草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

地震などの災害も安全保障も楽観論は断じて許されない!

2016年11月22日 | 災害

たった今福島県の沿岸部に津波警報が出たが、人間はいつも危機にさらされているのであり、それを気にかけずに生きているだけなのである。何かしら気晴らしや忙しさにかまけて、現実を直視せずにいるのだ。しかし、それでは危機には対応できないのである▼日本の安全保障をめぐっても、未だに日本人は楽観論から抜け出せないでいる。日本が武力で攻撃されれば、アメリカが守ってくれると、勝手に思い込んでいる。平和ボケのせいで思考停止状態なのである。大水が出るようであれば、防波堤を補強しなければならないし、流れを変える必要がある。大変なことになる前に、それに着手しておかなくてはならないのである。今すぐに日本がすべきは、国家として身構えるための、内なる祖国の再建ではないだろうか。ぐらっと来てからでは遅いのである▼テレビのニュースを見ていると、予想の津波の高さを3メートルと報道している局があるが、それを知って逃げない人が多いのではないだろうか。かえって逆効果ではないだろうか。NHKはそれを伝えずに避難の呼びかけに徹している。あくまでも人命を優先するからだろう。東日本大震災の教訓から何を学ぶかなのである。安全保障も同様である。事態は刻々と変わっており、臨機応変に備えなくてはならない。あらゆることを想定しながら万全の策を講じなくてはならない。それが国家としての危機管理であり、国民の命を守ることなのである。

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