▲ 今週のみけちゃん
▼ 筑紫洲 (つくしのしま) でもぶどう記録;第42週
■ 今週の筑豊境
■ 今週の仙台でもつくばでも横浜でも見たかったもの:つらら
氷点下2℃であったらしい。
■ 今週知ったこと:佐賀県にも白石(しろいし)という地名がある。
■ 今週の「小」:中共の踊り
The Chinese Communist Party leaders in Beijing are dancing in the streets (google)
「中国共産党の指導者たちは北京の路上で小躍りしていることだろう(The Chinese Communist Party leaders in Beijing are dancing in the streets)」(ソース)[1]
dancing:小躍り、なぜ「小」がつくのか?
CCPの路上での踊り(not leaders but 紅衛兵)
■ 今週の些細:三島由紀夫『鏡子の家』から、あるいは、愚ブログ内ビンゴ
先週報告した40年あまり積読えあった三島由紀夫『鏡子の家』を読んだ。この作品の主人公は時代であると三島が云っているらしい。時代が主人公であるとすると、1954-1956年の東京。40年前はネットもないので、作品に出てくるわからない事項はどうにも調べるわけにはいかなかった。それじゃ、今では大違い。すぐ、ググれる。
三島由紀夫『鏡子の家』にジョセフィン・ベイカーの公演というのが出てくる。鏡子が行く。最初、(商社社員の)清一郎を誘うが、清一郎は断る。理由は鏡子のお供で晴れの場に得るのが嫌だからだ。そして、鏡子は俳優の収を誘い、行く。なお、この東京公演にはある目的があったとされる(後述)。
さて、ジョセフィン・ベイカーの1954年の東京の公演というのは事実だとわかる(wiki)。ジョセフィン・ベイカーとは、米国生まれの黒人女性歌手。アメリカにおける人種差別に嫌気がさしたベイカーは、1937年にフランスの市民権を取得。来日は下記;
1954年(昭和29年)4月11日にエールフランス機でパリを出発。4月13日午後8時半に羽田空港に到着し、来日を果たした[4]。4月19日長崎市、4月20日佐世保市、4月21日福岡市、4月22日名古屋市[4] と各地でのコンサートに出演。4月23日、広島市で公演。原爆死没者慰霊碑に参拝[5]。4月25日から29日まで東京都・帝国劇場、5月1日には京都の弥栄会館で公演を行い人気を博した[4]。 また、5月2日から3日まで宝塚大劇場でも公演を行った。
エリザベス・サンダース・ホームの沢田美喜とは同志かつ親友と呼べる間柄で、養子をサンダースホームから譲り受け育てた。 1954年に来日。4月28日の帝国劇場で行われたコンサートは、混血児救済を目的としたものとなり[3]、公演収入をホームに寄付するなど惜しみない援助を行っている。
つまり、三島は、鏡子をして混血児救済を目的とした公演にいかしめたのだ。
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[1]
「バイデン大統領の行動は恥ずべきものであり、腐敗している」「私たちは政治的腐敗と戦うつもりだ」これは日本製鉄による買収禁止命令を受け、USスチールのCEOが発表した声明文の一部だ。ここまで怒りをあらわにしたリリースも珍しい。それほどバイデン大統領の決断に反発しているということであり、破談となったUSスチールの行く末はあまりにも暗いものだ。政治家の一時的な票稼ぎで、貴重な会社と従業員を失うことにもなりかねない。 【グラフ】USスチールの売上高・営業利益
中国の鉄鋼業界が抱える爆弾とは?
USスチールのリリースには「中国共産党の指導者たちは北京の路上で小躍りしていることだろう(The Chinese Communist Party leaders in Beijing are dancing in the streets)」とも書かれている。 そしてこの一文が、日本製鉄によるUSスチール買収計画に至った背景をよく物語っている。 2023年の段階で、中国は世界粗鋼生産量の54%を占める圧倒的な強者だった。 2000年以降、急速に経済成長を遂げた時期から飛躍的に生産量を伸ばし、中国宝武鋼鉄集団は粗鋼生産量が1億トンを超えて世界トップに立っている。 アメリカの2023年の粗鋼生産量は8100万トン、インドや日本に次いで世界4位だ。日本は8700万トンとなっているものの、生産量は前年比で2.5%減少しており、その存在感は失われている。 日本製鉄のUSスチール買収は、圧倒的首位に立つ中国を牽制する意味を持っていた。 中国の2023年の粗鋼生産量は前年比プラスマイナスゼロとなり、国内の需要は減退し始めたのだ。 中国政府はかつて鉄鋼メーカーの経営統合を推進し、高シェアを獲得するに至った。加えて産業補助金を投入し、機械や電気自動車メーカーの競争力向上を図っている。そこに不動産バブルが加わり、粗鋼生産能力の膨張を促した。 しかし、この過剰なまでの粗鋼生産力が、今や爆弾になってしまった。 つまり、中国の不動産バブルが弾け、建設需要が停滞。多すぎる鉄鋼が世界市場に流れ込み、価格を押し下げるという最悪な未来が見えてくるのだ。