なんとか蕎麦の用意が紅白が始まる前に整い、食べながら見始めた。
・・・審査員席に羽生結弦さんがいるではないか 審査員やるって知らなかった!
知らずにとりあえず録画予約してた私、グッジョブ
隣に座っている黒柳徹子さんの世話を焼いたり 北京五輪テーマソングの前には舞台に上がって、折り目正しい袴姿を見せてくれた。
反対側の隣には芦田愛菜ちゃん。「マルマルモリモリ」で紅白に出場したのが2011年、11年前だそうな。羽生結弦と村上佳菜子が、何かの大会のエキシビション練習中に踊ってたのを思い出す。
愛菜ちゃんもきれいな着物姿、もう18歳だから成人だ。時の経つのは速い
今年もいろいろ勉強しながら鑑賞する紅白
「アイスダンス、こんなに出るの?」全日本フィギュアスケート選手権2022のアイスダンスを見て、つれあいが呟いた。今回は2グループで6組、年によっては2、3組ということもあったから、確かに増えている。
高橋大輔がアイスダンスに転向してくれたおかげで(?!)注目度も右肩上がり。昨季まで組んでいた矢島榛乃/池田喜充組が解散したが、それぞれ新パートナーを見つけてきたのは良かった
全日本ジュニア選手権2022は4組出場、全日本ノービス選手権2022にも4組出場、今季大会に出場しただけで14組! 強豪国のようにはいかないが、ペアに比べたらずっと多い。これで日本のアイスダンスは安泰
・・・とも言えないと思う・・・
[問題点その1]
出場できる大会が少なすぎる。
GPシリーズに2大会派遣された村元哉中/高橋大輔組は、チャレンジャーシリーズのデニステンメモリアルにも出場。小松原夫妻組もGPシリーズ2大会とチャレンジャーシリーズのU.S.インターナショナルクラシックの3大会、全日本までにほどよい試合数をこなせた。
しかし、そのほかのシニア勢は西日本選手権と同時開催の予選会のみ。地方競技会に出られた組もあるが、フリーのみだったり、オープン扱いでリザルトが発表されなかったり ジャッジの評価を得て改善する機会が少ない。
全日本選手権の後も、3位になった高橋ニコル/シャイロー・ジャド組に大会出場のチャンスがあるのかどうか、現時点ではわからない。バヴァリアンオープン、チャレンジカップ、クープ・デュ・プランタン等のどれかに派遣してくれないかな
ジュニアは、せっかく“うたしん”吉田唄菜/西山真瑚組がジュニアグランプリシリーズの出場枠を6つ獲得してきたのに、來田奈央/森田真沙也組2大会の2つしか使わなかった ノービスからこつこつと続けている山下珂歩/永田裕人組とか、カナダで急成長している岸本彩良/田村篤彦組とか、派遣すればよかったのに
大会に出て、緊張感の中で2つのプログラムを滑り、海外の選手の滑りを間近に見て、得られるものも多いはず。特にジュニアには効果があると思うんだけど
[問題点その2]
アイスダンス希望者のパートナーが見つからない。
ジュニアで将来を嘱望された吉田唄菜/西山真瑚組がチームを解散してから、吉田唄菜選手は浦野誓二選手と組んだが大会に出ることなく終わり、いまだにパートナーが見つかったという話を聞かない。
西山真瑚選手は高浪歩未選手と組んで昨季は全日本選手権3位と健闘したが、国際大会派遣がないまま、チーム解散となった。西山選手は来季からアイスダンスに専念すると明言、あらためてカナダに拠点を置くつもりだそうだが、パートナーはまだ決まっていないようだ。
高浪歩未選手もPartner Searchに登録しているようだが、今季は学生選手権の女子にエントリーしている。
昨年全日本ジュニア2位だった佐々木彩乃/田村篤彦組は、佐々木選手がジュニア年齢を超えたため解散。こちらもPartner Searchに登録しているが、なかなか難しそう
パートナーを探すためのトライアウトとか、コーチや練習拠点の確保などなど、連盟はアイスダンスをやりたい!と思っているスケーター達をもっとサポートしてほしい
[問題点その3]
世代が偏っている。
シニアで村元/高橋組と小松原組が切磋琢磨しているのはいいが、世代的に彼らの少し下、20代半ばくらいのカップルがいない。現在大学生の木下あかり/田村周彦組、菊池彩子/池田喜充組、矢島榛乃/松井努夢組、しっかりサポートしていけば伸びる余地は十分あると思う。
ジュニアの來田/森田組がシニアに上がれるのは2024/25シーズン(ジュニアにいられるのも2024/25シーズンまで)。アイスダンスは年季がものを言う部分があるから、シニアに上がってすぐ好成績を出すのは難しい。若手は何組でもいたほうがいいのでは?
