この土日、スケートカナダとアイスダンス予選会をあれこれ見てブログを書いたが、スケートカナダの女子をライブではスキップしていた。一字も書かないのでまるで存在を無視したみたいで申し訳ない 時間帯的にライブで見るのが厳しかっただけで
渡辺倫果が優勝という結果を知って嬉しい驚き 動画で、さらにテレビ放送で演技を見て圧倒された。しっかりエッジに乗って、ぐ~んと伸びていくスケート。得点はロンバルディアトロフィーの時のほうが高かったが、作品としてさらに完成度を上げたのでは?
何より、グランプリシリーズ初出場でこの会心の演技、それで初優勝 10代の頃は怪我があったり、カナダで練習していたのがコロナ禍でいられなくなったりと苦労したが、ここで開花してきた。NHK杯にエントリーしているので、さらに楽しみ
もう一つ、“初”があった。もう実力的に8組しか出ないグランプリシリーズだったら優勝して当然と思ってたので、全然驚かなかったペアの“りくりゅう”三浦璃来/木原龍一組。日本人ペアがグランプリシリーズで優勝するのは初めてだったのだ
高橋成美/マーヴィン・トラン組はグランプリファイナルに進出したことがあるが、優勝はしていなかった(最高2位)。りくりゅうは日本ペアの新しい歴史を作っていた
せっかくだから優勝の瞬間に気づいていたかったな りくりゅうも次の試合はNHK杯。楽しみ倍増 怪我に気をつけて頑張って~
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022スケートカナダ、男子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
スティーブン・ゴゴレフ(カナダ) SP:57.94(11) FS:152.70(5) Total:210.64(7)
ハチャトゥリアン「スパルタカス」♪ 黒にグレーベスト。地元期待の若手、4トウはやや詰まったが着氷。4サルコウ+2トウを決め「昨日とは別人」と解説。3アクセル+オイラー+3サルコウ、2本目の4サルコウは片手をついてなんとか。3アクセル、3フリップ+2トウと入り、3ループはきれいに。
シットスピンの出はジャンプで、コレオはちょっと物足りなかったけど 今できることはできた!
アレクサンドル・セレフコ(エストニア) SP:60.37(10) FS:145.74(7) Total:206.11(8)
「戦場のピアニスト」♪ グレーのグラデーション。ピアノの調べにのって、美しいスケーティング 冒頭のルッツは4回転予定だったが、きれいな3ルッツでまとめる。次を4トウにして成功!3アクセルは+2アクセルとした。後半3アクセルは手をついてオーバーターン、3ルッツになんとかオイラー+2サルコウをつける。
決まるジャンプはふわっと高さが出て素敵 雰囲気のいいプログラム、ちょっとこの選手を見直した。
ジミー・マー(アメリカ) SP:61.73(9) FS:142.66(9) Total:204.39(9)
「月の光」「Volcano」♪ 紫のグラデーション。意外にも静かな曲で 4トウはオーバーターンでこらえる。予定を変えて3ルッツ+オイラー+3サルコウでまとめ、3アクセルは下りてツイズルに繋げる。ループが2回転になってしまった。
曲が変わるのかな?と思ったが、続行でステップ。ストリングスが入って豪華になっていく。3アクセル+2トウ、3ルッツ+2トウと決めた。
最後はヒップホップ系で踊らないと気が済まないのか アップテンポに変えた。
ルーカス・ブリツィギ(スイス) SP:64.35(8) FS:148.08(6) Total:212.43(6)
「An Honorable Choice」「Sacrifice Of Tradition」「Trap」「Knights Promises」♪ 黒に赤の細いライン。4トウ片手をついたが片手上げ2トウをつける。2本目の4トウはオーバーターンで頑張る。3アクセル+片手上げ2トウ、3ループと入る。2本目のアクセルはパンク 3フリップ+オイラー+2サルコウは決まった。
太鼓のリズムできびきびしたステップに手拍子が起こる。フェンス際まで行ったところでぴたりと止まり曲も変わり、3ルッツからコレオと流れがいい。
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:69.01(7) FS:128.44(10) Total:197.45(10)
ドヴォルザーク「新世界より」♪ 赤から黒。今日はポニーテールで。4サルコウは両足着氷、3アクセルはステップアウト、2本目のアクセルはパンク 後半3ルッツで手をついたが、3フリップ+2トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウを決めたのは偉い。
珍しくスピンのキャメルでふらつく場面も しかしステップの美しさ、つなぎの動きの豊かさは見ていて心地よい
<G2>
コンラッド・オーゼル(カナダ) SP:69.69(6) FS:125.73(11) Total:195.42(11)
「Out of Tears」「Paint It Black」♪ 黒。4トウ+2トウ頑張ったが、サルコウは3回転になった。3アクセル+2トウは傾いたが耐え、3ループもなんとか。後半トウループは途中で開いた3回転、3アクセルこらえ、ルッツが1回転になったが2アクセルをつける。
なんだかジャンプにはらはらして、ほかの要素に目が行かなかった
カムデン・プルキネン(アメリカ) SP:75.07(5) FS:143.99(8) Total:219.06(5)
