3年前から始めて恒例とした、「筑波山腹みかん狩り」。
・初めての筑波山腹、みかん狩り (2009)
筑波山腹では温州みかん園がある。そもそもは「フクレ」みかんが自生していたことから発生したらしい。
なぜ筑波山でみかんが採れるのか? ⇒愚記事: 上記「筑波山腹、みかん狩り」 「筑波山腹は温暖なり」。
マンネリ化してきたが、先週末行ったので、記事とする。
フクレみかんは、温州みかんと比べ、色が檸檬のごとく黄色い。そして、酸味に富み、糖分に、おそらく、欠ける。そもそも実が小さい。そして、しばしば、種を含む。下記画像、左:フクレみかん、右:温州みかん。
▼ はじめまして、フクレみかんです。
新入ねこのみけちゃんにフクレみかんと対面してもらう。
やはり、攻撃を加えた。大きさと形が猫にとって格好な攻撃対象なのであろう。
■ ネオ・ゴシック と びびり
19世紀にゴシック建築のリバイバル(復興)があったと知る (⇒wiki)。
その典型例が、ロンドンのイギリス国会議事堂 (本当は宮殿なんですけど)。
建築は1840-1864年だ。そして、伊藤博文(我らが、ちんぴら兄ちゃん!)がロンドンに着いたのが、1863年。
ほぼ、ゴシック・リバイバルのイギリス国会議事堂は出来上がっていたのだ。
手元の、伊藤博文の伝記には、もちろん博文が1863年にロンドンに行ったことは記されているが、ゴシック・リバイバルのイギリス国会議事堂を目にした時、どういう気持ちになったかは書かれていない。これは、当の博文がのちに他人にこの時の気持ちを語っていなくて、伝聞できていなのであろう。
そりゃあ、びびったのではないだろうか?
伊藤は英国の文明の進歩と国力が強大であるのに感服し、すぐに攘夷の考えを捨てた。 伊藤之雄、『伊藤博文』
おいらは9月にロンドンに行ったとき、仕事先の窓からふと遠目に見えた↓
遠くからみても、こんなにゴシックぎんぎんとは思ってもいなかった。 おいらも少しびびった。
夕方、仕事帰りに参拝した;
こういうのは、田舎者をびびらせて、屈服させようとする意図が満々である。
でも、虚仮脅し(こけおどし)なんじゃないかぁ!?
同様なものを見た記憶がよみがえった。 スターリン・ゴシック (⇒wiki);
2010年のモスクワ参りにての画像
ゴシックは虚仮脅し(こけおどし)の香り。 びびったおいらが情けない。