公式主義のサヨクである高野孟が、民主党代表選をジャーナリストぶって論評している。菅直人首相とも、小沢一郎前幹事長とも喧嘩したくない高野は、持ち前の詭弁を弄している。高野といえば、親父は総評の事務局長だった高野実で、元日本共産党の党員であったせいもあり、左派の旗振り役を務めた。ソ連や中共を平和勢力と位置づけ、スターリン主義者と新左翼から冷笑されたものだ。また、弟の津村喬は気功師とかいわれているが、それこそ1970年頃には、アジテーターとして、革命論を吹いて回っていた。毛沢東盲従派の一人として、スターリン主義のお先棒を担いだのだった。テレビ製作会社の経営者として、早稲田人脈を駆使してのし上がった高野も、父親や弟とイデオロギー的には大差がないようだ。だからこそ、高野は小沢を待望しているのではなかろうか。「理念を語れる豪腕政治家」としての小沢に注目するのは、独裁者に惹かれるからだろう。スターリンや毛沢東礼賛に走った血は、高野のなかにも流れているようだ。しかし、小沢ごときが総理になってしまえば、無法者による支配が貫徹されることになり、民主主義の危機であることを、どうして高野は理解できないのであろうか。それは政治文化の違いどころの話ではないのである。
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