「ブエノスアイレスの冬」アストル・ピアソラ♪ 黒。冒頭の4トウをきれいに決め、予定を変えて3ルッツにしたら手をつき、なんとか2トウをつける。3アクセル+オイラー+2サルコウ、3ループは滑らかに入る。
足元はしっかりエッジに乗ってよく滑りながら、上半身はタンゴを美しく表現する動きのステップ、魅力的 後半フリップ、ルッツともに2回転になってしまった。最後スピンを止めてフィニッシュ、ちょっとあっけないかな
キーガン・メッシング(カナダ) SP:79.69(4) FS:171.03(3) Total:250.72(4)
「Lullaby for an Angel」「Ballad for Wyatt」♪ 赤黒チェック。地元のスターを大歓声で迎える。鮮やかな4トウ!さらに4トウ+2トウ!! 3アクセルはちょっと引っ掛かったような着氷になったが根性でこらえた。次は予定を変えて3ループに。
とにかくスピードに乗って生き生きしたステップで、本人もエンジョイしている。3アクセル+オイラー+2サルコウ、3ルッツ+2トウ、3フリップと後半もしっかり。
雄大なイーグルとハイドロブレーディングのコレオ、これを見られた観客は嬉しいだろう コンビネーションスピンをジャンプで出てフィニッシュ、思わずガッツポーズ
競技最後のシーズンに地元で素晴らしいパフォーマンス、幸せ
マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:81.18(3) FS:169.85(4) Total:251.03(3)
「Talking to the Moon」「That’s What I Like」♪ こげ茶系。4トウ、両足かもしれないが着氷。4ループが軽々 3フリップ+3トウ、3サルコウと安定。スライディングのコレオも良い。
3アクセル+2アクセル、3ルッツ+オイラー+2サルコウがとても滑らか。最後に3アクセル ショートサイドでうんとアピールしてから、ぐいぐいとステップを踏んでフィニッシュ。満足な出来に「もっと拍手~」と煽った
宇野昌磨 SP:89.98(2) FS:183.17(1) Total:273.15(1)
バッハ「G線上のアリア」/ヨハン・アドルフ・ハッセ「Sanctus Petrus Et Sancta Maria Magdalena」♪ グレー系。その滑りはもう本当に王者 4ループ、軽くオーバーターン。4サルコウ膝をうまく使って耐え、4フリップは得意。3アクセル+2アクセル、余裕をもって。
後半、課題だった4トウ+3トウが入った 3アクセル滑らかに、2本目の4トウはちょっと乱れて単独になったが問題ない。
スピンはランビエール氏についてから、本当に上手くなった。ちょっとした身のこなしにも惚れ惚れする。
技術点が速報より下がったが、4サルコウと4フリップにqがつき、後半の3アクセルと4トウは回転不足判定だった。
三浦佳生 SP:94.06(1) FS:171.23 Total:265.29
「美女と野獣」♪ 白フリルシャツにグレー系ベスト。かなり予定を変えてきた。冒頭に3アクセル+オイラー+3サルコウ、続いて4トウ+3トウ頑張った! 4サルコウは転倒したが、2本目の3アクセルの美しいこと じっくり見せるステップ、洗練されてきている。
後半4トウ、ちょっとステップアウト。3フリップ+2アクセル、3ループとまとめ、スピンの出のヒッチキックも勢いがある。終盤のコレオ、今日は王子になって踊ってたかな
結果、優勝は世界王者・宇野昌磨、2大会連続の2位に三浦佳生、3位にマッテオ・リッツォ。キーガン・メッシングが僅差の4位だった。
女子の優勝が渡辺倫果だったので、今大会は実に3種目で日本勢が優勝 ミシサガの観客は3度「君が代」を聴くことになった。覚えちゃったかな
エキシビションは日本時間の午前3時から。。。アーカイブで見ます
フィギュアスケート・全日本ジュニアアイスダンス予選会、フリーダンス(ジャッジスコア)。
原澤七愛/熊野英輔 RD:35.65(4) FD:51.57(4) Total:87.22(4)
「Love Fool」「I’m Kissing You」「O Verona」♪ 白とシルバー。組んで滑るところはそーっと滑る感じがあるが、コレオステップは離れてツイズルしたりとドラマチックな振付。ツイズルはちょっと回転数が合わなかったか。
山下珂歩/永田裕人 RD:40.09(3) FD:64.03(3) Total:104.12(2)
「ムーラン・ルージュ」♪ 赤、黒。いい感じで滑っていたが、女性が転倒、起き上がろうとして再度転倒してしまった 膝裏から持ち上げるリフト、膝上でヘアカッター姿勢を取るリフトなど、昨季よりレベルアップしている。ワンフットステップなどもよく滑れていたと思う。
岸本彩良/田村篤彦 RD:51.02(2) FD:75.69(2) Total:126.71(2)
「パルプ・フィクション」♪ 黒の上に白、黒に白ライン。エネルギッシュにぐいぐい滑っていく。女性が体の柔らかいところを生かして、スピンやリフトでヘアカッター姿勢を入れる。男性が腕立て伏せするコレオ、踏まれるのは止めたらしい
來田奈央/森田真沙也 RD:56.89(1) FD:92.25(1) Total:149.14(1)
「Red Notice」♪ 赤、白シャツ黒タイ。切れのいい動きでスピードに乗っていく。リフト、ワンフットステップ、ツイズルとミスなく、コレオステップもノリノリ。随所で森田くんが銃を撃ちまくる 終わって奈央ちゃんがご挨拶より先にガッツポーズでぴょんぴょん
キス&クライでは頭に飾り(ハロウィーンなので) 初めての90点越えに喜ぶ。
