手権とオリンピック/四大陸選手権のミニマムポイントをクリアし、出場可能な年齢に達しているもの
・ジュニアの〇は、ミニマムポイント・出場可能な年齢・今季のショートプログラムの課題で競技会出場を全てクリアしているもの
・大会名のあとのカッコ内は順位
・GP&ファイナルの大会結果 アメリカ カナダ 中国 NHK杯 フランス ロシア ファイナル
・国際大会の結果 フィンランディア杯 オンドレイ・ネペラ ネーベルホルン杯 メラーノ杯 アジアンオープン ユニバーシアード
<シード及び免除>
前回大会3位まではシード。その他国際大会出場と日程が重なる場合、地区ブロック及び東日本/西日本選手権は免除。
前回 | 世界 | 五輪 | ||||
全日本 | 四大陸 | 国際大会 | GP&ファイナル | |||
1 | 羽生 結弦 | ANA | 〇 | 〇 | フィンランディア杯(1) | カナダ(2) フランス(2) ファイナル(1) |
2 | 高橋 大輔 | 関西大学 | 〇 | 〇 | アメリカ(4) NHK杯(1) | |
3 | 無良 崇人 | 岡山国際スケートリンク | 〇 | 〇 | オンドレイ・ネペラ(2) | カナダ(10) NHK杯(6) |
4 | 織田 信成 | 関西大学 | 〇 | 〇 | ネーべルホルン杯(1) | カナダ(3) NHK杯(2) ファイナル(3) |
5 | 小塚 崇彦 | トヨタ自動車 | 〇 | 〇 | アメリカ(6) 中国(3) |
<東日本> 1位から5位まで順に。
前回 | 世界 | 五輪 | |||
全日本 | 四大陸 | 国際大会 | |||
欠場 | 村上 大介 | 陽進堂 | 〇 | 〇 | メラーノ杯(2) |
8 | 佐々木 彰生 | 明治大学 | 〇 | 〇 | オンドレイ・ネペラ(5)/ユニバーシアード(3) |
6 | 中村 健人 | 立教大学 | 〇 | 〇 | フィンランディア杯(8) |
近藤 琢哉 | 慶應義塾大学 | ||||
22 | 野添 紘介 | 明治大学 |
<西日本> 1位から13位まで順に。
前回 | 世界 | 五輪 | ||||
全日本 | 四大陸 | 国際大会 | GP&ファイナル | |||
9 | 町田 樹 | 関西大学 | 〇 | 〇 | アジアンオープン(1) | アメリカ(1) ロシア(1) ファイナル(4) |
16 | 坪井 遥司 | 岡山大学 | 〇 | ユニバーシアード(13) | ||
18 | 磯崎 大介 | 同志社大学F | ||||
19 | 山田 耕新 | 関西大学 | ||||
吉野 晃平 | 関西大学 | |||||
山本 拓海 | 関西学院大学 | |||||
橋爪 峻也 | 中京大学 | |||||
近藤 眞樹 | 関西学院大学 | |||||
多田野 康太 | 名古屋大学 | |||||
玉田 裕也 | 京都アクアリーナSC | |||||
江口 涼一 | 中京大学 | |||||
杉中 建人 | 大阪スケート倶楽部 | |||||
則松 亮 | 福岡大学 |
<ジュニア> 1位から6位まで順に。/は年齢制限により出場資格がない(なかった)もの。
前回 | 世界 | 五輪 | ジュニア | |||
全日本 | 四大陸 | JGP&ファイナル | ||||
7 | 田中 刑事 | 倉敷芸術科学大学 | 〇 | 〇 | 〇 | スロバキア(1) チェコ(1) ファイナル(4) |
11 | 宇野 昌磨 | 中京大中京高校 | 〇 | 〇 | 〇 | ラトビア(3) エストニア(4) |
10 | 日野 龍樹 | 中京大学 | 〇 | 〇 | 〇 | メキシコ(2) ベラルーシ(2) ファイナル(6) |
14 | 本田 太一 | 関西大学中・高スケート部 | / | / | 〇 | ベラルーシ(10) |
/ | 山本 草太 | 邦和SC | / | / | 〇 | ラトビア(11) |
友野 一希 | 上野芝スケートクラブ |
