草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

外国勢力に付け入る隙を与える民主党政治

2010年09月06日 | 政局
 小沢一郎前民主党幹事長が一国の総理にふさわしくないというだけで、菅直人内閣の支持率が上がってきている。どこの世論調査でも、その傾向は変わりがないようだ。しかし、何と嘆かわしいことか。菅首相は国会もろくに開かずに、参議院に勝つために担がれただけなのであり、実績はゼロに近い。雇用を連発しているが、その言葉もあまりにも空々しい。政策的には自民党から教えを請わないと駄目なようで、無能さを暴露している。それでも小沢よりはましなのである。それにしても、民主党という政党は、本当にいかがわしい。綱領がないこと一つをとっても問題外である。日本の安全保障についても、党内で真剣に議論した形跡がない。ただただ、反自民を叫んでいればよかったからだろう。極めつけは、党員サポーターに登録するにあたって、日本人でなくてもOKだということだ。政権与党であるわけだから、民主党の代表を選ぶというのは、総理を選ぶことでもある。そこに外国人が関与できるというのは、国益上大問題である。日本共産党ですら、党員になるには、日本人であることを明記している。そこには、ソ連派、中国派の影響力を排除し、自主独立の路線を定着するために、血み泥の戦いをしてきた歴史があるからだろう。民主党の場合は、外国の勢力に付け入る隙をわざわざ与えているのだから、てんで話にならない。そんな政党を支持する人たちは、その現実をどうして直視しようとしないのだろう。

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