▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第480週
■ 今週の武相境斜面
■ 今週の富士山
■ 今週の草木花実
■ 今週の半額
奥入瀬というので十和田湖のあたりでごぼうが採れるのかと思った。ググった。違うようだ。
JAおいらせというのは十和田湖ではなく、東岸なのだ(JAおいらせ web site)。
そもそも、なぜ青森県三沢市周辺の三八上北地域で「ごぼう」の栽培が広まり、日本一の産地となったのか。それは、根菜類の栽培に適した気候と土壌にありました。
三八上北地域では、夏に冷たく湿った北東風(やませ)が吹きつけ、冷害で作物が不作となる原因となっています。以前は、葉菜類の栽培や稲作も行われていたそうですが、やませの影響を受けやすく、地面の中に根を張る根菜類の方が育てやすい、という事情がありました。加えて、やわらかな土質の土壌が深くまで続くことが「ごぼう」栽培に適していました。 (生産量日本一を誇る青森県産の「ごぼう」(2019年10月))
きんぴらにして、いただいた。
■ 今週知った「隠語」:朝顔
通りを歩いていると、工事現場の表示。足場・朝顔の占用とあった。足場は工事現場の足場だろう。では、「朝顔」は? わからない。 帰って、ググった。
公道や歩道に隣接する高所作業の仮設足場を設ける場合は、落下物による危害を防止するために防護用板の設置が必要です。
この防護用板は足場の外側面にはね出して設置されています。足場から斜め上に広がっているため、
その形が花のアサガオに似ていることから業界用語で「朝顔」と呼ばれています。(ソース)
厚生労働省の「国土交通省の仕様書に基づいた足場等の安全対策」では「防護棚(朝顔)」とも記載されているため、朝顔で十分に通じます。(ソース)
Google(朝顔)
■ 今週のフェンスの向こうのアメリカ
神奈川県横須賀市本町1丁目付近
■ 今週の昭和の成仏のために
2015年に「この人たち、おいらががきんちょの頃から指名手配されている。」で始まる記事を書いた:昭和の成仏のために、2015。
2024年の今日までに二人とも見つかったのだ。
連続企業爆破事件の桐島容疑者名乗る男、神奈川の土木会社に長期間勤務…会社側は知らず(google)
■ 今週の舟遊び
横須賀に行った。横須賀はこれまで3度行っている(2015年、2018年春、2018年秋)。でも行先は神奈川県美術館の横須賀館あったり葉山館だったりして、その帰りに三笠公園の戦艦三笠とヴェルニール公園などに行った。横須賀の本丸、汐入駅と米海軍基地の地域、そしてドブイタ通りは行ったことがなかった。今回行った。特に、横須賀の港の「軍艦」を観る船(Yokosuka 軍港めぐり)に乗ってみた。
お客さんは多かった。屋上席は満員。
米空母 ドナルド・レーガン
海上自衛隊 いずも
■ みそ・納豆の類い:鶏肉の旨辛豆豉(とうち)炒め
横須賀でのお昼ごはんは海軍カレーでも、ハンバーガーでもなく、バーミヤンだ。ところで、インド料理屋さんのNavy Setってなんだ?!。便乗だ。バーミヤンである理由は、お昼ご飯の原資はすかいらーくグループの株主クーポンだからだ。そしてその所有者は<荊の簪を挿した御方>さまだ。なお、バーミヤンもガストも汐入にはあった。
鶏肉の甘辛豆鼓[豉](とうち)炒め:鶏肉と野菜、椎茸をオイスターソースで炒めました。おかず、おつまみのどちらでも良く合います
鶏肉の甘辛豆鼓[豉]炒め 【満場一致合格】酢豚や焼そばなど、超一流中華料理人が絶賛した「バーミヤン」メニュー3品:
