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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍首相に歯が立たない岡田民進党代表を嗤う!

2016年05月18日 | 政局

日本の政治が不幸なのは、自民党に取って代わる政党がないことだ。今日の安倍首相と岡田民進党代表の党首討論をニコニコ動画で見て、なおさらその思いを強くした。ほとんどが岡田代表からの質問であった。消費税を上げないのは公約違反だから、と責め立てるにいたっては、あまりにも滑稽であった。それでいて、ちゃっかり先送りを主張したのは、共産党への配慮からだろう▼構造改革を口にしたのは、未だに新自由主義を信じているからだろう。憲法についても、党としての立場を表明するつもりはないそうで、反対のための反対に終始していた。議論では安倍首相に軍配が上がったが、見苦しいのは、民進党のヤジがうるさかったことだ。議論で守勢に立たされているので、それしか手がなかったのだろう▼岡田代表は東大を出ており、キャリア官僚になってから政界に出た。エリートそのもののはずなのに、どうしてあの程度なのだろう。山尾志桜里政調会長も舛添東京都知事もそうだが、東大を出ているわりには酷過ぎる。日本を背負って立つ気概がまったく感じられない。戦後の日本の教育がここにきて問われている気がしてならない。人間としてのバックボーンや、人としての常識があまりにもない▼最初から最後まで岡田代表は声を張り上げているばかりで、安倍首相をやりこめることはできなかった。逆に返答に窮する場面すらあった。残念ながら今は自民党しかないのである。

 

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習近平がもっとも恐れているのは文化大革命のような混乱だ!

2016年05月18日 | 歴史

文化大革命とは何であったのだろうか。昨日の人民日報は「過ちを繰り返してはならない」との論評を掲載した。現在の習近平指導部がもっとも恐れているのは、人民の蜂起である。中国共産党内部も一枚岩ではなく、内部抗争が激化する可能性もささやかれている。体制崩壊を引き起こすような混乱を警戒しているからこそ、文化大革命を引き合いに出すのである▼フルシチョフが1956年にスターリン批判を口にしたことは、世界に大きな衝撃を与えた。個人崇拝に反対する動きは、中共にまで影響を与えた。同年9月の第八回中国共産党党大会で、毛沢東思想という言葉は削除され「中国共産党は、マルクスレーニン主義を自己の行動の指針としている」との文言に変更された。毛沢東は追い詰められていたのだ。知識人による中国共産党批判も公然と行われるようになった。危機感をつのらせた毛沢東とその周辺は、逆キャンペーンを展開することで、自分たちの立場を守ろうとしたのである。三千万人が死亡したともされる文化大革命は、毛沢東が「革命的な若者」の力を借りて権力の奪い返そうとしたのが発端であった▼再び中国共産党は崖っぷちに立たされている。パナマ文書が明らかになったことで、習近平指導部が腐敗していることが白日の下のさらされた。毛沢東のようなカリスマ性も持ち合わせておらず、もはや反撃に転じるエネルギーもないはずだ。ソ連がそうであったように、共産主義の世界史的な実験は今まさに幕を下ろそうとしているのである。

 

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