いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第266週

2019年12月14日 18時35分30秒 | 草花野菜

■ 今週の看猫

■ 今週の武相境斜面

■ 今週のメタセコイア

■ 今週の草木花実

■ 今週の屋台


東京都千代田区

■ 今週の「変」


都内千代田区

■ 今週の孔子さま


湯島聖堂。唐時代の衣装を現代風にした服を着た華人さまを見た。

■ 今週の壁画


東京・神奈川都県境

■ 今週の掘り出し物

西川長夫の『戦争の世紀を越えて―グローバル化時代の国家・歴史・民族』がAmazon中古で1500円で出ていたので、あわてて買う。何かの間違いかもしれないと思いあわてて落札する。無事来た。きれいだった。上記画像でごらんの通り9000円以上、今日現在4万-8万の値がついている。以前から高かった。なので、図書館で借りて読んだことがあった。手元に欲しかった。

西川長夫は<植民地支配>のための日帝<侵略>職業兵士の息子として朝鮮に生まれる。1945年夏のソ連侵攻時は満州に軍人家族として在住。ソ連侵攻時、日帝陸軍家族は「お召列車」を仕立てて、一般日本人植民者を置き去りにして、逃亡したと伝えられている。しかし、その当事者であった記録を見たことはない。西川長夫はソ連侵攻と同時に朝鮮に避難。終戦を迎え抑留。朝鮮まで「お召列車」で逃亡ことは藤原正彦ら日帝民間人とは違う。なお、<植民地支配>や<侵略>というエグい言葉はおいらの本意ではないが、日本政府の談話に従った言葉遣いである。

そんな西川長夫は<植民地支配>や帝国主義による<侵略>は、極悪の「軍国主義者」や「ファシスト」が善良な民衆を騙すことで生じた出来事であるという「神話」を信じず、近代においては人々が国民化することにより生じたと考える(国民国家論)。本書は2001年の米国9.11テロ後の対テロ戦争について論じている。さらに、「人々の国民化」こそが戦争の元凶であることに無自覚な民主主義者、左翼を批判する。理論的には最もラディカルな国家批判ということになります。スローガンは「非国民化」です。でも実践的には全然怖くありません。なにせ国家のイデオロギー装置でしかない大学で飯を食い、菊の紋章の入ったパスポートを持って世界を闊歩していたからです。

■ 今週の「なんだ薩長、おまえもか」

自衛隊は米軍占領時代に朝鮮戦争勃発で動転したマッカーサーの指示でできた警察予備隊が始まりです。発足時は占領米軍基地内で組織され、米軍装備を与えられ訓練を開始しました。今でも、自衛隊を米衛隊、あるいは、属軍とよぶ人がいます。

さて、本屋で下記本を立ち読みしたら書いてあった;


Amazon

明治維新の戊辰戦争で、薩長らクーデター勢力、自称新政府軍の軍服は統一したものを揃えることができず、外国から購入した。購入した軍服には南北戦争で米軍が使った中古品であったとのこと。薩長は維新から「アメリカの影」です。

■ 今週のLDP、しかも 薩摩



https://twitter.com/shukan_shincho/status/1204673444350169089

■ 今週知ったこと;やつらの自称


やつらはLDPと称しているわけではないのだ。 Lib Dems だって。

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