草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安否不明者の数の多さと台湾の捜索救助隊

2024年01月06日 | 台湾
 台湾の捜索救助隊を日本政府が受け入れなかったことについて、ネットでは賛否両論があります。台湾は「日本側とのやりとりで支援の需要がないから」と大人のコメントしています。しかし、2011年の東日本大震災の際に、中国への配慮もあって、民主党政権が台湾が捜索救助隊の派遣を申し出たにもかかわらず、約2日間を待ちぼうけを食わせたことがありました。親中派と目される岸田首相がそれと同じように、中国へ気を遣ったかどうかが問題なのです。
 ネット上では岸田首相への批判の嵐でしたが、その一方で「捜索救助隊が入っても地形が崩れて被災地に向かうことができない」との意見もありました。自衛隊のヘリで倒壊した家屋の近くに着陸し、それで救助にあたってもらうことも難しかったのでしょうか。今の時点でも安否不明者が222名を超えています。歯がゆくてならないのは僕だけでしょうか。
 岸田首相の説明に一貫性がなかったことで、不信感が高まったことは否定できません。いかに宏池会であろうとも、日本国民の命を最優先していることを、岸田首相は自らの言葉で語るべきではないでしょうか。

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