世界フィギュアスケート選手権2019、アイスダンス・フリーダンス(ジャッジスコア)。今夜もJ SPORTS 4の放送を見ながら
<G1>
アリソン・リード/サウリス・アンブルレヴィシウス(リトアニア) RD:67.21(16) FD:100.85(17) 合計:168.06(17)
「Crazy」♪ 黒。けだるいムードのジャズを大人っぽく表現する。スケーティングも伸びやかで、終盤たたみかける感じもよかった。「欲をいえば終盤テンポの違うものが入っても」と解説・滝野薫さん。
シャリ・コッホ/クリスチャン・ニューフタン(ドイツ) RD:66.91(17) FD:95.56(18) 合計:162.47(18)
「ノートルダム・ド・パリ」♪ 赤、茶系。物語の起承転結をしっかり表現するプログラム、力強く滑り切る。ツイズルをよく合わせ、女性が逆立ちのダイナミックなカーブリフト、ダイナミックにぐるぐる回すスピニングムーブメント。肩に乗せてから横抱きにするコレオリフトでフィニッシュ。
アレクサンドラ・ナザロワ/マクシム・ニキティン(ウクライナ) RD:65.76(19) FD:87.67(20) 合計:153.43(20)
チャップリン・メドレー♪ 黒、白シャツにサスペンダー。高い位置から低い位置へのステーショナリーリフトはよかったが、サーキュラーステップの初めのほうで男性が転倒、「GOEがマイナスで確定してしまいます」と残念がる滝野さん。コレオグラフィック・キャラクター・ステップはチャップリンらしく剽軽に、男性がクリムキンイーグルで女性も氷と平行くらいまで反ったリフトにはびっくり
アンナ・ヤノフスカヤ/アダム・ルカクス(ハンガリー) RD:61.96(20) FD:94.85(19) 合計:156.81(19)
Yellowメドレー♪ 黒、女性の透ける生地がセクシー。最初の要素がコレオグラフィック・キャラクター・ステップというのは珍しいが、なかなかカッコいい。ツイズルとツイズルの間にちょっと手を組んだが「今季からタッチが許されています」と滝野さん、そうだったんだ~ リフトの連続は姿勢がよかった。
曲がラテンになってダイアゴナルステップ、それほどラテンには感じなかったが 最後のスピニングムーブメントは迫力あった。
ユーリア・トゥルッキラ/マティアス・ヴエルスルイス(フィンランド) RD:66.01(18) FD:102.11(16) 合計:168.12(16)
モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」♪ ピンクに花柄、ブルー系。i一歩がきれいに伸びて気持ちいい。ツイズルは1つ目で2人が少しずれたが、2つ目と3つ目で合わせる。女性の両手を持って振り回すようにしながら肩に乗せるリフト。ワンフットステップでは一つずつ丁寧にターンを見せる。スピンのキャメル姿勢がきれいで、激しく姿勢を変えるローテ―ショナルリフトも華やか。
シーズンベスト、滝野さんも「これから注目」という素敵なカップル
<G2>
ナタリア・カリゼク/マクシム・スポディレフ(ポーランド) RD:73.64(11) FD:109.66(12) 合計:183.30(11)
「Bout Time」「I Feel Like I'm Drowning」♪ 黒で腕にベージュのライン。オルタナ系の曲で全体に独特のプログラム。ツイズルはグループ1に比べると急に安定感が増した。男性イーグルの膝に女性が肩だけで横向きに乗る難しい姿勢のリフト。低い姿勢のステーショナリーリフトは女性がピンと体を伸ばしていて、体幹が強そうな感じ
スローでフィニッシュポーズを見たら、男性の背中に五輪マークのタトゥーが透けて見えた。得点に満足そう
サラ・ウルタド/キリル・ハリャービン(スペイン) RD:72.45(12) FD:108.43(13) 合計:180.93(12)
「Great Gig In The Sky」「Vladimir's Blues」♪ ピンク、黒。ウルタド選手のピンクってあまり見たことがないような^^; 会場ではぴったり合っているように見えたツイズル、放送だと「少し揺れた、回転の出で傾く癖が」と滝野さん。ホールドしてのサーペンタインステップがとても滑らか。前から背中に回るリフト、肩に乗って正座するようなコレオリフト。
フィニッシュで手を使わずに首だけ絡めるポーズがまたユニーク。
マリー-ジャド・ローリオ/ロマン・ルギャク(フランス) RD:71.26(13) FD:108.00(14) 合計:179.26(14)
「Taking To The Moon」「Uptown Funk」♪ 黒でスカート付きつなぎ、白黒水玉にブルーのジャケ。ツイズルをしっかり合わせ、きれいな姿勢のスピンは足換えで逆回転。横抱きのローテ―ショナルリフトから、女性を縦向きにホールドする逆回転のローテ―ショナルリフトに続く。トランジションからスムーズに入る低い姿勢のステーショナリーリフトも滝野さん絶賛。
曲が変わってコレオグラフィック・キャラクター・ステップが最高にノリノリ そろって氷に横になるようなスライディング。
リフト2つで時間オーバーの減点2、もったいなかった
ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス) RD:68.46(15) FD:111.11(11) 合計:179.57(13)
ディスコ・メドレー♪ ブルー系。「ディスコ始まるよ~」という感じのコレオグラフィック・キャラクター・ステップから。ワンフットステップは2人ともスピードに乗って、ローテ―ショナルリフトも回転が速い。女性が男性の靴に片手を置き、足を男性の肩にかける姿勢のリフトも凄い
曲がアップテンポになるところでぴたっと始まるツイズル、ラストの“ズサーッ”とスライディングでクライマックス
ワン・シーユエ(王詩玥、Shiyue WANG)/リュー・シンユー(柳鑫宇、Xinyu LIU)(中国) RD:68.47(14) FD:105.42(15) 合計:173.89(15)
「Meant」♪ 黒、緑。背中から乗って膝上に立つリフト、女性の姿勢がびしっと決まる。「信頼感がないとできないですね」と滝野さん。ツイズルは2人のシンクロばっちり。ローテ―ショナルリフトとワンフットステップも要素と音がよく合っている。コレオグラフィック・キャラクター・ステップでは思いきりアピールできていた。
フリー、合計ともにシーズンベスト更新。
<G3>
ロレンス・フォルニエ・ボードリー/ニコライ・ソレンセン(カナダ) RD:74.76(10) FD:113.34(9) 合計:188.10(10)
「Spanish Caravan」「Hush」「Asturias」♪ 赤と黒、白半袖に黒ベスト。男性の姿勢がすごく安定しているステーショナリーリフトから。ツイズルで女性の長いスカートが翻るのが素敵 「2人の距離が近くて変わらない」と滝野さん。
背中から回して低い姿勢に足を絡めるような姿勢のカーブリフト、フラメンコそのもののコレオグラフィック・キャラクター・ステップ、切れがいい。足を持って振り回すようなスピニングムーブメント、ビシッとポーズを決めてフィニッシュ。
つなぎのちょっとした所作に緩急があって、会場で見ていてもすごく引き込まれた。トータルのシーズンベスト更新。