ペアと同様、国内大会では年齢制限を撤廃または緩和して、どちらかがノービスorジュニア卒業の年齢になっても組み替えずに練習を続けられるようにするのも、一つの手だと思う。
また、大会派遣を1つまたは2つの組に集中させず、できるだけ多くの組にチャンスを与えることも必須だと感じる。特に国内で地道に練習している組に、もっとサポートがほしい
アイスダンスで、世界選手権、世界ジュニアで複数枠を得る。そんな日が来てほしいし、そんな日に備えて、、、よろしく
全日本フィギュアスケート選手権2022、ペアは一応、開催された、、、出場1組で
日本人ペアで初!のグランプリファイナル優勝を引っ提げて、3年ぶりに出場する予定だった“りくりゅう”三浦璃来/木原龍一組が、フライト遅延とロストバゲージのため無念の欠場。全日本ジュニア優勝で推薦された“はるすみ”村上遥奈/森口澄士組が、唯一の出場だった。
この2人、村上選手は女子で全日本ジュニア8位として推薦、森口選手は男子で西日本選手権3位で、それぞれ全日本に出場の二刀流。村上選手は4日間毎日、森口選手は(隔日だけど)1日に2度の演技。お疲れ様 サンスポ、Asahi.com と記事が出ている。
これまでも全日本ジュニア優勝ペアが全日本選手権に推薦されたことはあるが、ジュニアにしか出られない年齢(村上選手はシーズンイン時点で13歳)のペアが出たのは初めてではないだろうか。今後に大きな期待がかかっているのだと思う。
それにしても、他にペアはいないのか???
・・・いない
昨年、やはり唯一の出場で優勝した柚木心結/市橋翔哉組。チャレンジャーシリーズのネーベルホルン杯に出場して10位140.46点、四大陸選手権出場に必要なミニマムテクニカルスコアも獲得していたのに、11月にペア解散を発表。。。
市橋くんは「一身上の都合により、今後競技を続けることが難しくなり」ということで、柚木心結ちゃんは「これからもペア選手として頑張っていきたい」「パートナー探しから始めたい」とのこと。
“りくりゅう”三浦/木原組が世界選手権2022で2位となったため3枠を持っている日本だが、また今回は複数枠の使い道がないのだった
そして上記の記事にもあるが、“はるすみ”は来季から3シーズン、ジュニアにもシニアにも出られない。森口選手は21歳になったので、ジュニアは今季まで。村上選手が17歳になるのが2025年7月、シニアに上がれるのは26/27シーズン。。。長い。。。
本人たちはペアの練習を続ける意向だが、国際大会に出られないのは痛い これがアメリカやカナダなどペア人口の多い国なら、年数限定で経験者と組み替えるという手があるかもしれないが、日本ではそもそもペアにトライするスケーターがいない
(いっそ、カナダあたりに預けて現地の若手と年数限定で組ませるとか 日本代表で国際大会に必ず出られるとなったら、希望者いるのでは?)
とりあえず村上/森口組は、国内大会は出場できるようにしてあげてほしい。
トライアウトは時々行われているようだが、なかなかペア希望者(特に男子!)がいないようだ。男子はある程度以上の身長も求められるから、本人がやりたくても難しい場合もあるかも。
(地元開催の北京五輪で見事チャンピオンとなった中国の隋文静/韓聡組、韓聡選手はBioによると170㎝だが、もっと小さいかもしれない。彼の成功は「小柄でもできるじゃん!」と思わせてくれるが、中学生くらいからペアに特化して鍛え、同時にパートナーが150㎝と小柄なままだったからうまくいったのだと思う。)
どうしたらペアを増やせるのか・・・
私が思う一つの方法は、「どんなに下手でも必ず国際大会に出す」ことを保証して募集すること。ジュニアグランプリシリーズ、チャレンジャーシリーズ、B級大会は最低技術点が要らない。一通り必須要素ができたらそれでOK!として、1年目からどんどん試合に出す。経験を積んでいく間に上手くなるだろうし、何よりモチベーションが続く。
もう一つは、海外在住の日本人スケーターに、ジュニア年齢のうちにオファーすること。ジュニアの間なら国籍選択で悩むこともないし、日本代表が気に入ったらそのまま居ついてくれるかも 大人になってやっぱり居住国を選んだとしても、パートナーが日本在住の日本人なら、経験者として次の選手と続けられる。
練習環境とか、コーチの紹介とか、連盟がもっと積極的にバックアップしないと、ペアをやる選手が出てこないのでは? 団体戦でも強い日本にしたいなら、頑張って
<追記>
もう一つ方法を思いついた。国内大会の年齢制限を撤廃または緩和して、小6女子と大学生男子などの組み合わせでも出場できるようにする。男女の体格差があれば、リフトやツイスト、スローが楽にできそう
もちろん国際大会には出られないが、ある程度技術が身についたところで、年齢の近い相手と組み替える。初心者同士で組むより、次の組は早く成長できるはず。
回り道のようだけど、確実にすそ野が広がるのでは
フィギュアスケートの世界選手権代表選考に関して、記者会見での宇野昌磨選手の発言から、あれこれと記事が出ているが、Number Webの2つの記事がわかりやすくまとまっていた。
宇野昌磨「あまり嬉しく思えない」の真意とは…フィギュア世界選手権の選考基準をめぐる舞台裏「男子3人はどうやって選ばれたのか?」
野口美恵さんの記事。チーム・ランビエールの舞台裏がよくわかり、発言の真意が推測できる。ランビエールさんが胴上げされている写真を見たら、その後相当がっかりしただろうことは想像に難くない。
選考基準について、私は項目ごとの“上位x名”に優勝した宇野選手も入れて考えていたが、優勝して1枠目で選考されたから、もう2枠目・3枠目の候補ではないので、入れないのが正しかった
