草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自民党は200を割り込みそうで衝撃が走る!

2024年10月23日 | 総選挙
 総選挙の投開票日が目前に迫ってきたが、予想された以上に、自民党は大幅に議席を減らし、かろうじて第一党を維持するものの、単独での過半数は絶望的となってきた。公明党と合わせても、過半数を確保するのが難しい情勢のようだ。
 ここまで自民党が追い詰められてしまったのは、石破がまともな政策を掲げることなく、それこそマスコミが囃し立てる「裏金」にこだわったからである。そして、旧安倍派を中心にして公認から外したり、比例から除外したことで、自民党内は大混乱である。それでいて負けが明らかになると、非公認にも公認料を払うという決定を下した。
 石破はやることなすこと、全てが支離滅裂なのである。テレビのCMやネット広告で、石破を登場させることは、自民党の票を減らすだけである。200を割るという予想まで出ている。過半数割れした自民党を高市早苗さんが引き継ぐことになると考えると、事は深刻である。最悪を避けるために自民党に投票するかどうか、岩盤保守の人たちも迷うところではないだろうか。


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今こそ自民党は保守の原点に立ち返るべきだ

2024年10月23日 | 自民党
 保守政党であるはずの自民党が、安易に「変える」という言葉をスローガンにしたがために、今回の総選挙では劣勢に立たされることになった。石破自身が政策ではなく、自民党を「変える」とか言って、パーティ券の不記載を最大の争点にしたことで、墓穴を掘ってしまったのである。
 国民の命や暮らしを守ることがまったく論じられることなく、総選挙も終盤に入ってしまった。多くの有権者は、何を基準にして選べばいいのか分からず混乱してしまっている。
 田中美知太郎は変革を唱える者たちの独善性を批判した。「このような人々が、いかに進歩を説いても、それは大衆を前進させる力を持たないであろう。私たちは、そのような進歩的独善論から遠ざかって行く人々を、保守的とか意識の低さとかいうう形で見るよりも、私たち自身が彼等と共有している、大地のように広くて厚い生活の実際を、もっとよく理解するようにしなければならない」(『哲学的人生論』)と書いていた。
 自民党はその原点に立ち返り、保守の考え方を再吟味しなければならない。日本の国柄を否定し、新しいものに飛びつくのではなく、何度でも言うが、あくまでも大切なものを守るための改革でなければならないのである。
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