草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

皇室の権威がなくなれば国は乱れる

2024年03月15日 | 祖国日本を救う運動
 秋篠宮皇嗣妃殿下が旧会津藩士の子孫であられることから、私は皇室についての論評を一切控えてきましたが、今後もするつもりはありません。
 幕末で逆賊の汚名を着せられながらも、未だに会津人には尊皇の思いが息づいており、歴史書においても、官軍という名称は使わず、東軍、西軍という呼び方をします。
 戦後の日本においては、小泉信三らによって開かれた皇室が良しとされましたが、それは日本の国柄に反するものです。西行が伊勢神宮をお参りしたときの歌に「何事のおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」というのがありますが、その精神こそが尊重されるべきなのです。
 また、葦津珍彦が「国家は、国民の自由なる論争を必要とするとともに、断固たる統一を必要とすることがある。この断固たる統一を必要とする時に、日本国は天皇の精神的権威なくしては統一を保てない。それは日本の歴史をかんがみて明らかである」(「国体問答」より)と書いています。
 天皇陛下がおられるからこそ、最終的に日本国はまとまるのであり、深刻な争いが起きないのです。その権威を貶めることは、日本を解体させることであり、断じて認めることはできません。だからこそ、皇室の方々を、私たちと同列視することは間違っており、個人的な感情で意見をするということもおこがましいことなのです。

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