宇野昌磨が異例の言及、「総合的な判断」「深夜発表」の代表選出はベストだったのか? 過去の選考理由を振り返ると…「全日本の成績」「次世代」
こちらは松原孝臣さんの記事。「総合的な判断があることは悪いとは言えない」が、「総合的な判断が年によって変わる」。説明を尽くすことが大事という主旨。
当日発表にせず、選手と関係者に説明する時間を取ったうえでの会見に私も賛成
今回のあれこれを受けて、来年はどんな選考基準になっていくだろうか。年明けの選手権の結果も受けて、より良いものにしてくれることを願う。
NEXTがなかった~
全日本フィギュアスケート選手権をCSフジテレビTWOで見ていたら、番組予告で全日本総合バドミントン選手権の放送があると知って、つれあいが見る気になり 今日28日の準々決勝からフジテレビONEで見始めた。
フジテレビONEでは第1コートの試合を順次生中継している。ほかのコートでも試合をしているが、そちらの放送はある?とチェックすると、フジテレビNEXTで第2コートを放送していた。
「NEXTは映らないの?」映りません 現在の我が家の契約は、好きなチャンネルを5つ選んで1980円のスカパー!セレクト5。TBS、日テレ、テレ朝、フジで5つにして、フィギュアスケートのグランプリシリーズや全日本など国内大会、アイスショーをカバーしている。
しかしフジテレビNEXTは、セレクト5で選択できるチャンネルに入っていない 見たければ、1320円で個別に契約しなければならない。
「そういう面倒くさいの、やめてほしいね」(つれあい)ですよね~
・・・来月も契約を続けるか、もう月末だから検討して決めないといけない。(うっかりして次の月に入ってしまい、もう見ないのに払い続けてしまうことがあるので)
とりあえず、フィギュアスケートとバドミントンで今月分の元は取れたか
宇野昌磨選手の「うれしく思えない部分も」発言で議論を呼んでいる、フィギュアスケートの世界選手権代表選考。いろいろな意見が飛び交うが、やはり「説明をちゃんとして」「公平に」が重要だろう。
「グランプリファイナル進出ルールのように、ポイント制にして一覧表を出したら?」という意見を読んで、なるほどと思った。
今季の基準でいうと、
・全日本選手権2位・3位
・グランプリファイナル出場者上位2名
・ISU シーズンベストスコア上位3名
・ISU ワールドスタンディング上位3名
・ISU シーズンワールドランキング上位3名
・全日本選手権大会までに派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会におけるシーズンベストトータルエレメントスコア上位3名
各項目に1番目=3点、2番目=2点のようにポイントをつける。連盟が重視したい項目は高く、そうでもない項目は低く設定してもいい。全日本選手権の成績を重視するのか、国際大会の実績を重視するのか、はっきりさせることができる。
スコアについては基準のスコアを決めて、その点以上を出したら加点にするとか。全日本の2位・3位についても基準点を超えていたら加点するといいのでは。
シーズンインの時点から定期的に更新しながら公開し、全日本終了時点で最終結果を発表。同点が出たらどうするかも、ある程度決めて公表しておく(優先する項目やスコアなど)。それでも検討が必要になった場合は、発表するときにきちんと説明の場を設ける。
な~んてのはどうだろう
基準の中に「世界選手権の上位入賞が期待できる選手を選ぶ」「出場枠獲得に貢献できる選手を選ぶ」といった文言はない。暗黙の了解だと思っていたが、、、この際、はっきり書いちゃってもいいかも
“後出しじゃんけん”と非難されないこと、選手たちが納得した上で目標を持って試合に臨めることが大事
mixiでいただいた情報
今夜27日(火)9時半からNHK・Eテレ「趣味どきっ!」に町田樹さんが出演。火曜日は「読書の森へ 本の道しるべ」。
“現役時代、本番で心の支えとなったのは本。大好きな小説に衝撃を受け、スケートに表現したこともあります。今は研究者としてあらゆるジャンルの本を熟読するそう。町田さんが本への愛を余すところなく語ります。”
写真は大学の研究室の本棚らしい。著作権法関連の分厚い本が何冊も 「白夜行」「エデンの東」「ドン・キホーテ」などはスケーター時代のプログラムになった。ダンス関係の本も多い。
どんな話をするのか、楽しみ
フィギュアスケートファンの方のブログにコメントを入れたいと思ったが、AmebaブログはAmebaに会員登録していないとコメントできない。どうしても書きたかったので、Amebaブログに何か書く予定はないが、アカウント登録した。
Instagramも、アカウントを持っていないと閲覧自体できないような設定をされていることがある。実は閲覧目的でInstagramのアカウントを作った なので1枚も投稿していない。
アカウントのない人のコメント・閲覧を制限するというのは、荒らしなどの悪意がある書き込みを防止する目的なんだろうか。ちょっと面倒だけど
このブログはそういう縛りは一切ないので、どなたでもコメントしていただけます
全日本フィギュアスケート選手権2022が終わり、今日はメダリスト・オン・アイス。楽しみにしてたのに、時間を間違えていた
フジテレビ地上波放送の時間=開始時間となぜか思い込み 地上波の録画予約だけして安心していた。でも3時というのが頭のどこかにあって、3時にテレビをつけたら「Dr.コトー診療所」をやってたので、なぁんだ、と一旦消してしまい、、、
3時45分に改めてテレビをつけたら、中井亜美ちゃんの演技から始まり、すぐCM。え?オープニングとか、ノービスの選手とかは?
