草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

たかだか7万円の食事接待が国を揺るがす大問題なのだろうか!

2021年03月16日 | マスコミ評
マスコミもサヨクはことさらモラルを振りかざす。総務省の許認可権を持つ担当者とNTTや東北新社の幹部が会食したのは、絶対に許せないと宣うのである。一人7万円だったとかで口角泡を飛ばし、まさしく鬼の首でも取ったような騒ぎである。役所に許認可の権限が集中していることを問題にせずに、そんなことばかり追及するのである▼そのくせテレビ局やそのバックにいる大手新聞社は、波取り記者というのを総務省の記者クラブに常駐させて接待攻勢をかけてきた事実は不問に付しているのだ。株式に占める外資の比率にしても、20%を超えているのは東北新社ばかりではない。テレビ局は株主に議決権があるかないかで、ごまかしているだけである。それを指導したのは、総務省の前身の郵政省ではないだろうか。大手新聞社がテレビ局を運営してもよいような制度にしたのは、自民党の派閥でいうと田中派であった。それで大手新聞社が電波利権を手にしたのである。マスコミこそが既得権益に守られてきたのだ▼木を見て森を見ずであってはならない。接待や付け届けというのは、いつの時代にも付き物である。あくまでも限界を超えているかどうかなのである。男が女にプレゼントするというのも、よく思われたいからである。物で人の心を射止めようとするのは間違っているのだろうか。モラルに反するのだろうか。世の中はもともとそんなものなのである。もっと大事な政治的なテーマがあるのに、それしか追及できないマスコミとサヨクは最悪である。

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