熾烈な戦いだけど、みんないい演技ができますように
私がフィギュアスケートを見ている後ろで、つれあいがずっとカーリングを見ていた。私もちらちら見ながらドキドキ
中国に1点差で負けて、小笠原選手が「自分のショットが全てだった」と悔し泣き。しかし、その数時間後に歓喜が待っていた
正直ルールとか戦術が難しくてよくわからないけど^^; 得点を取ったエンドの次は不利な先攻になるので、「相手に1点(だけ)取らせる」というのも作戦。先攻で得点できるのは「スチール」なんだそうだ。
ノルウェー戦、序盤はなかなか有利な展開にならなくてはらはらしたが、ハーフタイムの後、第8エンドにビッグエンドが来た。ノルウェーのストーンは全部はじき出し、日本のストーンは6個もハウス(円の中)に残る、6得点! 次のエンド、ノルウェーが得点できなかったところでギブアップ。
解説の敦賀さんが朝4時までかけて作ったというくす玉を、5人の選手全員にひもを持たせて割った。めでたい
「本当にオリンピック行くんですかね」という小野寺選手。小笠原選手と船山選手は、ソチにお子さんたちを連れていくんだろうな。カッコいいママ
日本に勝って五輪出場を決めた中国。韓国が先に出場を決めているので、アジアから3ヶ国出場だそうだ。
ハーフタイムに作戦会議しながら、果物なんか食べているのがなんか面白い。リザーブの選手がバナナの1本1本にメッセージを書いたなんて話を聞くと、うるうるしちゃう
オリンピックで最高の試合を見せてくれることを期待しよう
第26回冬季ユニバーシアード・フィギュアスケート、女子フリー(ジャッジスコア)。今夜もPlanned Program Contentを見ながら観戦。
<第1グループ>
クリスタル・キアン(台湾) SP:33.20 FS:65.87 合計:99.07
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番」♪ あら、浅田真央と同じ曲♪ とりあえずはコケずに滑り切った。後半のダブルルッツ+ダブルループ+ダブルループはこれが予定どおり。
ビルセ・アタベイ(トルコ) SP:30.43 FS:61.81 合計:92.24
「Carol of the Bells」♪ というタイトルだけどストリングスがメインの曲。しっかり跳べたのはループ、サルコウ、ダブルアクセルだったかな。
ピナ・ウメク(スロベニア) SP:29.31 FS:62.07 合計:91.38
「Main Theme from Howl's Moving Castle-OST」♪ つまり「ハウルの動く城」♪ この選手も後半は2回転で3連続コンビネーションを予定、でも後ろ2つは1回転になってしまった。本人は楽しそう。
プリシラ・アラヴェス(メキシコ) SP:27.38 FS:44.49 合計:71.87
「キャバレー」から♪ 冒頭から3つ続けて転倒、大丈夫? 4つ目にようやくダブルアクセル+2回転を決めて拍手をもらっていた。2回転なら片手上げで跳べたりする。曲が終わってもスピン終わらず^^;
ミルナ・リブリッチ(クロアチア) SP:27.82 FS:53.67 合計:81.49
サンタナ「ブラック・マジック・ウーマン」♪ なんかジャンプを多く跳んだ気がしたけど、、、3回転予定もほぼ2回転になってたような^^;
メアリー・ロー・レイエス(メキシコ) SP:28.84 FS:57.39 合計:86.23
「ミッドナイト・イン・パリ」♪ 最初のジャンプで転倒したが、その分を後半コンビネーションにしてリカバリー。後半のジャンプは予定通り2回転を頑張って跳んだ。
ここまでで、トータル100点を超える選手はなし。
<第2グループ>
ニカ・セリッチ(スロベニア) SP:36.38 FS:61.77 合計:98.15
「ノートルダム・ド・パリ」♪ 羽生結弦の昨季のフリーを思い出す。3回転トウループに挑んだが転倒、なかなか予定通りの回転数では跳べず。サルコウとダブルアクセルは入ったかな。