・・・そこで初めて気づいた。Live放送はCSテレ朝チャンネルのほうで、ちゃんと3時からやっていた
とりえあずCSを見ることにする。地上波もチラ見すると、じわじわ追いついてきているような?
つれあい曰く「日々老いとの戦い」。確かに! FODプレミアムで見逃しはあるだろう。CSは再放送情報に気をつけて、録画にチャレンジしよう。頑張れ>自分
ようやく発表された、世界フィギュアスケート選手権2023代表。
男子 宇野昌磨 山本草太 友野一希
女子 坂本香織 三原舞依 渡辺倫果
ペア 三浦璃来/木原龍一
アイスダンス 村元哉中/高橋大輔
世界選手権の代表選考基準は:(こちらよりコピペ) 選出された選手を太字にした。
(1)男女シングル(該当者:男子/女子)
①全日本選手権大会優勝者を選考する。
宇野昌磨 / 坂本香織
②以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して1名選考する。
A) 全日本選手権大会2位、3位の選手
島田高志郎 友野一希 / 三原舞依 (島田麻央は対象外)
B) ISU グランプリファイナル出場者上位2名
宇野昌磨 山本草太 / 三原舞依 渡辺倫果
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコア上位3名
宇野昌磨 山本草太 三浦佳生 / (島田麻央は対象外)坂本香織 三原舞依 渡辺倫果
③以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して、上記①②で選考された選手を含め、
3名に達するまで選考する。
A) ②の A)B)C)に該当し、②の選考から漏れた選手
B) 全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング上位3名
宇野昌磨 鍵山優真 友野一希 / 坂本香織 三原舞依 渡辺倫果
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンワールドランキング上位3名
宇野昌磨 山本草太 佐藤駿 / 渡辺倫果 三原舞依 坂本香織
D) 全日本選手権大会までに派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会*1におけるシーズンベストトータルエレメントスコア*2上位3名
宇野昌磨 山本草太 三浦佳生 / 坂本香織 三原舞依 吉田陽菜
男子2位の島田高志郎が選ばれず、女子12位の渡辺倫果が選ばれたあたりに、疑問を持つ方もあるかもしれないが、予め告知されていた選考基準に照らすと、選ばれた選手が多くの項目に該当しているのがわかると思う。
記者会見で宇野昌磨が「選考基準はよくわからないが、嬉しくない部分がある」とコメントした。リンクメイトの島田高志郎が全日本2位となったのに選出されなかったことに怒っているようだ。
失礼ながら、選考基準も読んでいないのだろうか。全日本上位3人が自動的に選ばれるとは一言も書いてない。それは国を代表するトップアスリートとして恥ずかしいことだと思う。
今後、全日本上位を優先する条件として、超えるべき得点を設定するといいかもしれない。その時点でのシーズンベストでトップ5相当など(今季で言えば269点くらい)。その点を超えた上で2位・3位なら原則選出、超えてないなら2位・3位でも他の条件を考慮する、ということでどうだろう?
