草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

いくら校庭でも一時間あたり3・8マイクロシーベルトは高過ぎだ!

2011年05月03日 | 災害

 文部科学省が示したのだから、間違いはないと思って計算してみたらば、いくら校庭での限られた時間とはいえ、一時間あたり3・8マイクロ・シーベルトでは、それを年間にすれば、児童が浴びる放射線量は33・288ミリシーベルトになってしまうではないか。体内被曝もまったく考慮されていない。これってまやかしではなかろうか。年間20ミリ・シーベルト以内を目指すのであれば、そこに1000をかけて、24と365で割ればいいはずだ。そうすると一時間あたり2・28マイクロ・シーベルトになる。つまり、ある種のトリックが行われているのではなかろうか。1・52マイクロ・シーベルトも違いがあるのだから、まさしくゆゆしきことではないか。そもそも国はこれまで、大人から子供まで年間1ミリ・シーベルト以内と言ってきたのであり、そうであれば、一時間あたり0・114マイクロ・シーベルトなのである  今の民主党政権の不誠実さがそこでも証明される。福島県民は、もはや彼らの言うことを信じるべきではない。しかも、安全だとかいうのは、早期に原発トラブルが終結することが前提であった。さらに、福島第一原発の一号機で、換気装置を取り付ける作業を始めたというが、それは結局、放射能で汚染された水を海に流すのと同じで、それを大気中に放出するだけではなかろうか。次々と思惑が外れているのに、その場しのぎのことをやっているのが、民主党政権であり、東京電力なのである。お上の言うことを丸呑みにしないで、自分で検証しなければ、命を守ることがおぼつかないほどに深刻な事態を迎えていることを、福島県民は肝に銘じるべきだろう。

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2 コメント

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Unknown (ブロガー様へ)
2011-05-03 22:10:37
私は、代々広島の近くに住んできました。
親せき、先祖も直接被曝していなくても
原爆が落ちてその残留放射能の恐ろしさを知らずに被曝して、10年後に白血病になったり
20年後に甲状腺がんに家族ほとんどが親子でなったり、また死産、流産、奇形でこの辺の人たちは苦しんできました。それは、外部被ばくだけでなく内部被ばくも大きな影響を受けていると思われます。爆弾が落ちてから広島に入って病気になっても広島市に入ったという証明がないので原爆手帳ももらえず国から見殺しにされてきたのです。
あの、ソ連でさえ、チェルノブイリの近くでとれたミルクを買い取っていたのに、どうして中国、反日朝鮮に税金でたくさん貢いでも自国の民族を助けれないのか。当時の共産ソ連よりも今の民主党内閣は劣るし、自国民族とくに、我慢強い福島の人たちを虐殺しています。

ブロガーさま、広島近辺の人たちの二の舞にならぬように政府の言うことを信じないで自分を守ってください。安全詐欺師の枝野は、妻子を関西に移しています。所詮、他人の子供なのです。小佐古先生を言論弾圧するような、反日左翼内閣の民主党に殺されないように頑張ってください。
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文科省のリクツ (じょんのび)
2011-05-04 13:13:34
はじめまして。舌鋒するどい批評に敬意を表します。
さてこの件、応文科省は、一応、次のようなリクツを言っています。
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また、児童生徒等の受ける線量を考慮する上で、16時間の屋内(木造)、8時間の屋外活動の生活パターンを想定すると、20mSv/年に到達する空間線量率は、屋外3.8μSv/時間、屋内木造1.52μSv/時間である。したがって、これを下回る学校等では、児童生徒等が平常どおりの活動によって受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1305173.htm より
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なんと言おうと20ミリシーベルトは論外の値ですが、なぜこんな高水準を設定するかと言うと、今後、小児性甲状腺ガンなどが多発しても「国際基準にしたがっただけなので政府に責任はなし」と逃げるためなのでしょう。
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