草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

戦後の日本の平和はあくまでも偶然でしかなかった!

2014年07月05日 | 思想家

中共と韓国は日本を滅ぼすためには、是が非でも共闘したいようだ。大東亜戦争で支那と韓国は、本当の意味での勝者ではなかった。とくに韓国は日本と共に、「東洋平和」のために武器を取ったのではなかったか。本来は敗戦国なのである。自分たちの力で日本から独立を勝ち取ったのではない。読売新聞によると、中国の習近平シージンピン国家主席は4日、ソウル大学で講演し、「日本の軍国主義者は、中韓に対する野蛮な侵略戦争をしかけ、朝鮮半島を併合し、中国の半分を占領した」と述べた。日本に対して敵愾心を煽ることで、韓国と手を組みたいのだろう。韓国の方も急接近しているわけだから、お互いの利害が一致しているのだろう。そこまでされれば、日本だって身構えるしかない。戦後の日本の歩みは、幸運が付いて回った。国の安全保障に力を入れなくても、戦争に巻き込まれなかったのは、まったくの偶然であった。田中美知太郎は『時代と私』において「むかしアテナイの愛国者は、アテナイが間違った政策を取りながらも、相手国の失策その他によって破滅がまぬかれて来たことを、神々の加護と偶然に帰したが、しかしいつもそのやうなものを頼むことの危険を警告しなければならなかつた」と書いている。日本もまさしくそれと同じである。ここにきて安倍政権が大胆な舵取りをしているのは、その危険性に気付いているからだろう。偏見と憎しみをもって銃を向けてくる者たちに対して、もはや無防備であってはならない。これまではいくら甘くても国民の生命と安全は守られた。しかし、それは過去のことであり、もはやお花畑は許されないのである。侵略を阻止するには、血を流す覚悟が求められるのだ。後に続く日本人のためにも。

  

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