安倍首相を攻めあぐんでいる野党の多くは、誹謗中傷のレベルの批判に終始している。民進党の山尾志桜里政調会長などはその典型だ。口にするのもはばかれる「日本死ね」を連発したと思ったらば、今度は「男尊女卑政権だ」と大声を張り上げた。安倍首相も絶対であるわけはないのに、政策論争をする力がないのである。あまりにもお粗末で呆れてしまう▼民進党は原発を廃止するかどかでも、党内を一本にまとめきれないでいる。安全保障政策で共産党と組んではいるが、安倍首相のもとでの改正に反対しているだけだ。かつての政友会と民政党の泥仕合よりもレベルが低い。各種の世論調査で民進党の支持率が低いのは、政策で自民党に対抗できないからだ。選挙目当ての野合でしかない民進党は消滅した方がいい。岡田克也代表や山尾政調会長がすぐにエキサイトするのは、次の展望がまったくないからだろう▼民進党には旧民社党系や保守系も少しは残っている。そろそろ泥船から抜け出すべきだろう。ロシア型共産主義の信奉者であった旧社会党の連中に引っ張りまわされて、それで恥ずかしくはないのだろうか。共産党と組むのは人民戦線に加わったのと同じである。赤旗を振ってまで国会議員であり続けたいのだろうか。党内民主主義もない共産党をどう考えているのだろう。日本の政治を悪くしているのは、安倍首相よりも、不甲斐ない野党第一党の民進党なのである。
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