日本が射程に入るミサイルに、核を搭載することに北朝鮮は成功したとみられる。広島や長崎の悲劇が、またもや繰り返されるのだろうか。政権の座から滑り起きた台湾の国民党は、日本への軍事的挑発を行ってきている。明らかに中共の意向が働いている。平成の世の国共合作は台湾を反日国家につくりかえようとしているのだ。アメリカでは共和党の大統領候補であるトランプが、在日米軍の全面撤退にまで言及している▼民進党や共産党、さらに社民党が安保法案に反対し、それを政争の具にするのは、いうまでもなく利敵行為である。北朝鮮や中共が何をしでかすか、まったく見当が付かない。武装を解除することで、憲法9条で平和が維持できると思っている人は、現実を直視する勇気がないのである。「東京を火の海にする」と公言している北朝鮮は脅威ではないのだろうか。中共は尖閣諸島ばかりでなく、沖縄本島まで自国の領土にしようとして、沖縄の独立を裏で煽っている▼日本の自衛隊は陸海空合わせて約24万人。戦車や潜水艦は高性能を誇るとはいっても、補給能力や弾薬の備蓄には問題があるといわれる。核攻撃を受けたときに、国民を退避させる防空壕もまったく整備されていない。自主防衛力を増強し安全保障面に力を入れなければ、日本の国民の命と財産を守り抜くことも難しいのである。政治は最悪の事態を想定しておくべきだろう。座して死を待つか、それとも国家として身構えるかなのである。
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