全日本ジュニアは11月25日から。
フィギュアスケート・全日本アイスダンス予選会、フリーダンス(ジャッジスコア)。
菊池彩子/池田喜充 RD:41.72(4) FD:66.24(4) Total:107.96(4)
「Secrets」♪ 紫系。リズムダンスよりずっと安定感がある。ステップ、ツイズルと落ち着いていた。池田くんが一瞬引っ掛かった リフトもきれいだった。
矢島榛乃/松井努夢 RD:45.08(3) FD:67.61(3) Total:112.69(3)
「レ・ミゼラブル」♪ ブルーグレー、同色シャツにカーキのベスト。昨日よりかなり自信をもって滑れている。低い姿勢の男性のひざ下あたりに女性が足をつけるステーショナリーリフトがアクロバティック。ツイズルで一瞬男性がふらついたが、うまくセーブした。
木下あかり/田村周彦 RD:47.76(2) FD:74.85(2) Total:122.61(2)
「Like A Virgin」「Like A Prayer」「Vogue」♪ 黒。一つ一つの要素を丁寧にこなしている。リフトのポジションなど大人っぽい。全体にスピードは遅めかも キス&クライで抱いてる白クマは
高橋ニコル/シャイロー・ジャド RD:50.05(1) FD:76.39(1) Total:126.44(1)
黒。励まし合うようにハグしてから位置につく。なんとなくだけど、昨日より動きが思いような気がした。ストレートラインリフトのポジションチェンジなど、もう少しクリアに速くできるといいな
全日本選手権には、この4組に小松原美里&尊、村元哉中/高橋大輔が加わって6組となる見込み。久々に全日本が2グループになるのは嬉しい
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022スケートカナダ、ペア・フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
ケリー・アン・ローラン/ルーカ・エティエ(カナダ) SP:50.84(8) FS:101.25(6) Total:152.09(7)
「Main Title Carnival Row: Season 1」「In the End (feat. Fleurie) 」♪ 黒に緑。余裕をもって3ツイスト。3サルコウは女性が着氷で乱れてコンビネーションにできず、3ループも女性が手をつく。スロー3ループで転倒したが、スロー3サルコウを下りて大きな拍手
前で抱えてから持ち上げるリフトで瞬時にポジションを変えていく。地元開催の大会で頑張った。
アリサ・エフィモヴァ/ルーベン・ブロマエルト(ドイツ) SP:51.49(7)
棄権
イェリザヴェータ・ズコヴァ/マルティン・ヴィダジュ(チェコ) SP:52.84(6) FS:100.66(7) Total:153.50(6)
「So Far」♪ 黒。3ツイストきれい。3トウで女性が転倒したが、3サルコウ+オイラー+2サルコウをそろって決める。ちょっと映像トラブって見てないところがあるが、キャリーリフトをじっくり見せたところがいい。
ヴァレンティナ・プラザス/マクシミリアーノ・フェルナンデス(アメリカ) SP:55.70(5) FS:108.44(5) Total:164.14(5)
「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」♪ ブルー系つなぎ、ブルーの胸に☆。3ツイストはレベル4獲得。トウループが2回転に、2アクセル+2トウはステップアウトと男性はジャンプは苦手かも 股下をくぐってからのリフト、コレオのダンスリフトもきれい。スローは3フリップ片手付き、3ループは両足着氷だった。女性の太腿を男性が片手でリフト、両手に持ち替えて片足滑走、ペアスピンにはジャンプで入った。
得点には満足そう。
<G2>
ブルック・マッキントッシュ/ベンジャミン・ミマー(カナダ) SP:60.82(4) FS:114.67(4) Total:175.49(4)
「レ・ミゼラブル」♪ ピンク、白シャツ黒ベスト。高さの出た3ツイスト、3トウ+2トウ頑張る。サルコウは女性が2回転に。スロー3ルッツ(フリップ?)決まって歓声。スロー3ループで転倒したが、長いキャリーからスプリットポジションになるリフトは豪快だった。ペアスピンの最後はフリーレッグを重ねるようにして持ち上げた。
サラ・コンティ/ニッコロ・マチー(イタリア) SP:66.66(3) FS:119.52(2) Total:186.18(3)
「ニュー・シネマ・パラダイス」♪ 黒レース、白シャツにサスペンダー。3ツイストのGOEで少しマイナスはキャッチの時女性が男性に触れてしまったかな。3サルコウ+オイラー+2サルコウ、3トウと決めた。スロー3ループ転倒したが、ダンスリフトのコレオからの流れできれいにスロー3サルコウを決める。リフトのスプリットポジションもきれいだった。デススパイラルからそのままペアスピン、出るところは軽くリフトしてフィニッシュ。
得点と順位を見てコーチと3人で嬉し涙
エミリー・チャン/スペンサー・アキラ・ハウ(アメリカ) SP:67.39(2) FS:119.09(3) Total:186.48(2)
「Unchained Melody」♪ 紫にピンク、グレー。最初に2サルコウ+2アクセル+2アクセルを決める 3トウは女性が転倒。3つ目の要素に3ツイストを持ってきた。スロー3ループはステップアウト、サルコウは2回転に。ペアスピンの出でアイスダンスのステーショナリーリフトのように抱えて回転。リフトを腕だけで一気に下ろすのもアクロバティック!
