いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第412週

2022年10月08日 18時00分00秒 | 草花野菜

▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第412週

■ 今週のよその猫

■ 今週の武相境斜面

■ 今週の草木花実

■ 今週の「変」

■ 今週の庭園、あるいは、谷戸

馬場花木園(横浜市鶴見区)。ボタン、梅、つつじ、しゃくなげなど、四季を通じて楽しめる花木とハナショウブの咲く池を中心とした和風庭園横浜市 site)。

馬場花木園公式サイト

下末吉台地の開析された凹状の地形。いわゆる「スリバチ地形」。

■ 今週気付いたこと;作家毎の色、あるいは、褪せの程度、はたまた、今週の購書

三島由紀夫の作品が橙色(オレンジ色)であることは知っていた。むしろ、色褪せがひどいなと思っていた。今週、新潮文庫は、作家毎に色が違うのだと気づいた。みんなは知っているに違いない。おいらは、今まで気づかなかった。気づいた理由は、遠藤周作の『沈黙』をブックオフで買った。100円(今週の購書)。その時、ブックオフの遠藤周作の中古本を並べてある棚を見て、青緑色の本が並んでいるのを見て、あー、作家毎に色が違うのだと気づいた。今、確認した。大江健三郎は海老茶色、車谷長吉は緋色と確認した。

色褪せ速度、程度:遠藤の『白い人・黄色い人』、『留学』、三島の『花ざかりの森・憂国』、『禁色』、大江の『遅れてきた青年』は同時期、すなわち、35年前くらいに買った本である。三島の色褪せが激しい。

殴る耶蘇:耶蘇(キリスト教徒)といえば、(まず)殴られ、そしてもうひとつの頬を差し出すのではなかったか。でも、耶蘇の遠藤周作は大江健三郎を鼻血が出るほど殴ったらしい(阿川弘之の『国を思えば腹がたつ』を引いた小谷野敦『江藤淳と大江健三郎』)。と、急に思い出した。



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