草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

滝沢峠からの眺望が会津人の原風景

2010年09月19日 | 会津100選

 滝沢峠から見た会津盆地である。真夏に撮ったものだが、うっそうとした木立が繁っていても、昔ながらの見晴らしのよいロケーションが、目の前に広がっている。舗装になる前は、土埃をあげて車が行き交った峠である。会津若松市河東町を通る国道49号線が整備されたことで、さらには、磐越自動車道が開通したことで、もはや主要な幹線道路ではなくなった。しかし、峠のこの場所に立つと、なぜか懐かしさがこみ上げてならない。すでにこの世にはいない肉親が、あの盆地のどこかで待っていてくれているようで、胸がいっぱいになるからだ。満員の会津乗合のボンネットバスに揺られながら、この峠を越えた幼き日のことが思い出されてならない。会津人の原風景として、何世代にもわたって語り継がれてきたのが、この場所からの見晴らしなのである。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村            人気ブログランキングへ
              ↑
      会津っぽに応援のクリックをお願いします

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菅支持派は小沢、鳩山の証人... | トップ | 国家エゴ丸出しの中共に屈す... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

会津100選」カテゴリの最新記事