女性が離れてうずくまり、男性が近寄ってまた動き出すなど、映画の雰囲気をよく出している振付が良かった。
ハウ選手は2014/2015シーズンに古賀亜美選手と組んで、日本代表でジュニアグランプリシリーズに出場、9位と8位という成績を残している。
三浦璃来/木原龍一 SP:73.39(1) FS:138.63(1) Total:212.02(1)
「Atlas: Two」♪ 白地に紫の花、紫グラデーション。木原君の素敵なツイズルで始まる。3ツイスト安定、3トウで璃来ちゃんが手をついて1トウをなんとかつけた。3サルコウはばっちり ペアスピンではちょっとだけリフト。スロー3ルッツ、スロー3ループと見事
バックアウトのデススパイラルはレベル1だったが ランジから持ち上げてキャリーしてランジで下ろす得意のリフトでフィニッシュ。
もう地元の選手のような声援を受けて、堂々の演技。トータルの自己ベスト更新
結果、予想通り(?!)三浦/木原が優勝、2位チャン/ハウ、僅差で3位にコンティ/マチー。地元カナダのマッキントッシュ/ミマーが4位に入った。
この後男子
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022スケートカナダ、アイスダンス・フリーダンス(ジャッジスコア)。
<G1>
マリア・ノソヴィツカヤ/ミハイル・ノソヴィツキー(イスラエル) RD:58.03(10) FD:88.46(10) Total:146.49(10)
「ラ・ヴィ・アン・ローズ」「パダン・パダン」「Milord」♪ ワインカラー、黒。あまり細かいところを見てないんだけど 曲の雰囲気によく合っていた。動きに無理のない感じがいい。
モリー・セサネク/イェホール・イェホロフ(アメリカ) RD:61.40(9) FD:89.39(9) Total:150.79(9)
「スパルタカス」♪ 白、グレー。まずは大きなカーブリフトから。ツイズル、ステーショナリーリフトとあまり準備動作や繋ぎを入れずにすぐ入る。スピンで一人がキャメル、一人がアップライトのときに手をつなぐ。
ホリー・ハリス/ジェイソン・チャン(オーストラリア) RD:67.68(8) FD:92.24(8) Total:159.92(8)
「I'm Tired (with Zendaya)」「Forever」「Formula」♪ 濃い青。ツイズルで女性が少しふらついた。ステーショナリーリフトで低い姿勢から立ち上がり、女性が一瞬男性の足の付け根あたりに立ち、さらに肩の上に乗せたりひねったりと複雑な姿勢変化を見せる。男性がよく動けている感じ。
小松原美里/ティム・コレト(小松原尊) RD:68.88(7) FD:97.18(7) Total:166.06(7)
「The Fifth Element」♪ 白の裾にオレンジ、カーキの前にオレンジ。すっと持ち上げて女性が空に浮く感じのローテーショナルリフト、ツイズルもするするっという感じ。カーブリフト、ローテーショナルリフトと安定。曲がアップテンポに替わるところからワンフット。
技の一つ一つでわっと盛り上がるのではなく、世界観の表現に特化している。
エミリー・ブラッティ/イアン・ソマーヴィル(アメリカ) RD:70.85(6) FD:108.29(6) Total:179.14(6)
「ラ・ラ・ランド」♪ 紫、ベージュ。冒頭から軽やかに映画の雰囲気に引き込むダイアゴナルステップ。ストレートラインリフトからローテーショナルリフトもスムーズ。解説によると「ツイズルで難しいことをやっている」らしい。振付もはまっているし、何より若いカップルにぴったりの選曲
<G2>
マリー‐ジャド・ローリオ/ロマン・ルギャク(カナダ) RD:74.59(5) FD:114.48(5) Total:189.07(5)
「ピンク・パンサー」♪ 紺にピンクのつなぎ、紺系。女性が男性の首に両腕を回し、男性が手を放すステーショナリーリフトから。女性を頭の上で振り回してから膝上に立たせるカーブリフトから、肩に乗せるローテーショナルリフト。
コレオステップの中で女性を肩車するのが、今回も無効な要素とされた。ただ3つのリフトが全部認められているので、特に減点にはなっていない。
マージョリー・ラジョワ/ザカリー・ラガ(カナダ) RD:75.94(4) FD:119.55(3) Total:195.49(3)
「ヌレエフ」♪ オフホワイト、ブラウン。以前ダニエル・グラスルが使った曲。ツイズルのフリーレッグが美しい、と解説。ローテーショナルリフトを下ろす前のツイストなど、細かいところに工夫がある。昨季よりぐっと大人っぽくなった。
キャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズ(アメリカ) RD:76.13(3) FD:118.06(4) Total:194.19(4)
「ラプソディ・イン・ブルー」ジョージ・ガーシュウィン♪ 水色、白シャツにサスペンダー。ふんわりと滑り出し、滑らかなツイズル、足を絡めてのスピン。カーブリフトで女性が片足で後ろ向きに立つ。ポジションチェンジもぴしっと音を取っているのでカッコいい。コレオステップ盛り上がった。
得点を見て「あとちょっと」と指で見せるマイケル、表彰台を逃したか。
ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス) RD:83.80(2) FD:125.38(2) Total:209.18(2)
「Born This Way」「Million Reasons」♪ ブルー系、黒系。得意とするタイプの曲。男性の首に足を絡めるステーショナリーリフトから、抱えてのローテ―ショナルリフト。ツイズルの合間にイリュージョン。なんかソロスピンみたい?と思ったらコレオツイズルだった。肩に乗せてからぐっと姿勢を低くするカーブリフト、フェンスに手をかけてアピールしてからコレオステップ、めっちゃ盛り上がる
ベスト更新!
パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) RD:87.23(1) FD:128.47(1) Total:215.70(1)
「エビータ」♪ 赤、カーキ。美しい一幕のミュージカルを見る思い。。。 一つ一つの技術が安定しているだけでなく、イーグルからそのまま抱えてリフトに入ったり、リフトから下ろすときにくぐったり、全て意味のあるトランジション。
低い姿勢のステーショナリーリフトを出て女性がうずくまって男性を見上げる姿勢でフィニッシュ。立ち上がって組んでダンスするような姿勢からご挨拶。退場まで演技の一部。
今季こそ世界一になる!という覚悟が見える気がした。
結果、優勝はギルス/ポワリエ、2位フィアー/ギブソン、3位ラジョワ/ラガ。地元カナダ勢が1位と3位を取った。4位グリーン/パーソンズ、5位ローリオ/ルギャク。小松原組は7位。
次はペア・フリー。りくりゅう
フィギュアスケート・全日本アイスダンス予選会、リズムダンス(ジャッジスコア)。
木下あかり/田村周彦 RD:47.76(2)
「Cheap Thrills」「Chandelier」「Samba do Brasil」♪ 紫がかったピンク、黒。ジュニア勢に比べると一気に大人の雰囲気になる。ツイズルをきっちり決め、ルンバでいい感じのステップ。サンバでコレオリズムステップもよかったが、リフトのあとフィニッシュの直前に男性がふらついてしまった。
高橋ニコル/シャイロー・ジャド RD:50.05(1)
「Mi Gente」「La Fama」♪ 黒に赤ストーンのつなぎ、黒。全体にゆったりめの曲で、一歩ずつしっかり見せる感じ。ツイズル安定、低い姿勢から立ち上がって肩に乗せてから下ろすステーショナリーリフト。コレオリズムステップではびしびし音に合わせてポーズを決めた。
矢島榛乃/松井努夢 RD:45.08(3)
「Let’s Get Loud」「Gogobebe」♪ 蛍光オレンジ、黒に臙脂。男性は今季からアイスダンスを始めたと聞いているせいか、少し女性が気をつかいながら滑っているように見えた。ジャッジ席前を通過していくストレートラインリフトで見せる。つなぎで女性が転倒、急いでフェンスまで行ってコレオリズムステップ、頑張った。
菊池彩子/池田喜充 RD:41.72(4)
黒系、黒。こちらも今季から組んだカップル。全体に丁寧に滑る。女性は今できることを頑張っている感じ。男性はいろいろやりたいことがあるんだけど、今は全部はできない、という感じ。ツイズル、リフト、ステップとしっかりこなしていた。
結果、高橋/ジャドがトップ。昨季はコロナ禍で来日できず棄権だったが、今季ようやく出場できた 2位に慶應義塾大学カップルの木下/田村。男性の田村周彦選手は、ジュニアで2位につけている田村篤彦選手の兄。3位矢島/松井、4位菊池/池田と続いた。矢島選手と池田選手は以前組んでいたが、それぞれ新パートナーを見つけている。
明日のフリーは10:55から。
フィギュアスケート・全日本ジュニアアイスダンス予選会、リズムダンス(ジャッジスコア)。
來田奈央/森田真沙也 RD:56.89(1)
「Sentimentos」「Toca Tango」♪ 黒にゴールド、赤シャツ黒ベスト。時間を間違えていて最初の部分を見逃した JGPチェコ大会銅メダルの貫録を見せる、力強く美しい滑り。ツイズルもミスなかったが、リフトでぶんぶん回して下ろす瞬間に失敗 転倒扱いになってしまった。
キス&クライではキャシー先生といろいろ反省会。観客が入っているわけではないが、おそらくチームメイトが技を決めるたびに拍手したり声を出したり、応援(あとで「大きな声の応援はお控えください」とアナウンスされていた)
岸本彩良/田村篤彦 RD:51.02(2)
「Invieruno」「Codigo de barra」「Dichas Que Vivi」♪ 赤、黒に白襟。きだもりのビュンビュン飛ばすのとは違うが、丁寧にきちんと踏んで、ちゃんとタンゴになっている。ノータッチのステップも伸びがあったし、ツイズルもきちんとできた。ローテーショナルリフトで女性がパールスピンのような態勢でキャッチフットしていたのが凄い
男性はまだ18歳だけど、曲に合わせてちょっと髭を生やしていた。
山下珂歩/永田裕人 RD:40.09(3)
「Epoca-Mario Takes A Walk」♪ 赤白、赤。年々滑りに安定感が増し、ダンスらしい滑りになっている。ジュニアには珍しくステーショナリーリフトをきれいに決め、ツイズルも決まった。ノータッチステップの途中で男性が転倒 しかしすぐ立ち上がってユニゾンの乱れを最小限に抑えた。
キス&クライでコーチに「タンゴめっちゃ弱かった」と言われる。ポージングとか、フリーフットの使い方に工夫すればいいのかな? 男性の髪型もジェルで固めるなどして大人っぽくしてもいいかも
原澤七愛/熊野英輔 RD:35.65(4)
