日米首脳会談を成功だったと言わないと、反対のための反対の「限界保守」と決めつけるのは間違っている。駄目なものは駄目なのである。民主党政権が長く続かなかったのは、保守派が反転攻勢に出たからである。
石破が安倍さんを貶め、先の総選挙では自民党の保守派を騙し討ちにした。会津に来ては「裏金議員」と呼ばれた現職の総決起集会に参加し、石破は「選挙になったらマイクを握って応援する」とまで口にした。しかし、それは自民党の総裁選に勝つための策略でしかなかった。自分が総理総裁になったら、何もなかったかのように「裏金議員だから」と党の公認を取り消した、とんでもない嘘吐きなのである。
いくら現職の総理で、日本のトップであるとはいえ、今回の日米首脳会談でも石破はあまりにも酷かった。トランプの圧倒的な勝利ではなかったろうか。安倍さんの名前は何度も出てきたが、石破は信用されていないように思えた。
あれだけ米国に投資すると嘯いておきながら、帰国してからは「民間がやることだから」と態度を豹変させたのである。あまりにも無責任である。
自民党は石破では参議院選挙は勝てない。トランプが大統領になって世界の潮流が変わってきているのに、それも理解していない石破では、日本丸のかじ取りはできない。岸田、石破と続いたことは、日本にとって不幸であった。今すぐにでも引きずり降ろさなくてはならないのである。