ケイトリン・ハワイエク/ジャン-ルック・ベイカー(アメリカ) RD:75.90(9) FD:113.16(10) 合計:189.06(9)
「Trampoline Theme」「In This Shirt」♪ 黒グレー白、グレー。ツイズルの回転速くよく合っている。女性がジャンプで入るカーブリフトからそのままステーショナリーリフト、とても流れがいい。ワンフットステップは会場で見てると、大きくリンクをカバーしていた。
コレオスライディングがダイナミックで、2人が違う回転のコレオツイズルでフィニッシュ。出来に喜んでいたが得点はもう少し欲しかったかな
シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア) RD:81.66(7) FD:117.52(8) 合計:199.18(8)
「ラ・ラ・ランド」♪ 緑、スーツベスト。女性がレイバック、男性がキャメルの素敵なスピンから。サーキュラーステップの伸びやかさ、曲とぴったりで緩急とつなぎの所作もいいツイズル。コレオグラフィック・キャラクター・ステップはタップダンスのようで、靴に手を置くステーショナリーリフトは、どうやって女性が浮いているのか
ローテ―ショナルリフトのランディングでちょっと“ドスン”という感じになってしまい、GOEで稼げなかったのが唯一のミス。
マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ) RD:82.32(6) FD:122.60(6) 合計:204.92(6)
「Fever」「Burning Love」エルヴィス・プレスリー♪ シャンパンゴールド、黒。静かな曲調でするするっとツイズル、「頑張ってる感が一切ない」と滝野さん。リフトでは、女性と男性が2人で1つのポーズを作る。背中に背中で乗るコレオリフト、曲が変わってノリノリのコレオグラフィック・キャラクター・ステップ、ダイナミックなスライディング、盛り上がる
放送で見ると指先のちょっとした動きがいちいち小粋でカッコいい。
パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) RD:80.44(8) FD:120.48(7) 合計:200.92(7)
「Vincent」より「Starry Starry Night」♪ 青、ベージュ。柔らかい動きのスピンから。ツイズルでは女性がわずかに揺らいだが、つなぎの動きは素敵。リフトの姿勢がとにかく独創的! 曲が変わってステップに入っていくところ、こちらの心まで浮き立つ。スライディングから、男性がしゃがんで女性が手を使わずに乗るリフト、そのまま手を使わずに下りて、2人星空を見上げて終わる。
愛らしい物語を見るようなプログラム。曲はヴィセント・ファン・ゴッホの絵からイメージしたものだそうな。
<G4>
ケイトリン・ウィーヴァー/アンドリュー・ポジェ(カナダ) RD:82.84(5) FD:122.78(5) 合計:205.62(5)
「S.O.S. d'un terrien en detresse」♪ 白、黒。デニス・テンに捧げるプログラム。靴に手を置いてふわっと宙に浮くステーショナリーリフトから。優雅なワンフットステップは男女が逆向きから揃えていく。女性のスプリット姿勢を男性のボディラインと重ねるリフト。背中合わせのスピンで互いに手を伸ばしてつなぐ。
「強い感情を感じる」(滝野さん談)コレオグラフィック・キャラクター・ステップからコレオリフト、最後は2人で天を指さす。
美しい、の一言。
マディソン・ハベル/ザカリー・ドナヒュー(アメリカ) RD:83.09(4) FD:127.31(3) 合計:210.40(3)
「ロミオとジュリエット」♪ グレー、黒。最初のステーショナリーリフト、四大陸の失敗は繰り返さずにバッチリ決めてきた。力強いコレオグラフィック・キャラクター・ステップ、ステップの一部のように自然なリフト。ピアノの細かい音を奏でているようなツイズル、スピンに入るところの振付は滝野さん絶賛。複雑な動きのスライディング、豪華なツイズルで物語を締めくくった。
フリー総合共にシーズンベスト。
アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) RD:83.10(3) FD:125.42(4) 合計:208.52(4)
「Am I The One」♪ 黒。ジャンプして飛び乗るリフト、男性のフリーレッグに女性のフリーレッグを乗せる姿勢の得意のスピン。完璧なシンクロのツイズルはラストのポーズがクール テンポアップでキャラクター・ステップでロックしてる ローテ―ショナルリフトでは男性が一瞬片足に。得意のシット姿勢ツイズルで一気に盛り上がった。
出しきって終わって、男性は氷にうずくまる。フリー総合共にシーズンベスト。
ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ(ロシア) RD:83.94(2) FD:127.82(2) 合計:211.76(2)
バッハ「G線上のアリア」♪ ベージュのスリップドレス、黒。目が回るような速さのツイズル、後ろから回って男性の膝曲げ姿勢のリフト。ステップからステーショナリーリフトへの流れ、アシンメトリーのワンフットステップがまたいい。スピンは会場で見ていたときも回転遅めと思ったら、滝野さんも「そこが残念」。
曲が変わって激しくキャラクター・ステップ、ぐいぐいと盛り上げていった。
シーズンベストでトップに立ち、メダルを確定させた。
ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) RD:88.42(1) FD:134.23(1) 合計:222.65(1)
「Duet」「Sunday Afternoon」♪ ピンク、紫。さらっと上がってさりげないステーショナリーリフト。速さと回転数の多さと間合いの気持ちよさ、半端ないツイズル。ワンフットステップの一歩の伸びが美しい。
ハイドロブレーディングのような入りから身を預けるカーブリフト、ステップの一部のようにスピン。ぽんと飛び乗る「熊ちゃん抱っこ」みたいなリフト、男性が片足でくるんとしてから女性をくるんと下ろす。
スライディングで盛り上げ、ラストは足を絡めたダンスリフト。何もかも夢のような
シーズンベストで優勝を決めた
結果、優勝はパパダキス/シゼロン、2位にシニツィナ/カツァラポフ、3位ハベル/ドナヒュー。4位ステパノワ/ブキン、5位ウィーヴァー/ポジェ、6位チョック/ベイツ、7位ギルス/ポワリエ。ここまでが200点越え。
8位ギニャール/ファブリ、9位ハワイエク/ベイカー、10位フォルニエ・ボードリー/ソレンセン。
来季枠は、ロシア、アメリカ、カナダが3枠、フランス、イタリアが2枠となった。
今思い出した
これもmixiでいただいた情報で、31日(日)10:00からテレビ朝日で「フィギュアスケート平成史 ~伊藤みどりから羽生結弦まで 伝説だらけの30年!!~」という番組が放送されるそうな。
世界フィギュアスケート国別対抗戦に出場する選手たちが出演するとのこと。
≪男子≫宇野昌磨、田中刑事
≪女子≫紀平梨花、坂本花織