「Volevo un gotto nero」「Malaguena」♪ 濃い紫。どうも聞いたことがある曲だと思ったら、「黒猫のタンゴ」(と聞いてわかる人は世代が近い。このイタリア語の曲がオリジナル。)今季から組んだカップルで、丁寧に慎重に滑っている感じ。ツイズルで男性がちょっとミス。曲が変わってノータッチステップになると急にスピードが上がった。ローテーショナルリフトもしっかり回転、下ろしてポーズのフィニッシュが大変
キス&クライには樋口豊コーチ。「CANADA」のマフラーしてる。
結果は滑走順と同じ 1位來田/森田、2位岸本/田村、3位山下/永田、4位原澤/熊野となった。明日のフリーダンスはその逆順になる。10:25から。
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022スケートカナダ、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<G1>
コンラッド・オーゼル(カナダ) SP:69.69(6)
「カルミナ・ブラーナ」♪ 赤に黒。4トウ+2トウ決まった!が、サルコウは3回転になって転倒。3アクセルは詰まったが耐えた。全体にオーソドックスな滑り。
スティーブン・ゴゴレフ(カナダ) SP:57.94(11)
「Dream State」♪ ブルー系の横縞。いつのまにか183㎝の長身に育っていた 4回転予定と思われるトウループが2回転で無効に。サルコウも3回転になって乱れ、コンビネーションにできなかった。3アクセルは見事に決める。
カナダの選手らしく、足元はしっかりしている。
アレクサンドル・セレフコ(エストニア) SP:60.37(10)
「Egyptian Trap Mix」♪ 黒。中東風の曲で、4ルッツに挑んだが転倒。4トウで両手をついたがすぐ2トウをつける。アクセルが2回転になってしまった。ステップの途中でちょっと引っ掛かって手をつく場面が キャメルスピンの軸足がまっすぐ伸び、アップライトでは頭が遅れて回転するところがカッコいい。ハイドロブレーディングも見せた。
三浦佳生 SP:94.06(1)
「Michelangelo 70」「La Muerte del Angel」アストル・ピアソラ♪ 黒の赤い花。スケートアメリカ銀メダル、連戦でカナダへ。きびきびとタンゴのリズムを取りながらスピードに乗っていく。4サルコウ+3トウ頑張り、3アクセルはスムーズ。後半4トウはやや傾いたが耐える。
ステップの音と体の動きのシンクロ具合にぞくぞく 前回に続いて94点台という安定感、納得のガッツポーズ。
ジミー・マー(アメリカ) SP:61.73(9)
「Warriors」♪ 黒。4トウ転倒、3ルッツには2トウをつける。3アクセルの転倒が悔しい。踊れるところはなかなか見せる。
<G2>
ルーカス・ブリツィギ(スイス) SP:64.35(8)
「Another Level」♪ 白ノースリーブに黒手袋。ロックにのってぐいぐい滑る。4トウ転倒、アクセルでパンク 3ルッツに3トウをつけたいところだったが2トウに。腕の筋肉を見せながら激しく動くステップとスピン、それはそれで魅力的。
カムデン・プルキネン(アメリカ) SP:75.07(5)
「Fly Me To The Moon」♪ ブルー。ストリングスとピアノの音で滑り出す。4回転予定と思われるトウループは2回転になってしまったが、3アクセルはクリームのように滑らか 3ルッツ+3トウは膝を深く折ってセーブ。甘い男性ボーカルに似合う柔らかな動きのステップ
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:69.01(7)
「Englishman in New York」スティング♪ ブルー系。髪を伸ばしてなびかせている。サルコウが2回転に 3アクセルでステップアウト、手もついた。ほとんど前触れなく跳ぶ3ルッツ+3トウは歓声が上がる。
とにかくつなぎの動きが軽やかで小粋で、ステップの楽しさといったら 姿勢の良さと回転速度、スピンは例によって一級品。
マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:81.18(3)
「Le parole lontane」「Zitti e buoni」♪ 黒。4トウでオーバーターンしたが2トウをつける。4ループ挑戦、オーバーターンでこらえた! 3アクセルは問題なし。
前半はバラード系で、後半アップテンポになってノリノリで滑っていく。イタリア語の歌詞を振付で観客に伝えられたかな シーズンベストには届かず。
キーガン・メッシング(カナダ) SP:79.69(4)
「Grace Kelly」♪ 赤紫に斜めのライン。競技は今季限りと聞く。タップを踏んでスタート、4トウ転倒。3アクセルを決めてガッツポーズしながらイーグル。3ルッツは流れ過ぎて(?!)コンビネーションにし損ねた
早口の歌詞に負けない高速ステップ、ひたすら楽しい。ラストは片手側転 キス&クライで見せた写真は何?
