いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第318週

2020年12月12日 17時47分08秒 | 草花野菜

▲ 今週の看猫;みけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第318週

■ 今週の武相境斜面

■ 今週のメタセコイア

■ 今週の草木花実

■ 今週の原料納品

卵、粉、油。 「街なかベーカリー」への納品。

■ 今週の池田屋


東京、目黒

■ 今週の屋号? 丸庭


六義園。 柳沢家の御庭番なんだろうか?

■ 今週の広告、あるいは、民間への解放

PCR検査は、当初、保健所など限定された組織で行われていた。今では、街中の医院にも実施権が解放された。その広告。

■ 今週の東京のいちょう並樹


目黒


白金


新宿

■ 今週の巻物

菰巻き(こもまき)。

こも巻き(こもまき、菰巻き)とは、江戸時代から大名庭園で行われてきた害虫駆除方法で、マツカレハの幼虫(マツケムシ)を除去する方法のひとつ。

マツカレハの中齢幼虫は、冬になると地上に降り、落ち葉の中で越冬する習性を持つ。このため、11月頃、マツやヒマラヤスギの幹の地上2mほどの高さに、藁でできた「こも(菰)」を巻きつける。春先に、この「こも」の中で越冬したマツカレハの幼虫を「こも」と一緒に焼却処分し、マツカレハの駆除をする。施術の時期的に冬支度のように解釈する向きもあるが、決して防寒目的ではない。 wikipedia

■ 今週の貸し出し物

 
新宿中央公園

■ 今週の訃報

有馬朗人 死去 (google)。  有馬朗人元総長が死去 大学院重点化や法人化を推進

バブル経済崩壊前の大学改革改革開始から、大学の状況の今に至るまでの、最大責任者のひとりだ。

(今、有馬のプロフィールを見ていたら、彼が俳人であることを思い出した。愚記事;「俳句でっせ。だんな。」

有馬朗人は、小渕内閣の文部大臣、兼、科学技術庁長官だった。その時、JCO臨界事故が起きた。

有馬朗人・科学技術庁長官は、「極めて基本的なことが守られていない。使命感やモラルが弱まっている心配がある。」と述べた。(ソース;JCO臨界事故の概要

これとは別途、有馬朗人は作業者の「自己責任」といったと、おいらは記憶している。ただし、今、ネットでエビデンスは探しだせなかった。

現在では、「自己責任」という言葉に象徴されるネオリベ社会への大改革は小泉政権のものと記憶されていると思う。でも、「自己責任」という言葉は小渕内閣の頃からいわれ始めたのだ。このことを現在指摘する人はいない。さらには、北朝鮮工作船撃沈、国歌・国旗法制化も小渕内閣である。事実上の実行者は野中広務だ。ネオリベ社会&国家主義全面化の嚆矢が小渕内閣であることを指摘する人もいない。今では、何でも「小泉ー竹中路線」でくくっている。ただし、竹中は、確かに、小渕政権に入り込んでいる。

▼ 幻の江藤淳文部大臣

史実は、有馬郎人は文部大臣になった。一方、平山周吉の『江藤淳は甦る』によると、小渕内閣が発足した時、小渕首相から江藤淳に文部大臣就任の話が来たという。江藤は、妻の死と自分の弱体化で、断ったとのこと。もし、江藤が元気で文相になっていたら、有馬大臣はなかったことになる。