≪ペア≫三浦璃来/市橋翔哉
≪アイスダンス≫小松原美里/ティム・コレト
チーム全員勢揃い! ペアの2人はほぼテレビ初登場ではないだろうか。
世界選手権はフジテレビだったが、国別対抗戦はテレビ朝日。各国の出場選手も発表されたので、テレビ局としては盛り上げたいところかな。
一応ISU主催大会で、得点はシーズンベスト・パーソナルベストとして認定される。シーズン最後をいい演技で締めくくっておくれ
J SPORTS 4で全種目・全滑走の放送が始まったので、じっくり見ながら書いていこう。
世界フィギュアスケート選手権2019、アイスダンス・リズムダンス(ジャッジスコア)。
<G1>
ヴィクトリア・マンニ/カルロ・ロスリスベルガー(スイス) RD:53.94(23)
「Tango(シルク・ド・ソレイユ)」♪ 赤、白シャツにサスペンダー、髪を後ろで括っている。タンゴらしさのある振付を解説・滝野薫さんに褒められていた。
あまりスピードはないけど、雰囲気がある。
カテリーナ・ブニナ/ゲルマン・フロロフ(エストニア) RD:46.22(27)
「Building the Bullet」♪ 黒系。ツイズルで女性が足をついてしまったり、「ミッドラインステップでフェンスの近くまで行ってない」(滝野さん談)などはあったが、なんか初々しくて可愛い
ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス) RD:68.46(15)
「Shambala」「Tango Flamenco」「Volare」♪ 赤、黒。ヨーロッパ選手権6位の実力者。見るからにスピードがある。動きがきびきびしていてシャープ。ツイズルで男性がわずかにふらついたような ほかにミスはなく、ラストに男性がバタフライなんか入るのもカッコいい。
シーラ・イチロフ/ヴァディム・ダヴィドヴィッチ(イスラエル) RD:52.51(25)
「All That Jazz」「Cell Block Tango」♪ 黒、白Tに黒ジャケ。ツイズルで女性が一瞬ふらついたが、うまくまとめた。「ダイアゴナル・ステップが唐突に始まった」と滝野さん。指定リズムのタンゴにジャズを合わせてくるのは面白い。
<G2>
アンナ・ヤノフスカヤ/アダム・ルカクス(ハンガリー) RD:61.96(20)
「Flamenco」「Tango Armik」♪ 2人で黒、赤い花とライン。ツイズルをきれいに合わせ、一歩が大きくグライドするミッドラインステップは主にノータッチで。パターンダンスでは「2人の腰の位置が遠い」と滝野さん。
女性が長身ですらっとしていて見栄えがする。
アリソン・リード/サウリス・アンブルレヴィシウス(リトアニア) RD:67.21(16)
「Ojos Negros」「Idilio」「Zita」♪ ワインカラーに薄い黒を重ね、黒ジャケ。キャシー&クリスの妹アリソン登場。ツイズルを滑らかに決め、「男性の姿勢がいい」と滝野さんが絶賛するパターンダンスは、2つともレベル4獲得 ジャンプして横抱きから1回転してホールドするローテ―ショナルリフト、華やかに決まった。
シーズンベスト更新で喜ぶ
ジャスミン・テッサーリ/フランチェスコ・フィオレッティ(イタリア) RD:53.47(24)
「Tango to Evora」「Poeta en el Mar」♪ 濃いピンクと黒、赤にほどいたタイ。ツイズルで男性が早々に足をついてしまい 身長差がけっこうあるせいか、男性が突っ立っている感じがしてしまい 肩に座るリフトでフィニッシュ。
ユーリア・トゥルッキラ/マティアス・ヴエルスルイス(フィンランド) RD:66.01(18)
「Coco de Chanel」「Verano Porteno(ブエノスアイレスの夏)」♪ 赤、黒。ツイズルで男性が少しふらついてしまったが、「曲のニュアンスと合っている」と滝野さん。前半はタンゴらしく、後半はフラメンコらしく、素敵なプログラム。
トゥルッキラ選手は女子シングル時代にさいたまの世界選手権に出場していたそうな
<G3>
アンナ・クブリコワ/ユーリ・フリツキ(ベラルーシ) RD:56.55(22)
「Tango Rhy」♪ 紺にピンク、白シャツに紺ベスト。アシンメトリーのスカートにスリットが可愛い。ツイズルで女性がわずかに揺れた。とても丁寧にパターンダンスのステップを踏む。組んで女性が片足を上げた姿勢からそのまま持ち上げてステーショナリーリフト、個性的で華やか(長すぎということで減点1が惜しい)。
小松原美里/ティム・コレト RD:60.98(21)
「El Sol Sueno」♪ ブルーとワインカラー、ワインカラーのジャケット。きりっとした表情で、きれいにツイズルを合わせる。柔らかにパターンダンス、肩に乗って強烈にアピールするカーブリフト、姿勢を変えるタイミングが音とぴったり。
つなぎで見せる振付も大人っぽくて素敵。。。会場で見たかった。。。
シャリ・コッホ/クリスチャン・ニューフタン(ドイツ) RD:66.91(17)
「Tango Poema」「Hey Signorina」♪ 紫、白シャツにサスペンダー。回転の速さや2人の距離をずっと同じに保ったツイズル、スピードに乗りながらタンゴのリズムを刻むパターンダンス。そのまますっとステーショナリーリフト、スイングのリズムも軽快。振付の中でほっぺにチュも可愛い。
シーズンベスト更新。
アレクサンドラ・ナザロワ/マクシム・ニキティン(ウクライナ) RD:65.76(19)
「Cell Block Tango」「All That Jazz」♪ 黒、白。ジュニア時代から活躍するカップル。丁寧なパターンダンスから、最初ずれたけど上手く合わせたツイズル。ミッドラインステップは男女の振付が少しずつ違うので、合ってないように見えるが大丈夫らしい。女性があおむけで男性が低い姿勢のステーショナリーリフトでフィニッシュ。
<G4>
シャンタル・ケリー/アンドリュー・ドッズ(オーストラリア) RD:51.94(26)
「Sweet Dreams」♪ 黒系。この曲でタンゴというのも面白い。ツイズルの入りはずれたように見えたが、2人の距離がすごく近くてぶつかりそう ローテ―ショナルリフトでは女性の位置がすごく低くてドキドキ
女性は男子シングルのブレンダン・ケリーの妹で、男性は兄弟4人がスケーター。
サラ・ウルタド/キリル・ハリャービン(スペイン) RD:72.45(12)
「I've Seen That Face Before」♪ 黒系のクリスタルきらきら、黒シャツにブルーベスト。長手袋とスリップドレスの衣装がめっちゃ素敵 きびきびしたパターンダンスは最初から最後までキーポイントをしっかり決めた(全部Y)。ツイズルもきれいな姿勢、男性の膝に正座のリフト。
このカップルでは意外にも初出場、シーズンベスト。
ワン・シーユエ(王詩玥、Shiyue WANG)/リュー・シンユー(柳鑫宇、Xinyu LIU)(中国) RD:68.47(14)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」より「Angelica」♪ 黒に花柄のスカート、白シャツに黒ベスト。こちらは長いスカートがきれいなライン。パターンダンスはスピードに乗りながらきちんとこなす。ツイズルが完璧にシンクロした。イーグルの膝に片足立ちのリフトはもう一方の足を男性がホールドしている。