「豆豉」とは、黒豆が原料の中華調味料です。黒豆を蒸してから塩、麹と酵母を加えて発酵させたあと、天日干しで乾燥させて作られます。日本の一休寺納豆や大徳寺納豆などの寺納豆は、もとはこの豆鼓が中国から日本に伝わったものとされています。(ソース)
豉:発酵して豆と豆とが結びついて枝分かれしたようになった、みそ・納豆の類いの意味を表す」(新漢語林 第2版)[ソース]
鼓/豉: 「豉」と「鼓」。似てはいますが、「鼓」は「太鼓のコ」「つづみ」であり、「豉」とは全く別の字です。(同上)
バーミヤンはよく行くが、鶏肉の甘辛豆鼓[豉]炒めは食べたことがなかった。豆板醤より辛くはないと思う。味が濃く、鶏肉の淡白さとなじむ。御飯が進む。
■ 今週の「変」
横変
■ 今週返した本
赤坂憲雄 『家畜と奴隷』 (Amazon)
家畜と奴隷について原理的に考える論考というより、家畜と奴隷に関する本の内容を紹介し、そこで想起される事項を検討している。家畜と奴隷に関するブックガイドとも云える。特に、『家畜人ヤプー』など有名だがグロテスクなので直視するのに躊躇せざるを得ない人には、少しやわらげて内容を紹介している。つまり、『家畜人ヤプー』を読まなくても、そういうものかといった程度にはわかる。『猿の惑星』シリーズについても。
『家畜人ヤプー』は端的に白人に家畜化される未来の日本人であり、『猿の惑星』の作者は(この赤坂憲雄の本では言及されていないが)『戦場に架ける橋』の作者である。つまり、白人が猿や日本人に支配されるという悪夢を書いたものだ。
実際の歴史では白人が有色人種を奴隷化、従属させてきた。こういう白人の多人種への対応の根拠として、山下正男は『動物と西欧思想』で解説している。この本は1973年刊行。古い。山下正男は、「動物視された人間、すなわち奴隷」、「ヨーロッパ人種が動物について長年蓄積してきた技術のすべてがそっくり黒人奴隷に適用された」と云っている。
つまり、白人の多人種の奴隷化は白人の牧畜、家畜管理を背景としているとの指摘。白人は家畜の管理により、奴隷に対する規律と訓練が武を以て大がかりに組織化・制度化を現実化した。
一方、最近のリチャード・ランガム 『善と悪のパラドックス』では、人間の攻撃性を反応的攻撃性と能動的攻撃性に分ける。前者は他者からの攻撃を感情的に戦略なく対応する。一方、後者は冷静に戦略的に計画された攻撃えあり、感情が抑制される。この能動的攻撃には言語が重要である。「言語は、高い殺傷能力と低い感情的反応が同居するキメラ的な人間をつくりだした。」とランガムは云っている。
これらを考えると、近世、近代のヨーロッパ、白人の世界支配といのは技術、理性によるものばかりではなく、家畜の扱いを多人種に適用した実践的態度が重要だとおいらは思いついた。
さらに、赤坂憲雄 『家畜と奴隷』では、カズオ・イシグロ 『わたしを離さないで』 ジョージ・オーエル『動物農場』 『約束のネバーランド』など、人間の家畜化に関する作品を紹介し、検討している。
資本主義と「家畜と奴隷」の関係として、『ロビンソン・クルーソー』、『ガリヴァー旅行記』を引用して検討している。
■ 今週の実物店参拝
おいらがスカジャンを知ったのは13年前だ。それまでスカジャン=ヨコスカ・ジャンパーを知らなかった。2007年だ(愚記事)。教えてくれたのは、横山剣だ。なお、エリア・ワン(are 1)を教えてくれたのも横山剣だ(愚記事)。こっちはわずか3年あまり前だ。
スカジャン発祥の地、横須賀のドブイタ通りに行った。
■ 今週の購書
クーポンで150 円引き。実購買価格(税込)467円。
横須賀では110円の品があった。