押しなべて日本のマスコミは駄目である。森友学園の捜査情報を大阪地検の女性特捜部長がリークしたというのを、江田憲司がツィートして大炎上した。それでもマスコミは伝えない自由を駆使して、まったく報道しない。横並びの大本営発表と一緒であり、安倍内閣を批判するのに全力投球なのである▼山本夏彦の『山本夏彦箴言集』に「没書になる原稿を送る特派員はない」というのがある。戦前日独伊防共協定に反対する特派員がアメリカにいた。日本国内の空気を無視して米英と戦っても勝ち目がないという原稿を本社に送った。当然のごとく没になり、特派員仲間らかも仲間はずれにされて嘲笑られた▼今のマスコミは、戦前と何ら変わらない。本社の意向を無視してはニュースで流れないし、没書になることは確実である。記者として認められるためには、安倍叩きに加担するしかないのである。戦後の言論空間にどっぷり浸かり、その既得権益を守るのに必死なのがマスコミである。人間としての良心があったなら務まらない仕事なのである▼それと比べると、ネットは自由である。自分の責任で発言することができるからだ。誰にも気兼ねすることがない。今回の江田憲司のツイートに関しても、ネットはマスコミを徹底的にさらし者にしており、それを支持する国民が増えてきている。朝日新聞やNHKを誰も信用しない時代が到来したのである。
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