(2)ペア・アイスダンス
以下のいずれかを満たす組から総合的に判断して選考する。
A) 全日本選手権大会優勝組、2位、3位の組
ペア:(村上遥奈/森口澄士はシニア年齢に達していないため対象外)
アイスダンス:村元哉中/高橋大輔 小松原美里/小松原尊 高橋ニコル/シャイロー・ジャド
B) 全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング最上位組
ペア:三浦璃来/木原龍一
アイスダンス:村元哉中/高橋大輔
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコアの最上位組
ペア:三浦璃来/木原龍一
アイスダンス:村元哉中/高橋大輔
こちらは何の検討も必要なかったことと思われる
全日本フィギュアスケート選手権2022が終わった。今、選手権代表発表を待っている。
世界選手権の代表選考基準は:(こちらよりコピペ)
(1)男女シングル(該当者を男子=青、女子=赤で書いた)
①全日本選手権大会優勝者を選考する。
宇野昌磨 / 坂本香織
②以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して1名選考する。
A) 全日本選手権大会2位、3位の選手
島田高志郎 友野一希 / 三原舞依 (島田麻央は対象外)
B) ISU グランプリファイナル出場者上位2名
宇野昌磨 山本草太 / 三原舞依 渡辺倫果
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコア上位3名
宇野昌磨 山本草太 三浦佳生 / (島田麻央は対象外)坂本香織 三原舞依 渡辺倫果
③以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して、上記①②で選考された選手を含め、
3名に達するまで選考する。
A) ②の A)B)C)に該当し、②の選考から漏れた選手
B) 全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング上位3名
宇野昌磨 鍵山優真 友野一希 / 坂本香織 三原舞依 渡辺倫果
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンワールドランキング上位3名
宇野昌磨 山本草太 佐藤駿 / 渡辺倫果 三原舞依 坂本香織
D) 全日本選手権大会までに派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会*1におけるシーズンベストトータルエレメントスコア*2上位3名
宇野昌磨 山本草太 三浦佳生 / 吉田陽菜 坂本香織 三原舞依
表彰台を逃した選手、男子は山本草太、女子は渡辺倫果がその他の条件を多く満たしている。彼らは選ばれるだろうか。男子2位島田高志郎、3位友野一希はどうなるか。
まだ待っている・・・
フィギュアスケート・全日本選手権2022、男子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
櫛田一樹 SP:59.98(24) FS:121.83(19) Total:181.81(20)
マイケル・ジャクソン・メドレー♪ 黒に白。4トウ、きれいに決まった しかしアクセルがなんとかオイラー+2サルコウをつける。後半のアクセルもパンク、3ループ+2トウは決めてきた。
イーグルでリンクを大きく使い、スライディングを続けるコレオ。最後のスピンの後、曲は終わったが最後まできっちりポーズを取った。
須本光希 SP:61.07(23) FS:111.33(23) Total:172.40(24)
「Il Postino」♪ 白からグレー。これが最後の全日本。柔らかく2アクセルから、3ループは少しステップアウト。3ルッツ、3サルコウと決める。スピンのポジションチェンジ、出と音がいい感じにリンク。丁寧なステップは、スケート技術の確かさを見せる。
イナバウアーから2アクセル+3トウ、惜しくも転倒。しかしリンクを縦断する大きなイーグルから、きれいに3トウを決めてフィニッシュ
この人の滑らかでスムーズな滑りは、本当に素敵だった キス&クライには振付の阿部奈々美先生も。
周藤集 SP:61.36(22) FS:129.02(17) Total:190.38(17)
「ニュー・シネマ・パラダイス」♪ グレー紫白。冒頭の3アクセルはステップアウト、3ルッツ+3トウで転倒 しかし3アクセル+オイラー+3サルコウを決めるのは偉い。フライングキャメルスピンはレベル4が取れた。後半ルッツがパンクしたが、3ルッツ+2アクセル、3フリップを決める。
スケーティングと腕の動きが柔らかで、この曲によく合っている。ステップの一歩がよく伸びて、ハイドロブレーディングのコレオに繋げた。
キス&クライでさっそく中庭先生と反省会
垣内珀琉 SP:61.42(21) FS:126.55(18) Total:187.97(18)
「Wake Me Up」♪ 白Tに黒ベスト。元気よく4トウ+3トウ、決めたぜ 2本目の4トウはステップアウトしたが転倒はせず。後半2アクセル+3トウ+2トウ、ダンスパートでアピールしまくるステップ、コレオではハイドロやスパイラル。3ルッツも決めると思わずガッツポーズ。
キャメルスピンとか、シットスピンの最後のほうとか、ちょっと遅くなっちゃうけど まずは楽しめてよかった。
本田ルーカス剛史 SP:62.48(20) FS:118.39(20) Total:180.87(21)
「エクソジェネシス(脱出創世記) : 交響曲第3部(あがない)」♪ ブルーに赤紫。3アクセルを2本続けて転倒って 3ループ、3サルコウ+2トウを決めて落ち着いたか。ルッツは2回転になったが、3フリップ+2アクセル+2トウを決める。
