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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

レッテル貼りと罵詈雑言のパヨクはリベラルにあらず!

2016年05月01日 | 思想家

昨日の産経新聞の「産経抄」は、レッテル貼りをするパヨクの批判として的を射ている。安倍首相を攻撃するのは自由だが、その根拠を明確にしないまま、誹謗中傷のレベルで云々するのは、思想家や言論人として最悪である。高校生や中学生がラップ調に「アベヤメロ」と騒ぎたてるのと大差がない▼戦後の日本の言論界を振り返っても、サヨクが今ほど劣化した時代はなかった。極左の同伴者とみられていた高橋和己は、三島由紀夫を評価していたし、同じく吉本隆明も、江藤淳を根本において肯定していた。イデオロギー的な立場は違っても、話し合いをする共通の基盤があった。それだけの人材が今のパヨクには見当たらない▼ハンナ・アレントは「共通感覚」を重視した。アレントによれは、それは「言わば自分の判断を人類の集合的理性と比較するために、反省において他のあらゆる人々の表象の仕方を思想のうちで(ア・プリオリ)に顧慮するような判断能力である」(『カント政治哲学講義』・仲正昌樹訳)と書いている▼自分を絶対化するのではなく、異なった考え方をする人たちについても、理解する努力をすることが、争いを未然に防ぐのに役立つのである。プロパガンダの言葉を振りかざすのは、相手の言い分を聞いて反論する余裕がないからだろう。アレントのようなリベラルとはまった異質であり、かえって害をもたらす教条主義者でしかなく、パヨクと呼ばれて当然なのである。

 

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今の中共に対して日本は一切妥協をすべきではない!

2016年05月01日 | 国際問題

外交は相手方のあることだとはいえ、今の中共の言い分を日本は聞く必要がない。岸田外務大臣は自らをハト派として印象付けたいのではないだろうか。それを裏で演出しているのがチャイナスクールと評される外務官僚なのである▼昨日の日中外相会談で、王毅外相は中共側の言い分を一方的に主張した。東アジアの秩序を国際法を無視して、一方的に力で変更しようとしているくせに、あたかも自分が正義であるかのように胸を張った。「一つの中国」の政策を守れと日本に要求するのは、台湾への武力進攻の野望を捨てていないからである。「中国脅威論」を批判するのは、自分たちが行っている軍国主義への特化を、あくまでも正当化しようとしているのだ▼安倍首相はどこを同盟国とし、どこの国を警戒するかを明確にしてきている。その決断は正しい選択であり、安全保障上の観点からも日本は、今後も中共に対しては国家として身構えなくてはならない。門戸を閉ざす必要はないが、ことさら媚を売るべきではない▼中共が狙っているのは、政権与党である自民党の分断である。ハト派と目される岸田外務大臣に急接近することで、安倍以後を見据えたしかたかな戦略がある。それに利用されてならない。自民党でよくいわれる振り子の理論は、平時においてしか通用しない。危機的な状況下にあって、自民党が分裂するようなことがあれば、日本の政治は機能しなくなり、中共の思うつぼなのである。

 

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