草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本の国柄を否定する小泉氏を総裁にしてはならない!

2024年09月06日 | 自民党
 小泉進次郎氏が今日、自民党総裁選への正式表明をしたが、そのなかで「選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出し1年で実現したい」と述べました。断じて許せない暴論です。死者との絆を大事にしてきた日本人は、今は亡き父母や祖父母、さらには一族の先祖を身近に存在するごとく考え、その眼差しを意識して生きてきたのです。
 その根本にあるのは家を守り、一族の死者を祀ることでした。夫婦が一つの苗字になるというのが普及したのは、そうした背景があったからなのです。
 グローバリストの小泉氏には、安倍さんが言った「日本を取り戻す」という意味が分からないようです。そんな人間に日本の舵取りを任せるわけにはいきません。
 戦後民主主義を絶対視してきた左翼リベラルは、自分たちを批判することを許しませんでした。大半のマスコミも同じでした。そんななかで育った小泉氏は、日本の国柄についてあまりにも無知です。柳田国男の『先祖の話』も読んだことがないはずです。
 江藤淳の「新しい墓を建てているところなので、祖父母の骨も、一族の死者たちの骨をすべて掘り出して、私の住居の仮の祭壇に安置してある。私は、血肉を分けた者として、これらの死者を祀り、辱めから守らなければならなかった。絶対的なものは、現世ではなく、これらの死者たちのあいだにしか存在しないのであった」(『落ち葉の掃き寄せ』)という文章を思い出して、私は小泉氏の無国籍的な主張に無性に腹が立ってなりませんでした。
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高市さんが石破、小泉氏とほぼ横一線に!

2024年09月06日 | 自民党総裁選
 今回の自民党総裁選ではネットの力がマスコミを上回ることになると思います。いくらテレビや新聞が高市早苗さんを無視しても、ネット民は圧倒的に高市さんを支持しているからです。
 自民党の党員・党友による一回目の投票が注目されています。その大半の人は保守に共鳴するからこそ、党員にまでなったわけで、選択的夫婦別姓の主張や、親中派に違和感を感じているはずです。
 上位に食い込むことが難しくなった河野太郎氏や、失速気味の小林鷹之氏も、必死になって巻き返しを図っていますが、今の段階で高市さん、石破茂氏、小泉進次郎氏が有力視され、これからもっとも伸びしろがあるのが高市さんです。
 テレビ朝日のニュースで「高市氏は保守に支持されている」とコメントしていますが、これには嗤ってしまいました。自民党は昭和30年に保守政党が合同して誕生したのであり、リベラル政党を名乗ったことは、これまで一度もありません。
 保守の切り札として立候補する高市さんは負けてはならず、総裁に選ばれないようでは、自民党は二度と保守政党を名乗るべきではないのです。
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