残暑が厳し過ぎて、エアコンがない生活は考えられなくなった。この写真は、喜多方市山都町で撮った飯豊連峰である。蕎麦で有名な宮古から西会津町に向かう峠で、青い空がどこまでも高く、いくつものすじ雲が流れていた。芒の穂も風になびいていた。ようやく会津も秋めいてきたようで、ほっと胸をなでおろしたくなった。地図を広げてみると、近くに蓬莱という地名がある。山深い地であるにもかかわらず、なぜそうした名前が付けられたのだろうか。不老不死の薬を持つ仙人の住む山が蓬莱だといわれる。県道に車を止めて山に分け入れば、寡黙なる仙人がいるような気がしてならなかった。
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