草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

わが祖国よ(短歌四首)

2009年11月03日 | 短歌
わけもなく
生きながらえて
恥じ多し
まためぐりくる
憂国忌かな

命捨てる
祖国求めて
幾千里
望郷のごとき
熱き思いが

毀れたる
国を憂いて
北一輝
国家改造
言挙げせしか

浪人を
侮るなかれ
草莽の
悲しみのまま
日は暮れるとも

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先送り答弁に終始の鳩山内閣

2009年11月03日 | Weblog
 衆議院予算委員会の質疑では、鳩山政権の無責任さが目立ったよね。あのやりとりを見てしまっては、いかに民主党支持者でも、うろたえたんではないかな。普天間基地の移転をめぐっては、結論を出せないばかりか、閣内で意見がまとまっていないことが誰の目にも明らかになってしまったよね。それって大変なことだよ。ずるずる引き延ばしているために、県外や国外に移転を求める県民運動が日に日に高まってきているから、県内移転の決断は難しくなってしまうんではないの。日米関係を重視すると言いながら、他人事のような発言を繰り返すだけだし。経済政策の危うさも暴露されて、おろおろしていたよね。「コンクリートから人へ」だけでは説得力はないし。分が悪くなると菅が出てきて、質問者を威圧して、その場を切り抜けようとする。前原もまるっきりけんか腰で、政治家としての器が小さい。藤井も年のせいか、かつて自分が赤字国債を発行した責任者であったことを指摘されて、頭をかいていた。優柔不断で居直るだけの鳩山は、本当に軽すぎる。それから民主党の議員たちの野次や拍手もレベルが低いよね。小沢一郎の命令なんだろうけど、個性がなくて、どの顔も同じく見えてしまうから不思議だよね。鳩山は友愛という観念的な言葉に引きずられ過ぎじゃないのかな。「観念は飛躍するが現実は飛躍しない」という高坂正堯の言葉を思い出すべきだよ。空理空論を述べるから取り返しがつかなくなるわけだから。そして、先送りが許されない重要な案件については、いかに反対の声があろうとも、鳩山は勇気を持って決断しないと。
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