後半の曲は「タンゴのキャラクターかというと、、、」と滝野さん。それでもシーズンベストに笑顔
ロレンス・フォルニエ・ボードリー/ニコライ・ソレンセン(カナダ) RD:74.76(10)
「Balada para mi muerte」「Adios Nonino」♪ ブルー系、黒ジャケ。スタートから振付がロマンチックで大人のムード。あれっという間にパターンダンスに入り、スケートの伸びとリズムが素晴らしい。ツイズルでわずかに男性が揺れたがうまく合わせ、ミッドラインステップが本当にタンゴらしい。男性の足に女性が絡みつくようなカーブリフト、ベテランでなければ出せない味。
男性のパンツの裾を止めるバンドがはずれてブラブラ、ちょっとはらはら なんどか最後までもった。カナダ代表として初めてのワールドで、シーズンベスト
マリー-ジャド・ローリオ/ロマン・ルギャク(フランス) RD:71.26(13)
「Cell Block Tango」「Roxie」♪ ベージュとグレー、黒ジャケ風。トランジションからスムーズに入るツイズルから。曲が変わると軽やかに小粋に。男性の低い姿勢、女性の難しそうな姿勢のステーショナリーリフトで魅せてくれた(カメラが上からだったけど、横から見たかった)。
シーズンベスト更新、初の70点台。
<G5>
ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ(ロシア) RD:83.94(2)
「Verano Porteno(ブエノスアイレスの夏)」アストル・ピアソラ🎵 黒。最初から最後まで、情熱的なタンゴの表現を貫く。足さばきのカッコよさ、アルゼンチンのダンサーが踊ってるみたい
ツイズルの速さとシンクロ、パターンダンスでは「タンゴらしさのディテールが素晴らしい」と滝野さん絶賛、オールYのレベル4。ルールぎりぎりまで高く持ち上げてからホールドするローテ―ショナルリフトの迫力。速度の緩急にゾクゾクした。
手ごたえ十分のシーズンベスト。
パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) RD:80.44(8)
「Angelica’s Tango」♪ 茶系、ワインカラーシャツに黒ダブル。前のカップルとはまた違う、心優しい感じのタンゴ。柔らかく滑らかで自在なエッジワーク、パターンダンスはレベル4。ツイズルは2人が合っているだけでなく、つなぎのステップがお洒落。女性がノータッチのリフトからフィニッシュのポーズがまたきれい。
80点台に乗せてシーズンベスト。
ナタリア・カリゼク/マクシム・スポディレフ(ポーランド) RD:73.64(11)
「Passion for Tango」♪ 黒に青、白Vネック。女性が難しい姿勢を次々見せるステーショナリーリフトは、男性はあまり回転しない。女性が氷から離れて3秒以上で認定されるそうな。
ツイズルの入りの素早さに滝野さん驚愕 一歩がよく伸びるパターンダンス、最後は女性を一回転させてフィニッシュ。またまたシーズンベスト 全ての要素がレベル4
ケイトリン・ハワイエク/ジャン-ルック・ベイカー(アメリカ) RD:75.90(9)
「Vuelvo Al Sur」「A Los Amigos」♪ 黒、赤紫のタキシード。ツイズルの1シリーズが終わるときの流れ、こんなにきれいに流れるカップルは少ない。パターンダンスはしっとり、ステップでは途中で止まって踊るところからノータッチで一気に盛り上げていく。
2人重なるようなイーグルの連続から膝に乗せるカーブリフトでしめくくり。シーズンベストで、星条旗模様の扇子でお澄ましポーズ
ケイトリン・ウィーヴァー/アンドリュー・ポジェ(カナダ) RD:82.84(5)
「Libertango」アストル・ピアソラ🎵 ゴールド系ピンク、黒。とても品のあるパターンダンス、きりっとしていながらロマンチック。膝曲げイーグルで女性が横向きのままウェストあたりを持ち上げるストレートラインリフト、ちょっと他と違う。
ツイズルもステップも大人の色気がにじみ出て、何度でも見たくなる シーズンベスト更新。
<G6>
シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア) RD:81.66(7)
「Miedo a la Libertad」「Tangos」♪ 黒、赤紫シャツにサスペンダー。女性を持ち上げて1回転させてから入るツイズル、速さも2人の距離も完璧で「秀逸」と滝野さん。スピードに乗ってぐいぐいと滑りながら、完全にコントロールしているパターンダンス。トランジションからふっと女性が宙に浮くようなステーショナリーリフト、男性の足に女性が手をついて横に体を伸ばす難しい姿勢
80点越えのシーズンベスト。凄い試合になっている
マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ) RD:82.32(6)
「Dinner」「Assassin's Tango」♪ 赤、黒スーツ。ゆったりした曲調で大きくステップを踏む。シャープでスムーズなパターンダンス、ツイズルは「鏡に映っているよう」と滝野さんが感激するほど。後ろ向きにジャンプして飛び乗るリフト、激しいのに滑らか。
細い脚をぐるんぐるんするのが、とってもタンゴ またまたシーズンベスト。
マディソン・ハベル/ザカリー・ドナヒュー(アメリカ) RD:83.09(4)
「Alevare」「Tangata del Alba」♪ 赤、白にサスペンダー。ダイナミックでパワフルなダンス。ツイズルでほんの少しずれたが大丈夫。男性が膝を曲げて片足を伸ばした姿勢で、女性がスプリット姿勢で靴の上に乗るリフト、他のどのカップルもできない。
美しさとパッションのプログラム、シーズンベスト。
アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) RD:83.10(3)
「マラゲーニャ」「Tango Suite Part Ⅲ」♪ グレー、黒の短いジャケット。力強い曲そのまま、ツイズルを完璧に合わせて一気に盛り上げる。ミッドラインステップはそれぞれ違う振付で踊りながら会話をしているようで、「スパニッシュのムードがよく出ている」と滝野さん。
タンゴのリズムをきっちり刻んでいくパターンダンス、カーブリフトはあえてゆっくり持ち上げて姿勢変化を見せつける。
高得点のシーズンベストに驚くイワン君、可愛い
ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) RD:88.42(1)
「Oblivion」「Primavera Porteno(ブエノスアイレスの春)」♪ 黒。冒頭の振付からもう、タンゴの世界に引き込む。ツイズルの速さシンクロ間合い、誰も真似できない。
ダンスの一部のようにすっと乗るカーブリフト、甘やか。パターンダンスの伸びやかさとしなやかさ。ステップはテンポの速い曲で、足さばきも身のこなしも、美しすぎて
シーズンベストは世界最高得点