宇野昌磨 SP:89.98(2)
「Gravity」♪ 赤に黒襟。メロウなエレキにのって滑り出す。何か世界王者の貫禄を感じさせる滑り 4フリップをびしっと決めたが、4トウで傾いて1トウしかつけられず。3アクセルはかなり傾いたが、うまいことセーブした。
ステップの中のツイズルだけでもぐっとくる。スピンの出のジャンプ、シットから一気にキャメルになるところ、進化も見せつけた。
結果、三浦佳生が2大会連続でSP首位 2位に約4点差で宇野昌磨、3位リッツォ、地元カナダのメッシングが4位。優勝争いは日本人の2人になりそうだが、3位争いはどうなるか。
2日目は日本時間の深夜2時台に始まる。。。何時に起きられるかな
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022スケートカナダ、ペア・ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<G1>
イェリザヴェータ・ズコヴァ/マルティン・ヴィダジュ(チェコ) SP:52.84(6)
「Keeping Me Alive」♪ グレーに赤の縁取り。3ツイストは悪くないと思ったがGOEは少しマイナス。トウループは女性が2回転に、スロー3ルッツは高さがあったが両足着氷。リフトは上がってすぐ女性が片手を離し難しい姿勢に。スピンをピッと止めてフィニッシュ。
ケリー・アン・ローラン/ルーカ・エティエ(カナダ) SP:50.84(8)
「All Right Now」♪ 透ける黒、黒半そで。きれいなダンスリフトから入り、3ツイストは回転速いが着氷で少し詰まったか。3サルコウは女性が転倒。スロー3サルコウは片手をついたが耐える。手をつないだ状態で女性が軽く跳ねてからデススパイラルに入る。スピンは少しずれたが最後にぴたっと合わせたのでよし
アリサ・エフィモヴァ/ルーベン・ブロマエルト(ドイツ) SP:51.49(7)
「月光ソナタ」♪ ペールオレンジ、黒。女性はフィンランド生まれ。スロー3ループで痛そうな転倒したが、次のデススパイラルは影響なかった。3トウで女性が転倒、スピンはなんとなくずれたまま、出で男性が一瞬引っ掛かった。トリッキーなポジションチェンジのリフトでドキドキ
ブルック・マッキントッシュ/ベンジャミン・ミマー(カナダ) SP:60.82(4)
「Release」♪ 水色、水色から黒。地元の大声援の中、きれいな3ツイスト。3トウは男性が少しステップアウトしたが、ミスはそれだけ。滑らかにスロー3ループ、スピンもよく合わせた。
<G2>
ヴァレンティナ・プラザス/マクシミリアーノ・フェルナンデス(アメリカ) SP:55.70(5)
「Maria」♪ 白のウェストに赤ライン、青。「ウェストサイド・ストーリー」の曲。高さのある3ツイストはレベル4。3トウで女性が転倒、スロー3ループは一瞬フリーレッグをついた。そろってランジ姿勢から入るスピンを丁寧に合わせ、男性が支持する位置が難しそうなリフトを静かにおろして、ムードのあるフィニッシュ。
サラ・コンティ/ニッコロ・マチー(イタリア) SP:66.66(3)
「Oblivion(Una Sombra Mas)」♪ ゴールドに黒スカート髪に赤い花、白シャツ黒ベスト。3ツイスト軸が細い。準備動作が短いスロー3ループ、サイドバイサイドの3サルコウと美しく決まった じっくり見せるステップに引き込まれる。よく合わせたスピンをぴたりと止めてフィニッシュ、自己ベストにコーチと大喜び
エミリー・チャン/スペンサー・アキラ・ハウ(アメリカ) SP:67.39(2)
「Nyah」♪ 黒の袖口に赤。男性は古賀亜美選手と組んで日本代表でジュニアグランプリシリーズに出場したことがある。スピードにのって大きな3ツイスト、スロー3ループも雄大。3トウも下りてぐっと盛り上がる。フラメンコのパーカッションで激しく踊るステップに、回転の速いスピンでクライマックス。
ベスト更新に満足そう。
三浦璃来/木原龍一 SP:73.39(1)
「You'll Never Walk Alone」エルヴィス・プレスリー♪ 群青にゴールドの飾り。世界選手権銀メダリストとして堂々の最終滑走。先日「徹子の部屋」に出演していた。地元の選手のように「Allez!」と声がかかる。3ツイストはレベル2止まりだったが、3トウをしっかり決め、リフトでは放していた手をまた繋ぐポジションチェンジ。スロー3ルッツはステップアウトしたが転倒はせず。
スピンのシンクロが半端ない ステップの流れのよさは別格、デススパイラルから膝をついて抱えてフィニッシュ。龍一くんがずっと笑顔 久々の試合が楽しくてしょうがないらしい
自己ベストに1点あまりという得点は、シーズン初戦としては上出来!