ジァオ・ユンヤ(中国) SP:39.45 FS:62.79 合計:102.24
喜多郎「宋家の三姉妹」♪ 在住中国人の人たちがたくさん応援に来ているようで、大きな歓声をもらう。バランスを崩して手をついたりもしたが、3回転予定が一応3回転で跳べていた。
アナスタシア・ヤロヴァイア(ウクライナ) SP:35.88 FS:60.74 合計:96.62
「Waltz, Witch Hunters」♪ 予定表にコンビネーションが一つも書いてない?! 実際には、つけられると思ったところにセカンドジャンプをつけるという方針だった。多少の着氷乱れはあったが、転倒なしでまとめた。
ソニア・ラフエンテ(スペイン) SP:34.97 FS:69.33 合計:104.30
「オペラ座の怪人」♪ この選手がこの滑走順で滑ってるって、、、今季は不調続き。冒頭のフリップは2回転に、ルッツは転倒、3回転ループ+2回転トウループでようやく決まる。ほかにもトウループがパンクしたり、アクセルがシングルになったり GPシリーズに出ていたこともあるので、観客の応援は大きいけれど。一応、滑り終わってトップに立つ。
ニコル・グラフ(スイス) SP:39.52 FS:77.39 合計:116.91
ヨハン・シュトラウス「こうもり」♪ 鈴木明子も使っていた曲。ピンクの衣装に白い長手袋が上品。ループでは転倒したがサルコウをコンビネーションにしてリカバリー。トップに立ってにっこり。
アレクサンドラ・クノヴァ(スロヴァキア) SP:34.05 FS:74.58 合計:108.63
アストル・ピアソラ「アディオス・ノニーノ」♪ 単独で跳んだジャンプとコンビネーションにしたジャンプ、予定とはかなり違う気がするが^^; 着氷がよかったところにつけるのが得策かな。
<第3グループ>
フランチェスカ・リオ(イタリア) SP:43.40 FS:84.92 合計:128.32
「マラゲーニャ」byパコ・デ・ルシア♪ さすがにジャンプのレベルが高くなってくる。地元の観客が転倒にも大きな励ましの拍手。トップに立ってさらに大きな拍手。
ロベルタ・ロデギエロ(イタリア) SP:42.15 FS:90.53 合計:132.68
「ノートルダム・ド・パリ」♪ この曲流行ってます(笑) アレンジや使う部分によって印象はかなり違うけど。いきなり3回転ルッツが決まった。パンクもある一方で3連続コンビネーションがきれいに入って、持てる力は出せた感じ。
ここでようやく130点台に突入。
ダサ・グルム(スロベニア) SP:44.00 FS:80.21 合計:124.21
「ラテン・タンゴ」♪ きれいに決まったジャンプもあり、パンクもあり。ヨーロッパ選手権に出られるかどうか、くらいの選手だけど、今年はどうかな。
鈴木真梨 SP:49.13 FS:87.34 合計:136.47
マーラー「交響曲第5番よりアダジェット」♪ 白に紫を一筋あしらった衣装で、ゆったりと滑っていく。アクセルでちょっと乱れたほかは、ほぼプラン通りに跳びきった。本人も納得の出来で、観客からも大きな歓声。滑り終わって1位、よかった
アンナ・クニチェンコワ(ウクライナ) SP:41.38 FS:87.34 合計:128.72
「Instinct Rhapsody, Eternally」by川井郁子♪ フリップとルッツで3回転を決めたけど、パンクも1本。とはいえ後半に3連続コンビネーションも入った。
キャンディス・ディディエ(フランス) SP:40.83 FS:80.01 合計:120.84
ビゼー「カルメン」♪ 実はこの選手がディフェンディング・チャンピオン。フリップとルッツはそろって2回転に。3回転トウループ+2回転トウループは2度決めた。コレオシークエンスのスパイラルで終わるんだけど、なんか音楽が尻切れトンボな感じ^^;
<第4グループ>
ソフィア・ビリュコワ(ロシア) SP:58.37 FS:103.54 合計:161.91
