いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第470週

2023年11月18日 18時00分00秒 | 草花野菜


▲ 今週のみけちゃん

■ 今週のよその猫


▼ 新しい街でもぶどう記録;第470週

■ 今週の武相境斜面

■ 今週の草木花実

■ 今週の富士山


綾瀬市より望む

■ 今週のキリバン

■ 今週の単価

灯油 112円/L。今季始めて購入。

■ 今週の半額

食卓応援セレクト肉らしいほど旨い肉肉まん (google

■ 今週のフェンスの向こうのアメリカ

米海軍「厚木」航空基地。 
厚木航空基地は海上自衛隊と米海軍が共同使用している基地です。海上自衛隊 web site

■ 今週の犬

ここにも、軍犬隊。ドローンも禁止です。

■ 今週の「市」

神奈川やまと古民具骨董市 (web site

■ 今週の「アメリカ真理教」

 佐々江賢一郎元駐米大使・事務次官


ソース

11/12(日)のNHK、日曜討論 「ガザ危機 国際社会は 日本は」において、司会者に「アメリカはダブルスタンダードでは?」と質問された佐々江賢一郎元駐米大使 [wiki] は米国を大国として他の大国と相対化して、そのダブルスタンダードを容認する回答をした。おまけに、中ロもダブルスタンダードではあるがもっとひどいととの認識を示した。

これでは、何でもありということにある。論理もひったくれも必要ないということになる。もちろんこの論理ならざる「論理」で、米国の御都合主義を合理化していた。「アメリカ真理教」。

■ 今週の本の感想

ハーフが美人なんて妄想ですから! ! - 困った「純ジャパ」との闘いの日々 (中公新書)Amazon

Amazonの本の内容紹介;
ハーフは皆「かわいい」「バイリンガル」「お金持ち」と思っているあなた。それは妄想です。実際には、不美人・日本語しか話せない・貧乏なハーフも大勢いる。日・独ハーフ(三十路、独身)が、日本社会でハーフが巻き込まれる「怒るに怒れない話」を多数挙げ、おもしろおかしく、時に真面目に「純ジャパ」との共生を考える。

カスタマーレビューのひとつが目を引いた:


この文章を読むと、父は極右とでも書きたいほどの純ジャパとある。そして、その子である書評者がクオーターなのだという。ということは、母親がハーフであるに違いない。したがって、「極右とでも書きたいほどの純ジャパ」である父はハーフと結婚し、この書評者を設けたのだ。つまり、父はハーフが好きな「極右とでも書きたいほどの純ジャパ」であるということだ。

極右・純ジャパはハーフがお好き?

■ 今週の東大教授さま

飯山陽[wiki]が、自分のYouTUbeで、池内恵東大教授が博士号を持っていないといっていた。

飯山陽は東大で博士号を取得したのだそうだ。でも、安定した研究職の地位には恵まれていないらしい。

おいらは、池内恵が博士号をもっているとかもっていないとか考えず、素人向けのイスラム解説を読んだことがあった。結構、昔だ。その頃、小谷野敦博士は池内恵をえらく誉めていた記憶がある。一方、小谷野敦博士の基本的態度としてとして博士号をもたない大学教員を批判してきた。今日、池内恵が博士号をもっていないと気づいた。小谷野敦博士の過去のブログをみたが、博士号のことは言及していなかった。

今回、池内恵が博士号をもっていないことを飯山陽が喧伝することになった事由は、池内恵と篠田英朗らが飯山陽を「インフルエンサー」と範疇化して、研究者扱い、学者扱いしていないことに怒ったことによる。飯山陽は、『池内恵は私(飯山陽)を学者扱いしないで「インフルエンサー」よばわりするけど、おまえはそもそも博士号をもっていないだろう』と憤慨しているのだ。

もっとも、学歴社会の頂点とされていた東大法学部の教授で博士号をもっていない人は多いかもしれない。東大法学部で偉い学者のコースは、学部を出て助手(当時の職名)になることらしい(学士助手[wiki])。

東大文系では、(少なくとも)大学院重点化以前は、博士号をもたないことこそ東大の優秀学者であることの証であったと本人たちが意識していた気配がある。博士号というものを全く評価しない。では、何を重視していたかというと、ポストなのである。ポストについている者こそ偉いのだという思想である。なので、下手に博士号をもっていると、人事権を持っている既存教授たちから採用されないのだ。博士号をもっている同僚を許せないのだ。御殿女中の世界である。

さて、そういう自閉的な東大法学部を批判していたのが、篠田英郎さんであった。自分は英国で博士号をとったのだから、なぜ東大法学部に劣等感をもったりルサンチマンをもっているなどという批判がわきでるか不明だとどこかでいっていた。

でも、この篠田英郎さんは池内恵とお友達で、今回、飯山陽批判を行い、飯山陽が激おこぷんぷんなのだ。

■ 今週の「スイッチが入った」人

この人、現行憲法の東大法学部的解釈を越えて、国際的に/国際法的に/国際協力的に日本が貢献することは合憲であり、推進すべきであるという見解の人だと思っていた。端的に、集団的自衛権の発動、行使は憲法違反ではないという見解。おいらは、当世の英米体制「迎合」主義なのかなと思い、ちびちび本を読んでいた。

 でも、先月のイスラエルーハマス戦争で、何か「スイッチ」が入ったらしい。快楽殺人とは穏やかではない。もっとも、「快楽殺人」とは(日米安保マフィアの???)小谷哲男がハマスに投げつけた言葉だ。篠田英郎さんはイスラエルの過剰な「自衛権」行使が許せないらしい。これは、ガザの民衆の死傷に加え、自分がかつて従事していた国連の職員が多量にガザで死んでいることに衝撃を受けているのかもしれない。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。