結果、2位に6点差をつけて三浦/木原がトップに立ち、2位チャン/ハウ、3位コンティ/マチー。どの組もいい演技だった。
次はいよいよ男子
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022スケートカナダ、アイスダンス・リズムダンス(ジャッジスコア)。
<G1>
マリア・ノソヴィツカヤ/ミハイル・ノソヴィツキー(イスラエル) RD:58.03(10)
「Le Serpent Guem」「Mil Pasos」「Sambando」♪ 映像うまくつながらず未見。
モリー・セサネク/イェホール・イェホロフ(アメリカ) RD:61.40(9)
「Temptation」「Fever」♪ 透け感のある黒。よく見ていられなかったが安定感ある。
小松原美里/ティム・コレト(小松原尊) RD:68.88(7)
「Loca」「Hay Amores」「La La La」♪ ターコイズ、黒。登場から美里さんの引き締まった体の動きに目を引かれる。切れのいい動きでミスもなく、どの要素も決まっていた。イーグルの足の付け根あたりに立つカーブリフトはゆったりポーズを見せつける。
RDのパーソナルベスト更新
マリー‐ジャド・ローリオ/ロマン・ルギャク(カナダ) RD:74.59(5)
「Mambo No.1」「Mrs. Harmony」「Mambo No.8」♪ 黒系つなぎ、黒に赤系の模様。スケートアメリカから連戦だが、さらに充実。地元の声援の中、こちらもベスト更新。
エミリー・ブラッティ/イアン・ソマーヴィル(アメリカ) RD:70.85(6)
「Gadda Rio」「Con mi Sombra」「Hip Hip Chin Chin」♪ グリーン、黒。20歳と22歳の若手。動きが伸び伸びと大きく、一つ一つのポーズをきちっと決めている。グライドが大きくてきれい。
<G2>
ホリー・ハリス/ジェイソン・チャン(オーストラリア) RD:67.68(8)
「The Best」「Cha Cha Danzon」「Suavemente」♪ シルバー、黒。スケートアメリカから連戦。ツイズルで女性が少しふらついてしまった。どちらかというと男性のほうがノリがいいかも
マージョリー・ラジョワ/ザカリー・ラガ(カナダ) RD:75.94(4)
「Let’s Cha Cha」「Mas Que Nada Samba」「De Janeiro」♪ 黒にゴールド、黒。男性は昨年より一回り体が大きくなった気がする。ツイズルはそろってレベル3だが、その他もろもろでしっかり得点を稼いだ。"Everybody clap your hands!"と繰り返す歌詞に、思わず観客も手拍子
キャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズ(アメリカ) RD:76.13(3)
「Vocalizado」「Historia De Un Amor」「Boutique」♪ 紫、黒。イーグルの膝上から肩に上がってスムーズに下りてくるリフトが個性的。無駄な動きがなく全体がシームレス。
パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) RD:87.23(1)
「Do What I Do」「Rhythm Only(Rumba 25)」♪ 明るい紫、黒ノースリーブで腕にタトゥー(シール?)。地元の観客の大声援の中、さすがの貫録を見せつける。ローテーショナルリフトから下ろす瞬間の女性のポーズとか、ちょっとしたところに格の違いを感じる。
ベスト更新にハイタッチ
ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス) RD:83.80(2)
「Vivir Mi Vida」「No Me Ames」♪ グリーン、黒。ローテーショナルリフトで女性の体を斜めに上下させてイリュージョンのようにするのが面白かった。いつものように勢いのある演技だったが、ベスト更新には至らず。
結果、ギルス/ポワリエが余裕のトップ、2位にフィアー/ギブソン、差はあるが3位にグリーン/パーソンズ。4位5位にカナダ勢が続いた。小松原組は7位。
ジャッジスコアを見ると、ステップシークエンスで高いレベルを取る、ツイズルはレベルもさることながらGOEで稼ぐ、その2つが高得点の鍵になっていると思う。今季から採用されたコレオリズムシークエンスはGOEの幅が大きい(+1毎に1.5)ので、これも重要になりそう。
このあとは“りくりゅう”三浦璃来/木原龍一組が出場するペア、続いて三浦佳生と宇野昌磨がエントリーの男子。みんな頑張れ~
東京国際映画祭2022・アジアの未来部門出品「消えゆく燈火(燈火闌珊 A Light Never Goes Out)」を見に行ったら、蘇永康ファンの友人とばったり
お腹空いたので、近くのマロニエゲート1にあるシンガポール料理のレストラン、シンガポール・シーフード・リパブリック銀座へ。チリクラブ(蟹)料理が有名で、コース料理がどんとメニューにあるけど さくっと麺をいただく。
チャウクワイティー 炒粿条
しょう油味の平たい麺の焼きそば、サンバルをつけて。エビがプリプリ
友人はラクサ。
デザートは マンゴーサゴこと楊枝甘露。スムージーみたいにストローで吸う
友人は カヤジャムシュー。一口頂いたが美味しかった
友人によると、香港の入境時隔離はかなり緩和されて、到着後3日間はレストランなど指定の場所に入れないが、買い物は可能とのこと。
・・・来年の夏休みあたり、香港行けないかな・・・
映画についてはまた後で。
GREEN DA・KA・RAから出てた。
たしかに桃で乳酸菌だ 人工甘味料不使用なので、100mlあたり42kcalとカロリーは高め。
なんか独特の香りだけど、ビタミンB6とか入ってるせいかな?
不思議な飲み物