スピンで見せるY字姿勢、キャッチフットのキャメルから一気にシット、フリーレッグをクロスさせるアップライトと面白いポジションチェンジ。大きなバレエジャンプのコレオから、3ルッツ+3トウを決めてフィニッシュ。
なんか、終わり良ければ全て良し、という感じ
佐々木晴也 SP:64.73(19) FS:135.22(14) Total:199.95(15)
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ ブルー系。3アクセル+3トウ、3アクセルと冒頭からしっかり決めた 3ルッツ+オイラー+3サルコウ、曲に合わせて2アクセル。ゆったりと滑りながらバタフライなどを織り込むコレオ、ループが2回転になったが3フリップは入る。
力強さと繊細さを合わせて表現するプログラム、今の力を出し切った。
<G2>
長谷川一輝 SP:64.94(18) FS:114.67(22) Total:179.61(22)
「Beatles Concerto」♪ 白詰襟風。高さのある3ルッツ+3トウを決め、2アクセルはオーバーターン。イーグルからの3ループで転倒が悔しい イナバウアーなどを織り込んで大きく動くステップ。2アクセル+2トウ+2ループ、最後の3ルッツ頑張った。
スピンの出で大きなバタフライを見せたり、円を描くイーグルやダイナミックなバレエジャンプのコレオ。
ただ滑っているときに、もう少し柔らかく表現できるといいな
西山真瑚 SP:66.43(17) FS:131.38(16) Total:197.81(16)
「New World Symphony」「Anthem」♪ ベージュ系。冒頭は2アクセルで、フリップが2回転になった。3ループのあと、3フリップに3トウをつけた 美しいスピンをバタフライで出る。イーグルからの3ループは両手をついたが、3サルコウ、2アクセル+2トウを下りる。
シットスピンの速さはここまでで一番。他の選手にはとても真似できないエッジワークのステップ、イナバウアーやスライディング、美しいイーグルでリンクを一周し、きれいな姿勢でキャメルスピンを回って終わる。
シングルとして最後の全日本、悔いなくできたかな。
大島光翔 SP:66.44(16) FS:136.00(13) Total:202.44(14)
「トップガン」♪ グリーンつなぎ。3アクセル、3アクセル+2トウと冒頭しっかり ほぼ構えなく3ループが跳べる。3ルッツでステップアウトしたが、後半の3ルッツに3トウをつけた。3フリップにはオイラー+3サルコウでなく2トウ+2ループをつけて成功。
元気よくステップを踏んでいくが、観客があまり乗ってくれなくて、手拍子も聞こえない。イーグルしながらジャッジに敬礼、ハイドロのコレオ。最後は観客を煽るようにしてフィニッシュポーズ。
キス&クライではコーチと「イエーイ」とか、満足だったかな。
田内誠吾 SP:66.76(15) FS:106.84(24) Total:173.60(23)
「ムーラン・ルージュ」♪ 紫。めっちゃ足が長く見える 2アクセル、3フリップ、3ループと前半は良かったが、サルコウが2回転になったあたりから少しタイミングが狂ったか。2アクセルでステップアウト、フリップ、ルッツと2回転になってしまった。
しかしスケートはよく伸びるし、指先や腕の動きに気を配った表現、今後に期待大 気持ちの入ったコレオも良かった。キス&クライには安藤美姫さんも。
片伊勢武アミン SP:70.05(14) FS:115.35(21) Total:185.40(19)
サン‐サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」♪ ワインカラーのジャケ。優雅な所作で滑り出したが、アクセルがパンク、次も中途半端に2回転に。ループもパンクして 3ルッツ+2トウ、2アクセル+3トウと決めたが、3サルコウ+2アクセル+2トウで3回目の2アクセルが無効になった
つなぎのちょっとした動きの美しさだけでも見る価値がある。しっかりと氷を捉えていく滑りは健在。
三浦佳生 SP:71.12(13) FS:171.43(2) Total:242.55(6)
「美女と野獣」♪ 白フリルにグレー系ベスト。冒頭の3アクセル、4トウと続けてステップアウトしたが、4サルコウをきれいに下りてツイズルに繋げる。後半4トウ+3トウ、3アクセル+オイラー+3サルコウ、3フリップ+2アクセルと高得点のジャンプを決めてきた
ステップはいつもより、やや表現が小さい気がした。スピンの出でヒッチキックはカッコいい コレオで大きくジャンプしながら、今日は王子になれたかな スピンでフィニッシュすると両手を握った
<G3>
山隈太一朗 SP:74.41(12) FS:131.84(15) Total:206.25(13)
「Somewhere In Time」♪ 白シャツベージュベスト。最後の全日本、しっかりと高さを出す3アクセル+2トウから。3ルッツ+2トウ、3ループはこらえた。3サルコウ、美しい。
キャメルスピンの安定感、丁寧にステップ。アクセルがパンクしたが、3フリップ+オイラー+2サルコウを決めた。
スピンの出のジャンプ、一歩ごと、所作の一つ一つに気持ちがこもっている。充実した表情でフィニッシュを迎えられた・・・良かった シーズンベストで締めくくり。
壷井達也 SP:74.84(11) FS:146.33(9) Total:221.17(9)
「Torn Redux」♪ ブルーに赤のストーン。ドラムの音に乗って4サルコウ+3トウが決まる。2本目の4サルコウは転倒したが、3アクセル+オイラー+2サルコウ頑張った。3ループ、単独3アクセルややこらえ、3フリップ、最後に3ルッツ+2トウと後半ジャンプはまとめる。
