草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

東京15区は参政党の候補者擁立で今後の保守派占う選挙に

2024年03月16日 | 選挙
 自民党に入って保守派の国会議員を応援し、内部から変えていく方が良かったと思うが、保守派を名乗る政党がいくつもできて、政党同士で批判合戦を繰り広げる事態になってしまった。
 それもまた一つの選択ではあるが、政治を動かすのは数であり、保守派であればあるほど、革命ではなく、改革を進めるために一致点を見出さなくてはならない。今は袂を分っていても、まとまるときはまとまらなければならないのである。
 東京15区の衆議院の補選では、日本保守党ばかりでなく、参政党からも名乗りを上げることになった。自民党がLGBT法案を通すなどしたことで、岩盤保守層が怒っていることは否定できない。お互いの支持者がタブっているので、日本維新の会を利することになるだろう。
 しかし、ここまでくれば、保守政党乱立も容認せざるを得ない。政界の大再編に向けた一歩は、それぞれが旗を掲げることから始めなければならないからだ。
 この選挙区の注目点は、いつも自民党の候補者に投票している人たちが、どこに一票を投じるかだろう。日本保守党は特定野党のようなことを口にしており、あれではマイナスに作用してしまう。皇統の問題、積極財政、防衛力の強化などを並べ立てるべきだろう。スキャンダル攻撃だけでは、自民党支持者の心はつかめないだろう。
 日本維新の会はスマートな選挙戦を展開している。参政党も総力を挙げて臨むことになるだろう。日本の保守派が今度どちらに向かうか、それを占うことになるだろう。どのような結果になるのか注目をしたい。

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