小石川後楽園(東京都、文京区)
江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に 完成した庭園です。光圀は作庭に際し、明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後 れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。
庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。また、当園の特徴として各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。(web site)
■ 地下鉄・後楽園駅 → 小石川後楽園入口
■ 小石川後楽園 入場料 300円
崖。小石川後楽園は小石川台地の先端にある。先端といっても切り離されている。下の地形図の上半分の中央部の台地が小石川台地。左右に走る崖が見える。その下にあるのが小石川後楽園と東京ドーム。東京ドームの右下に台地が残っている。
小石川後楽園の池の左がわの小さな山=小石川台地の残丘が上の画像の崖をもつ小山。
▲ 園を出る
■ この後、近くの文京シヴィックホールの展望台から見下ろした小石川後楽園