結果、2位以下に4点以上の差をつけてパパダキス/シゼロンがトップに立ち、2位にシニツィナ/カツァラポフ、僅差でステパノワ/ブキンが3位、ハベル/ドナヒューが4位、ウィーヴァー/ポジェが5位。6位チョック/ベイツ、7位ギニャール/ハベル、8位ギルス/ポワリエまでが80点越え。
フリー進出20位は61.96、残念ながら小松原美里/ティム・コレトは60.98の21位で進出を逃した。
滝野薫さんの解説、語彙が豊かで表現が的確で、もうそのまま全部写そうかと思いました
記者会見の模様も放送された。ロシア人男性(もしかすると日野龍樹のお父さん?)がロシア語→日本語通訳をしていた。自分たちの話がすらすらと日本語になってロシア人の口から出てくるのを聞いて、ちょっとびっくりしているステパノワ/ブキンの表情が面白かった
明日の放送はアイスダンス・フリー。会場で見たものを思い出しながら見よう
mixiでいただいた情報。日曜深夜1:25からのテレビ朝日「GET SPORTS」、明日31日の放送で、フィギュアスケート・アイスダンスの小松原美里/ティム・コレトが取り上げられるそうな。
フィギュアスケートは男子や女子が取り上げられることが多いが、カップル競技も取材してくれると嬉しい。録画予約せねば
観戦してきた世界フィギュアスケート選手権2019について、なんだか書き始められないでいる。録画も全く見ていない。見てきたもののイメージが消えてしまうような気がして、、、
って、書かないでいたらもっと忘れる 明日からJ SPORTSで全種目・全滑走放送が始まるし、見ながらしっかり書こうかな 明日は観戦してないアイスダンス・リズムダンス、楽しみ
うっかりして、フジテレビのペア・アイスダンスの放送があるのを忘れてた 録画もしてない。高橋成美ちゃんのペア解説だったのに、、、ジュニア時代からのライバルであるスイ・ウェンジン(隋文静)/ハン・ツォン(韓聰)の優勝、どんな言葉で解説してたか、見たかった。
さて、4月11日から始まる国別対抗戦に、羽生結弦は出場しないことが発表された。さらに、右足首の怪我は2、3か月の加療が必要というニュース。。。
“「右足関節外側じん帯損傷」「三角じん帯損傷」「右腓骨筋腱部損傷」で、現在も足関節に疼痛と炎症が残っており”“世界選手権では、痛み止めを服用しながら出場”・・・そうだったか・・・
これは時間をかけて、じっくり治したほうがよさそうだ
15歳で世界ジュニア優勝、17歳で世界選手権銅メダル、19歳でオリンピック優勝。選手として“早熟”といえる羽生結弦は、それだけ長く、多くの国際大会に出場し続けてきた。その分、体にかかった負担や蓄積した疲労は間違いなく大きい。
「(アクセルを含めて)6種類の4回転を全部跳びたい」と言っているようだが、それを叶えるためには、1シーズン休んででも足を治したほうがいいと思う。これからの競技人生、本人もわかっている通り、そう長くはない。とすれば、治療と練習と試合の計画をきっちり立て、年単位のスパンで辛抱強くやっていくべきだ。
結果を出さなければ次の機会が与えられない若手ではない。回り道のようでも、悔いのない競技人生を全うするために、、、
焦らずに。ファンの私たちも、待とう
以前お知らせした蘇永康が6月にコンサート、12日(火)チケット発売、現在も絶賛(?!)発売中。
《蘇永康ALL THAT JAZZ (& POP) LIVE 2019》
日時: 6月21日(金)22日(土) 夜8時15分~
会場: 香港體育館(紅館)(香港コロシアム)
チケット: $780, $580, $380
URBTIX(「熱賣中」をクリックして上の写真をクリック)で、特に会員登録などをしなくても買える。ネットでの購入手数料は1枚につきHK$8、日本への送料は1回の申し込みにつきHK$28(通常の書留)。
さっきチェックしたところでは、HK$380の席は売り切れ。HK$780で2枚以上の並び席だとサイドのほうになるが、1枚ずつだと正面に近い位置が買えそう。ふらっと香港に行けそうな方、香港にお住いの方、いかが
最後のドラマ出演は、NHK大河ドラマ「いだてん」だとか。高橋是清の役で第25回から登場するそうだ。しっかり見よう。
長男がバイトしているチェーンでは扱っているそうなので、他でも当然あるだろうと思ったら、Sでは「お取り扱いがありません」。あらら😲
PVはページビューだけど、UUって???
ググったら「ユニークユーザー」と出た。閲覧したページ数やセッション数に関わらず、一定期間内に訪問したユーザーの数という意味だそうで。
IPアドレス、Cookie、ホストなどでカウントされるが、同じ人がスマホとパソコンの両方でアクセスしたら2人となってしまうし、Cookieを拒否している人はカウントできない。というわけで、実際に見た人の人数を完全に正確に把握できるわけではないとか。
まあ、目安としての目標ですね
スポーツ観戦、現地とテレビ(ライブストリーミング)とどっちがいい?
競技によっては、テレビのほうが便利だったり、細かいところまでよく見えていいこともあるだろう。ゴルフなんか、ギャラリーの皆さんは選手と一緒に移動するか、同じホールにいて次々選手を迎えるか、になるのでは? テレビなら次々注目選手を映してくれる。
逆にサッカーなんかは、テレビではどうしてもボールのある所とその近くがアップになりやすいので、指導者の方々は全体を見渡せる位置で観戦すると聞く。ボールから遠いところにいる選手の動きが、次の展開に関係するのからだろう。
世界フィギュアスケート選手権2019、エキシビションを含め5日間中4日間を会場で観戦してきた。4日とも席の位置が違ったので、それぞれ違った角度から見られて面白かった。リンクに近い席ではジャンプやリフトが目の前で見えるし、高い位置の席からはリンク全体を選手がどう使うか、ジャンプまでにどんな軌道を滑っていくかがよく見える。
そして、テレビでは見えづらい部分がいろいろわかる。選手の後ろ姿から滑走姿勢の良し悪しがわかるし、遠目でもジャンプの高さや幅ははっきり見える。滑走のスピード感が如実に感じられ、やはりトップ選手たちのスピードは凄い。
テレビでもフェンス広告の流れ方からある程度はわかるけど、速い人と遅い人の差が小さく見えるような? トップ選手たちのスピードがそれほどではないようにテレビでは感じてしまう。
しかし、実際に採点するのはその場で見ているジャッジたちなので それと同じものを(見る位置は違っても)見るのが本来の観戦なのだと実感した。
「フィギュアスケートはスポーツではない」が持論のつれあいに、会場で観戦させてみたい。競技性をどこまで感じられるか、聞いてみたい。が、、、
連れて行ける機会があるかな 日本国内開催の大会はチケットの確保が本当に大変だし しょっちゅうあちこち流浪しているつれあいが、都合よく大会の時期にいるとは限らないし
つれあいにフィギュアスケート大会を会場で見せる。次の目標
ここ数日ありがたいことに、このブログにたくさんアクセスいただいている。世界フィギュアスケート選手権を現地観戦して書いたレポートのおかげかと思いきや、、、
18/19シーズン課題一覧アイスダンスに400以上も閲覧が (そっちだったか…)
皆さんのお役に立ったなら良かったです
フィギュアスケート・世界選手権2019、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。40人!