要素間の動きが、ちょっと物足りないというか、、、コレオも今一つ印象に残らない。直前に滑った選手が感情たっぷりだっただけに、あっさりしすぎと感じてしまった。
森口澄士 SP:76.31(10) FS:165.32(5) Total:241.63(7)
「Jekyll & Hyde(ジキルとハイド)」♪ 紫系ベスト。3アクセル+2トウ、3アクセルと余裕を持って下りてきた。両手上げ3ループ、両手上げ3フリップ、下りてからの手の表現もいい。大きなカーブのイナバウアーから、ぐいぐいと両膝でスライディングをぴたりと止めて曲が変わる。
3サルコウ+2アクセル+2アクセルをリズムよく決め、3ルッツ+3トウ、最後の両手上げ3ルッツまで完璧
心臓の鼓動のような音で一歩ごとに盛り上がっていくステップ、最後のスピンは少しブレたが、会心のプログラムにガッツポーズ
つれあいが「姿勢がめちゃくちゃいい」私もそう思う
三宅星南 SP:76.69(9) FS:139.41(12) Total:216.10(12)
「タイタニック」♪ 白シャツにサスペンダー。冒頭は3ルッツにした。4サルコウ転倒したが、3アクセル+2トウ、3ループと決める。3アクセル転倒、3ルッツ+2トウが入る。
キャッチフットのスパイラルからイナバウアー、ゆったりと表現するコレオ 3フリップにオイラー+2サルコウを付けられた。
全体に丁寧に、一歩を大きく伸ばすように滑っていたと思う。
中村俊介 SP:77.74(8) FS:140.34(10) Total:218.08(11)
「シャイフ ~Sheik~」♪ 透ける黒にゴールドの飾り。4トウ、オーバーターンしたが着氷。3アクセル+2トウ、3ルッツ+3トウと決める。後半3アクセルで転倒したが、3ルッツ+オイラー+3サルコウ頑張り、3ループと入った。
シットスピンはだんだん回転が遅くなってしまう 中東風の曲でエキゾチックに表現するステップはなかなか似合っている。終盤もう少しスピードが出せるといいのかな。
吉岡希 SP:80.85(7) FS:139.58(11) Total:220.43(10)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」♪ 白シャツの肩からベルト。4トウでオーバーターンしたが、うまく3トウをつけた。2本目の4トウ、やや詰まったが大丈夫。3アクセルをきれいに下りる。後半アクセルが1回転になったが、オイラー+2サルコウをつけ、3フリップ+2アクセルはステップアウト。最後の3ルッツはきっちり。
ステップの中で大きなキックを見せたり、長身をいっぱいに伸ばして表現しようという意欲が見える。シーズン前半より表現はよくなった気がする
<G4>
鍵山優真 SP:81.39(6) FS:156.44(8) Total:237.83(8)
「Rain, In Your Black Eyes」♪ 黒に青。ポーズを取って、数秒待ってスタート。4サルコウ、転倒。2本目はステップアウト。3ループ下り、3アクセル+2アクセルを決めてイーグルに繋げる。単独3アクセルも決まった。3ルッツ+オイラー+2サルコウ頑張り、3フリップで締めくくる。
キャメルスピンの回転の速さ、カーブを描くイナバウアーから大きなジャンプのコレオ、細かく大きく音に合わせながら表外ジャンプを織り込むステップ、じわじわと盛り上げていく。スピンの軸足の位置が全くぶれない。さすがの地力を見せてくれた
佐藤駿 SP:81.78(5) FS:167.86(3) Total:249.64(4)
「レッド・ヴァイオリン」♪ 赤紫。4ルッツは転倒したが、4トウ+3トウをなんと軽々と決めたことか 3アクセル+オイラー+3サルコウも軽やか。さらに単独4トウ、鮮やか とにかくこの人のジャンプは回転がコンパクトで軸が細い。
後半ちょっとミスが出たが、きびきびと動くステップ、スケーティング自体が滑らかになって、惹きつけるプログラムになった。
友野一希 SP:85.43(4) FS:165.41(4) Total:250.84(3)
ヨハン・シュトラウス2世「こうもり序曲」♪ 蝶ネクタイに燕尾服風。4トウ+3トウ、っやや抑えて着氷。次のトウでパンク 4サルコウ、オーバーターンしたが頑張る。3ループはOK。少しスローな曲調でしっとりとステップ、足元も表情も豊かに表現。
後半3アクセル+オイラー+3サルコウ、下りた! 3ルッツ+2トウ、最後に3アクセル、下りた!! となれば、あとは熱狂のコレオ、バレエジャンプにぐいぐいターン、これがみんな見たかった
終わって少しだけ悔しそうな表情、一応ここでトップに立つ。
山本草太 SP:86.89(3) FS:158.52(7) Total:245.41(5)
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 紫。冒頭のサルコウが2回転になり、4トウで転倒。しかし4トウでオーバーターンしても3トウをつけ、3アクセル+オイラー+3サルコウを決める。ステップは体の線をきれいに見せながらレベル4獲得、3アクセルやや傾いたが着氷。3フリップ+2アクセル、3ルッツとまとめた。
雄大なイーグルのコレオは色気がある。シットからすっとキャッチフットでキャメルまで持ち上げるスピンがきれい。
島田高志郎 SP:87.69(2) FS:164.87(6) Total:252.56(2)
「City Lights」♪ グレーに白襟サスペンダー。4サルコウは片手をついたが着氷。4トウ、3アクセル+3トウ、きれい! 3ループを下りると、軽妙な振付のステップにチャップリン降臨 その表情は映画そのもの。3アクセル+オイラー+3サルコウを後半に決めたのが大きい。フリップがパンクしたが、3ルッツ+2アクセルを落ち着いて決めた。
長い手足を存分に使って、感情をあふれさせるコレオ。スピンを静かに回り終えて万感胸に迫るフィニッシュ。
・・・トップ!表彰台!
