自民党の保守団結の会に出席した国会議員の前で、選択的親子別姓に反対する高市早苗さんが講演した。ガス抜きだとか批判する人がいるが、石破茂は、党議拘束をかけるとか口にしており、その嫌がらせにも屈せず、20人が参加した意義は大きい。
まずは20人で出発し、徐々に同志を増やしていけばいいのである。国民の圧倒的な世論は、自民党保守派、国民民主党、維新の会、立憲民主の保守派による連立政権を待望している。
自民党内の動向も無視できないが、国民民主党も、高市さんとの連携を強化するためにも、選択的親子別姓に反対の意思表示をすべきだろう。そうすれば政策的な違いはほぼなくなるからだ。国民民主党の支持母体の旧同盟系の組合は、日共や旧社会党とは違って、民主社会主義的な労働運動の先頭に立ってきた過去がある。
今の自民党は中国の影響下にあるといわれても過言ではない。まずは少人数が決起すれば、必ず後からついてくるものなのである。高杉晋作の功山寺挙兵がそうであった。高市さんと保守団結の会は、高杉晋作であり、奇兵隊の面々と同じ、一騎当千の憂国の志士なのである。