<G1>
チェン・ホンイー(陳虹伊、Hongyi CHEN) SP:58.53(15)
「Notte Stellata」♪ 白。最初の3トウ+3トウはじめ、ルッツ、2アクセルとジャンプは全体にきれい。一歩を大きく動かすステップ、第1滑走をノーミスで滑り切った。
キス&クライには振付のミーシャ・ジーも。シーズンベスト
エルズビエタ・クロパ(リトアニア) SP:47.95(38)
「I Put A Spell On You」♪ 3トウ+3トウに挑んで成功、3フリップはほぼ下りたのに引っ掛かって転倒、惜しい。2アクセルは高さを出した。一応シーズンベスト。
マリナ・ピレッダ(イタリア) SP:53.27(27)
「Querer(シルク・ド・ソレイユ)」♪ 濃いピンク。3ルッツ+両手上げ2トウ、少しステップアウトした。ステップのエッジがしっかり見える。ターンの連続から2アクセルを決めた。シーズンベスト。
ユリア・サウター(ルーマニア) SP:53.11(29)
「Earned It」♪ 黒。3ループ、2アクセル、3トウ+両手上げ2トウとジャンプは安定している。難しい姿勢のキャメルスピン、ステップではブルースのムードを醸し出した。
ヴァレンティナ・マトス(スペイン) SP:50.25(34)
「My Immortal」♪ 黒。3フリップ+2トウ、3ループはややこらえたが、2アクセルは流れの中で跳べた。ステップやスピンは丁寧に曲に合わせている。大きなミスなく、両手でガッツポーズ シーズンベスト。
<G2>
ペルニル・ソレンセン(デンマーク) SP:54.36(26)
「A Night Like This」♪ 青。3トウ+3トウ、3ループ、2アクセルとジャンプをきっちり決める。ステップではゆったりと大きく体を使って表現していた。ノーミスで顔を覆って喜んだ。
ダシャ・グルム(スロベニア) SP:57.58(16)
「Bloodstream」♪ 黒。ルッツのような入り方で3フリップを跳んだ。3トウ+3トウもきっちり、2アクセルはややこらえたが、うまく流れた。ステップも切れがよくレベル4。シーズンベストでフリー進出を手繰り寄せた。
エヴァ・ロッタ・キーブス(エストニア) SP:55.38(23)
「Tango」🎵 黄緑色。3トウ+3トウは僅かにステップアウト。長いカーブイーグルからの2アクセル、見せる。ステップにはスピード感もあった。シーズンベスト。
アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア) SP:56.69(20)
「シンドラーのリスト」「Horizons」🎵 グレー。3トウ+3トウ、3ループとスムーズ。2アクセルは下りてすぐイナバウアーにつなげた。ドーナツスピンからシットの姿勢変化が速い。
いい演技だったけど、照れ屋さんなのか、ご挨拶が淡泊
ナターシャ・マッカイ(イギリス) SP:56.40(21)
「Song For The Little Sparrow」♪ グレーにピンクのパイピング。曲は宮原知子と同じ。3ループ+2トウを慎重に決め、3サルコウと2アクセルも問題なく跳んだ。初めの3要素でジャンプを終わらせ、スピンを丁寧にこなす。
ジャンプは時計回り(右回転)だけど、スピンは反時計回り(左回転)だったような
<G3>
ロベルタ・ロデギエロ(イタリア) SP:51.50(31)
「プラウド・メアリー」ティナ・ターナー🎵 黒メッシュ。3トウ+3トウは上手くまとめたが、3フリップで片手をつく。レイバックスピンはヘアカッター姿勢で。
ロックの名曲でノリノリのステップだったが、得意分野ではなかったかな
エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:57.18(17)
「Puttin' On The Ritz」♪ 黒。両手上げ3ルッツ+3トウ、ばっちり。2アクセルは横から回すような跳び方だが、回転不足判定だった。両手上げの3フリップは少しふらつく。前にも書いた気がするが、キャメルスピンで軸足の膝がピンと伸びてるのがきれい
アニタ・オストルンド(スウェーデン) SP:53.07(30)
「Je t'aime」♪ 赤。ターンからきれいに2アクセルを決めたが、ループが2回転に。後半3トウ+3トウは頑張った。情感をこめてステップを踏む。終わって小さくガッツポーズ、シーズンベスト。
ソフィア・シャラー(オーストリア) SP:48.72(37)
「Paint It Black」♪ ピンクと黒。3トウでこらえながら、なんとか+3トウにつなげた。サルコウが2回転に ロックのリズムでステップ頑張ってレベル4(観客のノリはいまいち)。一応シーズンベスト。
アナスタシア・ガルスチャン(アルメニア) SP:47.75(39)
「Je t'aime」ララ・ファビアン🎵 濃い紫。さっきも聞いた曲だけど 3ルッツ+3トウ下りたが、どちらも回転不足 3フリップ、2アクセルと問題ないように見えたが、これも回転不足
長めのスカートがジャンプやスピンで翻るのがきれいだったけど・・・
オーロラ・コトップ(カナダ) SP:48.83(35)
「Arrival of the Birds」「Blackbird」♪ 3トウ+3トウ、惜しい転倒。カナダチームが応援してたが、、、ステップのレベル4は偉い。
<G4>
イサドラ・ウィリアムス(ブラジル) SP:55.20(24)
「Take Five」♪ レモンイエロー。小塚崇彦、パトリック・チャンも使った名曲で滑る。3ルッツ+片手上げ2トウ、3ループは高さが出た。後半はラテン風味のステップ、全体に動きは良く、本人も満足げ。
キアラ・ファン・ティエル(オランダ) SP:41.85(40)
「Sahara Nights」♪ 黒。ルッツが2回転に、3フリップ+2トウのトウは1回転判定。2アクセルでなんとか立て直した。基本姿勢のきれいなスピン、よく動けていて表現ができているステップはレベル4。
オランダチームなので、ジャージはオレンジ色
カイラニ・クレイン(オーストリア) SP:48.82(36)
「アルビノーニのアダージョ」♪ 黒。女性ボーカルにのって滑る。3ループ+3ループに挑戦、回転不足で転倒となった。3ルッツでも回転不足で転倒したのが痛い まさかの得点になってしまった。
この選手にしては大人っぽい表現に挑戦したのかもしれないが、自分のものになってなかったかな。
イー・クリスティ・リョン(香港) SP:58.60(14)
「Scene d'amour」サラ・ブライトマン♪ ピンク。3ルッツ+3トウ、セカンドは詰まった着氷で回転不足判定。2アクセルと3フリップはしっかり決める。ステップやビールマンスピンなど、全体の流れがよかった。
世界ジュニアで不調だったので心配したが、ここまでのトップに立って笑顔
アレクシア・パガニーニ(スイス) SP:50.51(33)
「Yo Soy Maria」アストル・ピアソラ🎵 黒系。今季急成長の若手だが、3ルッツ転倒。3トウ+3トウは入ったがアクセルが1回転に。情熱的なステップ頑張ってレベル4だが、今日は精彩を欠いた
エンミ・ペルトネン(フィンランド) SP:53.22(28)
「Caruso」♪ ワインカラー。3トウで着氷が少し乱れ、あえて単独に止めようとしたように見えたが、結局転倒。次の3ループはきれいに下りたがコンビネーションにはしなかった。2アクセルは高さを出した。
エッジを全くホールドしないタイプのレイバックスピン、スウェーデンのヴィクトリア・ヘルゲソンを思いだす。
<G5>
ルナ・ヘンドリクス(ベルギー) SP:62.60(13)
「It's All Coming Back To Me Now」セリーヌ・ディオン♪ ピンク。両手上げ3ルッツ+3トウで転倒。しかし後半の片手上げ3フリップは、踏み切ったエッジの痕がきれいな弧を描いていた。一歩がよく伸びるスケーティングと全身での表現で見せるステップ、レベル4。演技構成点もしっかりもらって、トップに立った。