宇野昌磨 SP:100.45(1) FS:191.28(1) Total:291.73(1)
「G線上のアリア」「Sanctus Petrus Et Sancta Maria Magdalena: Mea tormenta, properate!」♪ グレーからブルー。4ループ、実にいいジャンプ。サルコウが2回転に 4フリップ転倒 とりあえず3アクセル単独をきちんと下りる。
ただきれいな動きに見とれるコレオ、後半4トウ+3トウ入った!さらに4トウ+2トウ、3アクセルに2アクセル+2アクセルをつけて、目いっぱい取り返す。彼にとっては、ある意味そういう練習ができる大会なのだった。
スピンを見ていると、しみじみランビエールコーチについて良かったと思う
結果、優勝は宇野昌磨、2位島田高志郎、3位友野一希。2位と3位の2人は初めての表彰台 4位佐藤駿、5位山本草太、6位三浦佳生。ペアと二刀流の森口澄士が7位、今季初戦の鍵山優真が8位。シニア1年目の壷井達也9位、ジュニア王者の吉岡希が10位、ジュニア勢から中村俊介が11位。
このあと、選手権代表が発表になる。少し揉めるのかな ドキドキ
フィギュアスケート・全日本選手権2022、ペア・フリー(ジャッジスコア)。
村上遥奈/森口澄士 SP:54.21 FS:107.86 Total:162.07
ビートルズ・メドレー♪ ピンク、白ポロシャツ。いつものように、女性が男性の肩にちょんと触れてスタート。2ツイストまとめ、3ルッツ、3サルコウ+3トウ+2アクセルもきれいに決まった。抱えて回転するダンスリフト、スパイラルとイーグルで魅せる。
スロー2サルコウ、2ルッツときちんと下りる。リフトは持ち上げている男性の回転がやや遅めだったか デススパイラルはレベルBだったが、ノーカンにならなくてよかった
得点に、キャシー・リードさんとジスラン・ブリアンさんが「すごーい!」。ジュニアグランプリファイナルのフリーを5点上回って見事優勝
男子フリーが控えている森口くん、大変だけど頑張って
そして来季はもっとペア参加が増えることを祈る・・・
熱戦続く全日本フィギュアスケート選手権も、今日はもう最終日。ペア・フリーと男子フリーで全競技が終わる。
昨日の女子フリーが終わって、優勝・坂本香織、2位・三原舞依はほぼ予想通り。3位に島田麻央が入ったが、4位・5位との差は僅かだった。
島田麻央はジュニア1年目ながら、3アクセルと4トウを持っている。競技会でそれぞれ成功させた実績があるが、1つのプログラムで両方成功させたことはまだなくて、今大会ではそれが挑戦ということだった。
ノービス年代のうちから全日本ジュニアで優勝するほどの実力者で、今年の全日本ジュニアでも完全優勝、ジュニアグランプリファイナルも優勝と内外でその力を発揮している選手。というわけで、「次世代のエース!」とテレビ局が推しまくっている。
女子ショートプログラムの地上波放送が始まったところで、前半グループで滑った選手の中から演技を放送したのは島田麻央選手。しかし、その時点でトップにつけていて、最終的にショートプログラム3位となったのは千葉百音選手だった。美しい滑りにTwitterでバズっていたらしいが
フリーで3アクセル2本を決めた中井亜美選手、最後の3ルッツに2アクセルか2トウをつけて成功させていれば、3位になっていた。千葉百音選手は冒頭の3ルッツが決まっていれば、3位になっていたかも。
・・・そうなった場合、テレビ局は少し慌てるのかな・・・
ただの「たら・れば」でした