「サムソンとデリラ」より「バッカナール」♪ 順番は予定通りではないけど、回った回転数はほぼ予定通り?! 冒頭にダブルアクセル+3回転トウループを決めたので、途中あえて2回転で止めたジャンプもあったようだ。ステップの途中でどうした拍子か転倒してしまったが、終盤にもダブルアクセル+2回転トウループを決め、本人満足の演技。
エレナ・グレボワ(エストニア) SP:51.98 FS:100.94 合計:152.92
「クレオパトラ」♪ 雰囲気のある衣装と曲で、冒頭のループは転倒したものの、ほかはしっかりまとめてきた。ソチ五輪にむけて滑りこんだら、いいプログラムになりそう。
ソフィア・ミシナ(ロシア) SP:51.67 FS:103.22 合計:154.89
サン‐サーンス「死の舞踏」♪ 予定表のほうが間違ってるのか^^; かなり順番が違ってた気がするが、ジャンプはどれもばっちり。終盤に3連続コンビネーションを持ってくる余裕も感じられた。
ヴァレンティナ・マルケイ SP:53.61 FS:106.57 合計:160.18
「ミッション・インポッシブル2」より「ニア」♪ 地元イタリアの大歓声に送られて登場、さすがにこのレベルの選手になると風格がある。前半は調子よくジャンプが決まったが、終盤の3連続が全部1回転になってしまった。やはり演技構成点は高く、2位につけた。
上野沙耶 SP:55.79 FS:90.42 合計:146.21
「序奏とロンド・カプリチオーソ」♪ 白と黒のツートンカラーの衣装で、落ち着いて丁寧に滑っていく。ループは転倒、2回転になったサルコウもあったが、全体にまとまった。曲調が変わるところでステップに入る構成がいい。コレオシークエンスのスパイラルもきれい。パーフェクトではなかったかもしれないが、納得の顔。全日本にも期待
マリア・アルテミエワ SP:50.00 FS:83.08 合計:133.08
「ジェームズ・ボンド」♪ 冒頭の3回転ルッツ+3回転トウループで転倒、その後も転倒があって痛そう。エッジをつかむときに手も痛くしたみたい。お疲れさま・・・
結果、優勝はビリュコワ、2位マルケイ、3位ミシナ。日本勢は上野が5位、鈴木が6位。健闘
このあとエキシビションもある。佐々木彰生くんが出演するだろうから見たいけど、日本時間で3時から4時半。眠い~
第26回冬季ユニバーシアード・フィギュアスケート、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。日本勢大健闘
上野沙耶選手が、55.79で2位。
「シェルブールの雨傘」にショパン「幻想即興曲」「英雄ポロネーズ」などを組み合わせたピアノ曲♪ 3回転トウループ+3回転トウループを決め、最後まで流れのきれいなスケートだった。今季国際大会初参加で、技術点30.07は世界選手権のミニマムポイント26.00をクリア。フリーでもクリアできたら、全日本選手権が楽しみ
鈴木真梨選手は、49.13で7位につけた。
「夢やぶれて」♪ 3回転+3回転はないけど、のびのびと滑れていた。レイバックスピンがレベル4でGOE1.20は、全選手の中で最高と思われる。残念ながら全日本選手権進出はできなかったが、2013年最後のフリーで最高の演技を見せてほしい
コーチが阿部奈々美さん。羽生結弦選手がブライアン・オーサー氏の門下に移ってから、テレビでお見かけする機会が少なくなってたけど、お元気そうでなにより
58.37で首位に立ったのは、ソフィア・ビリュコワ(ロシア)。昨季はGPシリーズも2大会出場してたけど、今べらぼうに層が厚いロシア女子の中では国際大会出場も大変 3回転+3回転をしっかり決めてきた。
3位は53.61でヴァレンティナ・マルケイ(イタリア)。まだ大学生? ウィキペディアによると出場資格は、「大学・大学院に在学中、または大会の前年に卒業した人」だそうだから、もしかしたら卒業してるかも。
4位にエレナ・グレボワ(エストニア)、51.98。この選手もベテランだから、フリーではメダルを狙ってきそう。
フリーは15日(日)日本時間の22時(夜10時)から。こちらで見られます