ニコル・ショット(ドイツ) SP:63.18(12)
「With You」♪ オフホワイト。ステップのように自然に3ループを跳び、3トウ+3トウも入る。しっとりとした表現のステップ(レベル4)から、流れのきれいな2アクセルに。余韻を残しながらのレイバックスピンでフィニッシュ。
奥ゆかしくて地味だけど、時間を忘れるような素敵なプログラムだった。シーズンベスト。
ニコル・ライチョヴァ(スロバキア) SP:51.22(32)
「ある愛の詩」♪ 3ルッツ+2ループ予定だったが、ルッツが2回転に。3ループもステップアウトしたが、なんとか2トウをつけた。曲が盛り上がるところで2アクセルが決まったのはよかったが、、、実力を出し切れず
イヴェット・トート(ハンガリー) SP:54.87(25)
「Uptown Funk」♪ カラフルな多彩色。3-3予定は3トウ+2トウに。ルッツはまあまあ、と思ったら回転不足。切れよく躍動するステップだったが、どうした拍子か手をついちゃった
手拍子に後押しされて頑張った。
アレイン・シャルトラン(カナダ) SP:55.89(22)
「Paint It Black」♪ 黒、スカートの裾に白。3ルッツは2トウをつけてまとめたが、3ループで転倒。壮大なオーケストラにのって、力強くステップを見せてレベル4。
この曲も人気
エリスカ・ブレジノヴァ(チェコ) SP:57.13(18)
「アルビノーニのアダージョ」♪ 濃い紫。女性ボーカルで。3トウは無理せず2トウをつけた。ルッツは安定していてGOEも高い。キャメルスピンでは得意の難しい姿勢も。今日は崩れるところがなくてよかった。
<G6>
ガブリエル・デールマン(カナダ) SP:69.19(11)
「ビゼーカルメン」より「ハバネラ」♪ 黒と赤。得意の3トウ+3トウ、これぞデールマン!の見事なジャンプ。ルッツは回りすぎそうになったが、うまく抑えた。色気たっぷり、だけじゃなく、しっかりエッジを使いこなしたステップ、レベル4。
会心の出来に、ガッツポーズ&投げキッス
イム・ウンス(韓国) SP:72.91(5)
「Somewhere in Time」♪ 白、袖と裾にグレー。3ルッツ+3トウ、軸が細くてシャープなジャンプ。足さばきと身のこなしが優雅なステップに見とれる。2アクセルは下りた後の余韻が美しい。最後のスピンに向かうところ、ただ移動するのではなく、ストーリーを表現するような振付になっていてよかった。
シーズンベストで70点越え
マライア・ベル(アメリカ) SP:71.26(6)
「To Love You More」♪ 高さのある2アクセル、3ルッツ+3トウも決まった。フリップも文句なし。ビールマンスピンでしっかり長く回り、笑顔で溌溂とステップ、レベル4をもらった。
両手を突き上げてガッツポーズ、シーズンべすと。
エリザベット・トゥルシンバエワ(カザフスタン) SP:75.96(3)
ベートーヴェン「月光」♪ 紺。見事な両手上げ3ルッツ、2アクセルもきれい。両手上げ3サルコウ+3トウも危なげない。レベル4をもらったステップの動きが一つ一つ堅実でいて、緩急やアクセントがある。
全体にスピードがあり、彼女が大きく見えた。シーズンベストでトップに立つ。フリーで4サルコウが成功したら、、、期待
ロランヌ・ルカヴリエ(フランス) SP:56.81(19)
「Maktub」♪ 黒。中東風の曲。3トウが単独になり、3ルッツはステップアウトしてコンビネーションにできなかった。エキゾチックなステップでレベル4、2アクセルは下りてすぐスプリットジャンプにつなげる工夫。ヘアカッター姿勢で長く回るレイバックスピンが特徴。
ジャンプが決まらないと上位には行けない、、、
ソフィア・サモドゥロワ(ロシア) SP:70.42(9)
「Nyah」♪ 黒系。片手上げ3フリップ+片手上げ3トウ、3ループ、2アクセルとジャンプは今日も好調。ドーナツ姿勢がきれいなスピン、ステップもレベル4をもらった。
これといって悪いところはなかったが、なんとなく物足りない 表現に気持ちがこもってないように見えてしまうような・・・
<G7>
坂本花織 SP:76.86(2)
「From My First Moment」♪ 赤紫。ジャンプが軽い、高い、大きい 3フリップ+3トウ、2アクセル、大きなスパイラルからすっと跳び上がる3ループ。何か夢のような
スピンもステップもレベル4をそろえた。スピードがあって、雲に乗ってるような浮遊感がある。シーズンベスト
ブレイディ・テネル(アメリカ) SP:69.50(10)
「Rebirth」♪ 青。3ルッツ+3トウ、“グリっと”下りたような感じに見えたら、案の定回転不足だった。スプリットジャンプからの2アクセルはカッコいい。キャメルスピンの回転の速さ、I字姿勢をまっすぐ保てるなど、技術は高いものがある。
宮原知子 SP:70.60(8)
「小雀に捧げる歌」♪ オフホワイト。3ルッツ+3トウ、しっかり高さも出して下りる。2アクセル、3ループと観客が緊張して見守るなかで下りていく。エッジが歌うようなステップ、世界一美しい(と私は思っている)レイバックスピン。
ただ、、、何か、今日は小さかった。見とれるより、必死で見守る感じだった。そこは演技構成点に出たように思う。そして回転不足もあり、、、口惜しい。
エフゲニア・メドベージェワ(ロシア) SP:74.23(4)
プッチーニ「トスカ」♪ 赤。強い表情で滑り出す。両手上げ3フリップ+3トウ、下りる。2アクセル、3ループときっちり。ステップには力強さがあった。
かつての安定感が戻ってきた。回転不足はあっても、頂点をねらう強さが蘇りつつある。
紀平梨花 SP:70.90(7)
ドビュッシー「月の光」♪ 水色。今日最大の声援を受けて登場。柔らかな表情で出て行ったが、、、3アクセルが1回転に 6分間練習で何本も決めていたのに、、、
3フリップ+3トウ、両手上げ3ルッツはきっちり決めてきた。ステップの中の動きの一つ一つが愛らしい。スピンの姿勢もそれぞれ、きれいに見せる。
さすがに緊張があったか、、、アクセルの構えに入るとき「早い」と感じたが、見ている側がわかるときは失敗になってしまうものなんだ、とわかった。
フリーの巻き返し、期待しよう
アリーナ・ザギトワ(ロシア) SP:82.08(1)
「オペラ座の怪人」♪ クリーム色。今季の不調は、体の成長に伴っていろいろずれていたのが理由と考えられていたが、“ずれ”が修正されたら、元の強さが戻ってくるわけで、、、
戻ってきた。
3ルッツ+3ループ、凄い高さで決めた 回転の速いキャメルスピン、きびきびしたステップでレベル4、高く足を上げたスパイラルから2アクセル、両手上げ3フリップ。確実に高得点を重ねる。
演技構成点では9点台をずらりと並べる。そこまで凄いとは思わなかったけど 当然のシーズンベストでトップに立った。
結果、1位ザギトワ、2位坂本花織、3位トゥルシンバエワ、4位メドヴェージェワ。5位イム・ウンス、6位ベル、紀平が7位で宮原が8位。
ザギトワを抜くのは容易ではない感じだが、メダル争いは1つのミスで大きく変わりそう。さて、どうなる
フィギュアスケート・世界選手権2019、開幕
最初はペア・ショートプログラム(ジャッジスコア)。今大会からペアでフリーに進めるのが20組に増えたが、今大会のエントリーが19組。みんなフリーに進めることになった。
<G1>
リョム・テオク/キム・ジュシク(北朝鮮) SP:58.77(13)
「A Day in the Life」♪ 黒のつなぎ。スロー3ループ、ちょっと痛そうな転倒。スピンやステップで少し2人のシンクロにずれがあったが、全体としてはまとまった演技。
