大阪での地震発生6分後から、吉村洋文大阪市長はツイッターで情報を発信し続けている。ネットを生かしたやり方であり、称賛に価する。軍関係者の情報の共有のためにネットが誕生したといわれるが、災害などの発生にあたっては、有効な力を発揮するのである▼地震発生時の「大阪で大きな地震が発生しました。各メディアの情報に注意し、安全を確保して下さい」から始まり、余震に備えることや、人が集まる駅などの混雑した場所には行かないように呼びかけたほか、火災3件、救護救助20件が発生していること、市内の小中高を休校にするとともに、避難所の開設状況などもツイートしている▼マスコミがヘリコプターを飛ばし野次馬的な報道しかできないのと比べて、はるかに市民に寄り添っている。吉村市長のツイッターを確認すれば、今何がどうなっているかを確認できるのである。大阪市という大きな組織を動かす吉村市長が、ネットを活用するというのは、新しい試みであり、非常事態にはできることは全てやるべきであり、決断力が試されるのである▼吉村市長は42歳であり、働き盛りである。日本維新会に属しているが、自民党以外にも有能な政治家はおり、特定野党ではなく、まともや野党を育てていかなくてはならない。ネットを活用することもできず、地上波のテレビばかり気にしている役に立たない野党では、存在する意味がないのである。
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