いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

A famous (well-known) woman named Unknown ; トレチャコフ美術館に行けるかな?

2013年07月07日 05時38分36秒 | 欧州紀行、事情


Неизвестная (google

Неизвестнаяの英語訳は、unknownだ。 知らない人。

この絵は4年前に日本に来た (国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア; google)。 この絵のタイトルの日本語訳のひとつが、「忘れ得ぬ女(ひと)」。訳し過ぎである。もちろん、その絵画作家は偶然の通りすがりの女から一瞥をもらった刹那を、精魂かけて描いたのだから、unknownの女は、作品となり作家の分身となるわけだから、作家にとって忘れ得ぬ女に他ならない。 でも、その精魂かけて描いた後に、その作家がНеизвестная (unknown)と名付けたのであるから、やはり、「見知らぬ女」なのだ。 そして、野暮な解説をすると、「見知らぬ女」を、心血注いで描き込んだその作品を、作家自身が、Неизвестная (unknown)と名付けた意味を、この絵を見て感嘆して観た者どもが考えて、なるほど、これは「忘れ得ぬ女(ひと)」ではないか!とこの絵を見て感嘆して観た者どもが自ら想起することを作家は期待しているのだ。 だから、「忘れ得ぬ女(ひと)」というのは、訳し過ぎなのである。越権行為なのだ。最近では、「見知らぬ女」の日本語タイトルが流通しているらしい(wiki)。

おいらの、Неизвестная、Russsian unknown は、もちろん、彼女だ↓ !


 愚ブログ; 知らないロシア人

さて、Неизвестная (unknown)はモスクワのトレチャコフ美術館にある。昨日知ったが、トレチャコフ美術館は旧館と新館があるらしい。どちらも見逃さないように!

プラドに行きたい
エルミタージュに行きたい-のか?

に続く第3弾「トレチャコフ美術館に行けるか?」。

マレーヴィチも待っている(愚記事; 黄色きものども、あるいは、カジミール・マレーヴィチに気づいた )。
[google 画像:トレチャコフ美術館 マレーヴィチ]

なお、プーシキン美術館のfamous women@ただし、おフランスずんは、来日中らしい。


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google; プーシキン美術館展 フランス絵画300年


ぶどうの木再生日記;第16週目

2013年07月06日 12時21分16秒 | 草花野菜

▼ 今週の おやかばたけ (お野花畑) [辞書]

▼ おいらも、「つゆ草の詩」


2013.07.05 JR常磐線、ひたち野うしく駅

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国士抜刀遊撃隊

2013年07月03日 20時38分02秒 | 筑波山麓


     ―筑波山麓にて―

■ アシュケナージ系ユダヤ人、あるいは、vagabond = 天才バカボン

30歳の頃、まだ中二病だった。 カナダに行った。 出稼ぎのためだ。

そして、 アシュケナージ系ユダヤ人とか、セファルディ系ユダヤ人とかという言葉を知らなかった。

カナダでは、英語ができなくて、へどもどして、大変だった。

個人教授の私塾を開いている中年婦人の元へ通った。 英語ができるようになるためだ。

今から思えば、彼女は、アシュケナージ系ユダヤ人であった。

親はポーランド系ユダヤ人で英国に移住。彼女は、英国で学位取得。でも、彼女は「嫌な思い」をしなくてすんだのだ。

つまり、マックス ウエーバーの言う「どの教官も自分が採用されたときのことは嫌な思い出で語りたくはない」という境遇は経なくてすんだのだ。嫌な思いをしなかったのだから幸せ者だろう。 だから、英国からカナダに「流浪」し、揚句のはては、英語の私塾を自分のアパートメントで開き、生計を立て、生きていたのだ。

おいらもそうだ。 幸せ者だ。でも、まさか、30歳の頃、そんな幸せな人生を送れるとは思わなかったのだが...。

おいらでも、彼女の親が東欧系のユダヤ人であろうことは、わかった。 なぜなら、彼女は、おもいっきり、%$#'gerというユダヤ系の名前であり、冷戦崩壊後、何度もポーランドに英語を教えるという「出稼ぎ」に出ているらしいことがわかったからだ。

ただ、おいらは、アシュケナージ系ユダヤ人という言葉は知らなかった。

一方、西へ行った、セファルディユダヤ人については、全く知らなかった。

さて、vagabond 、天才バカボン。

vagabondという英単語の意味を最近知ったおいらは、やはり、30歳の頃通った英語塾の成果がいまいちだったのだ。

そして、さらに、今更、気付いたょ; とvagabond = バカボン。

これは、誰に嘘を付くわけでもないが、自分で気付いた。 でも、とっくに、周知なのだ⇒ google

赤塚不二夫=満州からの引揚者の子弟。 vagabond に他ならない。

別に、「知能」の問題ではないのだ。

 vagabond にとって立ち現われる世界は、定常民の安逸とした人生で養われた視点から見て立ち現われる世界とは違うのだ。

定常民の安逸とした人生で養われた視点からは決して見えない世界が見えるのだ。

それが、

アシュケナージ系ユダヤ人は知能において遺伝的な強みをもち、その強みは、彼らが北ヨーロッパに居住していた時代にホワイトカラーの職業で成功するための自然選択によって生じたものだという仮説

という誤った、しかも極めて凡庸な仮説を生むのである。

流浪すれば見える世界があるのだ。