レベッカ・ギラルディ/フィリッポ・アンブロシーニ(イタリア) SP:52.02(18)
「ロクサーヌのタンゴ」♪ 黒のつなぎ。3ツイストは少し抱きかかえるようなキャッチ。ジャンプは2アクセル。リフトはしっかりと姿勢を作ってから持ち上げた。
ハンナ・アブラゼヴィッチ/マルティン・ビダル(チェコ) SP:48.66(19)
「Le Di A La Caza Alcance」♪ 赤、黒。女性が細く小柄でペア向き体型。スロー3サルコウは決まったように見えたが、少し足をついてしまったかな。スピンはずれても修正力あり。スパニッシュのムードを出そうと頑張っていた。
余談だが、ビダル選手はミハル・ブレジナそっくり
<G2>
ゾーイー・ジョーンズ/クリストファー・ボヤジ(イギリス) SP:52.45(17)
「虹の彼方に」♪ 黒のつなぎ。3児の母と紹介されたが、若い者に負けてない 3トウ、スロー3フリップをきれいに決める。スピンは回転ゆっくりめだが、2人の呼吸を合わせる。ステップには大人の雰囲気がにじみ出た。シーズンベスト。
イヴリン・ウォルシュ/トレント・ミショー(カナダ) SP:59.84(12)
「Come Together」♪ 黒のつなぎ。ツイストは腰のあたりを抱えるキャッチに。3トウ、はまった。女性がホップしてから上げるリフトでスプリット姿勢。スピンで2人の距離を近く保った。
ミネルヴァ・ファビエンネ・ハーゼ/ノラン・シーゲルト(ドイツ) SP:64.28(10)
「Say Something」♪ 水色、グレー。3トウで女性がステップアウトしたが、スロー3サルコウは余裕があった。一歩一歩を丁寧に見せるステップ、スピンのタイミングも合っている。シーズンベスト、高得点が出た。
ラナ・ペトラノヴィッチ/アントニオ・ソウザ-コルデイル(クロアチア) SP:53.70(15)
「The Greatest Show」♪ 黒、赤ジャケット。男性はアフリカ系のミックスの容貌、フローラン・アモディオのような感じ。高さのあるツイスト、スロー3ループは少し傾いたがきれいに下りた。リフト中の滑走スピードが速い。ラストのスピンで女性がキャメル姿勢で崩れてしまったのが惜しい。シーズンベスト。
<G3>
ラウラ・バルケロ/アリツ・マエストゥ(スペイン) SP:55.58(14)
「Buona Sera Signorina」♪ 赤、白シャツに黒ベスト。スムーズなツイストから、3サルコウは2人のタイミングは少しずれたが決まる。スロー3フリップは高さがあり、逆さま姿勢から持ち上げるリフトを見せる。デススパイラルの入りで、女性の背中を支えて倒しながら入る工夫。シーズンベスト。
ハヴィエル・フェルナンデスが引退後、スペインはペアとアイスダンスが引っ張っていくのかな。
アニカ・ホック/ルーベン・ブロムマエルト(ドイツ) SP:53.16(16)
「マラゲーニャ」♪ 黒系、白シャツに赤サッシュ。3トウで女性が転倒、スロー3ループは両足着氷だったかな。フラメンコらしさを表現するステップはレベル4獲得した。
ミリアム・ツィーグラー/セヴェリン・キーファー(オーストリア) SP:63.65(11)
「Fortitude」♪ ラベンダー色。ツイストを下ろすとき、ドスンという感じになったが大丈夫。3トウぴったり、スロー3フリップも決まる。ホールドして滑る部分が多いステップは大人っぽい。
スイ・ウェンジン(隋文静、Wenjing SUI)/ハン・ツォン(韓聰、Cong HAN)(中国) SP:79.24(2)
「No One Like You」♪ グレー、黒。このペアがこの滑走順で登場するのは、グランプリシリーズを休んだために世界ランクが下がっていたから。しかしブランクを物ともしない。
3トウをそろえ、直前までホールドせずにいきなり投げ上げるツイスト、女性が片手上げの姿勢は凄い スロー3フリップは壮大。スピンのシンクロ、リフトではすぐ女性がノータッチの美しい姿勢に。
これぞ、王者の風格 もちろんシーズンベスト。
<G4>
パン・チェン(彭程、Cheng PENG)/ジン・ヤン(金楊、Yang JIN)(中国) SP:75.51(3)
「オフィーリア」♪ 着席間に合わず、ほぼ見てない。シーズンベストに迫る得点、いい出来だったらしい。
カーステン・ムア-タワーズ/マイケル・マリナロ(カナダ) SP:73.08(5)
「The First Time Ever I Saw Your Face」♪ 水色、紺。ツイストは高くはないが回転速い。3トウそろい、ジャンプで入るダンスリフトから投げるスロー3ループが決まる。リフトの下ろし際に逆立ち姿勢の工夫。全体に安定感がある。
アシュリー・ケイン/ティモシー・ルデュク(アメリカ) SP:66.93(9)
「Bella Belle」♪ ピンク、白シャツにサスペンダー。曲は軽快なチャールストン。スムーズなツイストから入ったが、3ループで女性が転倒。スロー3ルッツがばっちり決まり、ダイナミックな動きが映える。
アレクサンドラ・ボイコワ/ドミトリ・コズロフスキー(ロシア) SP:69.99(6)
「黒い瞳」♪ 黒、白にボウタイ。まず3サルコウを決めてスタート。ツイストは踏み切り、空中姿勢、キャッチとそれぞれの動作がクリア。幅のあるスロー3サルコウが決まる。リフトは女性が男性にノータッチ姿勢も。
<G5>
ニコル・デラモニカ/マッテオ・グアリゼ(イタリア) SP:67.29(8)
「Never Tear Us Apart」♪ 黒系つなぎ。3サルコウ、男性が2回転に。ツイスト、スロー3ループときれいにまとめる。スピンのキャメル姿勢が2人ともとてもきれい。よく動けていた。
エフゲニア・タラソワ/ヴラジミール・モロゾフ(ロシア) SP:81.21(1)
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 黒と赤。高々と空に舞い上がるツイスト 3トウ問題なく、客席まで飛んできそうなスロー3ループ。スピンのシンクロぶりが半端ない。リフトの女性側ノータッチの姿勢も決まっている。
浅田真央のステップを思い起こさせる、あのメロディでのステップは、会場が一体となった シーズンベスト。
ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ(フランス) SP:68.67(7)
「Uninvited」♪ 赤にゴールド、黒。ツイストはふわりと上がって余裕のキャッチ。3トウは男性が2回転に スピンはほぼぴったり合わせる。スロー3フリップで男性が投げるとき、スケートがゴッという感じの変な音を立てた。突っかかってしまったのか、、、案の定女性は転倒してしまった
6分間練習中に、ジェームズとイタリアのグアリゼがぶつかる場面があった。ジェームズは少し右足を気にしていたようだが、少し影響したのかも。
ナタリア・ザビアコ/アレクサンデル・エンベルト(ロシア) SP:73.96(4)
「Alexsander Nevski」♪ 黒とグレー、グレーに赤の肩布。ツイスト、高い! スロー3ループも高い! 3トウもそろえた。ステップでは剣を振り回す振付で、ストーリーを表現。
結果、タラソワ/モロゾフがトップに立ち、2位に隋/韓、3位彭/金、4位にザビアコ/エンベルト、僅差の5位にムア-タワーズ/マリナロ。メダル争いはこのあたりか。ヨーロッパチャンピオンのジェームズ/シプレが7位と出遅れた。
明日さっそくフリー
というより、暖かい。ていうか、今日は暑かった
スケートリンクの近くに座ってるのに、ウルトラライトダウンなんか全然必要なかった
フィギュアスケート・世界選手権2019、ファン仲間のチケットを分けていただいて観戦してきた。プレミアムシートで、オリジナルブランケット付き!なのだが、ブランケット要らなかったかも
明日も暖かいらしい。氷が溶けないか、そっちが心配