草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

誰が大統領になろうとも反日を国是とする韓国は変わらない!

2017年01月04日 | 国際問題

朴槿恵よのことよりも、次の大統領に誰がなる可能性が強いか、日本のマスコミはそれを報道すべきだろう。しかし、誰になろうとも韓国民の愚かな騒ぎはこのまま続くだろう▼一番手とみられている文在寅は、それこそ盧武鉉大統領時代の側近であり、2007年の国連の人権決議案の投票にあたって、事前に北朝鮮と接触していた疑惑がある人物だ。韓国における民主化運動の闘士であるが、あくまでも北朝鮮の意を受けての活動であり、当選すれば金正恩に頭が上がらないのは確実である。それでも現時点でトップを走っているとみられるのは、北朝鮮の間接侵略が進行していることを物語っている▼李在明はポピュリズムの政治家で、国民受けを狙って何を口にするか見当が付かない。現在のように韓国民が反日や反米に傾いているなかでは、勇気をもって発言することなど無理だろう。一応は保守派と目されている潘基文は、歴代で最低の国連事務総長と評されている。与党が脆弱になっているので、どこの党の属するかも不明だ▼一旦は日韓で合意した「従軍慰安婦問題」については、誰がなっても白紙にするだろう。そこまでされて日本が韓国と付き合う必要があるのだろうか。いくら譲歩を重ねても、納得しない相手に対しては、身構えるしかないのである。日本人だって堪忍袋の緒が切れるときだってあるわけだから。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治的な狂信者に与しないのは穏健な自由主義者の保守派だ!

2017年01月04日 | 思想家

昨年にドイツで70年ぶりにヒトラーの『我が闘争』が再び出版され、すでに8万5千部を売り切って、ベストセラーになっている。戦後は禁断の書として発売禁止になっていたが、ナチスが何であったかを知る上で、無視できない一冊であるからだろう。日本の野党などは安倍首相をヒトラーになぞらえたりするが、見当違いもはなはだしい▼そもそも保守派とナチズムは水と油なのである。エリック・ホッファーが書いているように「あらゆる種類の狂信者は正反対の極にいるように見えるけれども、実際には一方の極にひしめきあって」(『大衆運動』高根正昭訳)いる。だからこそ「熱狂的な共産主義者にとっては、穏健な自由主義者になるよりも、ファシズム、排外主義、あるいはカトリック主義に回心する方が容易なのである」(『同』)との見方が成立するのである▼忘れてはならないのは、第二次大戦前のドイツにおいては、ナチスと共産党がしのぎを削り、結果的にナチスが勝利したという現実である。廣松渉もその事実を認め「政権奪取にいたる過程では“革命的”な大衆運動を下から組織化したのであって、ファシズムの運動はさながら“新しい”思想が『大衆をつかむことにおいて物質的な力となった』かの観がある」(『マルクス主義の理路―ヘーゲルからマルクスへ―』)とまで述べている。ファシズムは過去の産物ではない。それをコントロールする術をもっているのは、同根の共産主義やその亜流ではなく、穏健な自由主義にもとづく保守派だけなのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間の悪を冷徹に見据えるのが保守主義のシニズムだ!

2017年01月03日 | 思想家

現在の保守派の文化人に対する違和感はどこからくるのだろう。戦後を代表する保守派の論客の多くは、若いときにアナーキストに親近感を抱いていた。浅羽通明の『アナーキスズムー名著でたどる日本思想入門』では、田中美知太郎、猪木正道、勝田吉太郎を挙げているが、それらのアカデミズムとは別に、葦津珍彦がアナーキストの影響を受けたことはよく知られている▼田中は北風会なるアナーキストの勉強会に顔を出していた。猪木は若き日に帝政ロシア時代の女性テロリストに心酔した。勝田の感動の一書はクロポトキンの『一革命家の思い出』(大杉栄)である。葦津は「私の情感は、バクーニン、クロポトキンのアナーキズムに強くひかれた」(「老兵始末記」)と書いている▼浅羽は保守主義とアナーキズムの一致点を指摘している。「あらゆる権力は自己目的化し腐敗するという知的認識を、自らが仕切る権力だけには適応せず、マルクス主義国家のプロレタリア独裁権力だけは、いずれ死滅すると厚顔にも力説するダブル・スタンダード、欺瞞にして偽善…。あらゆる権力への不信を投げつけるアナーキストと、人間悪を冷徹に見据えて臆しない保守主義のシニズムが、これをいち早く見破ったのである」▼徹底したシニズムがあっての保守主義であり、それがすっぽりと抜け落ちているのは、単なるファッションだからだろう。暗い情念に突き動かされた経験がなければ、本当の保守主義者になるのは無理なのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「二重国籍なんてスパイみたいじゃん」とたけしが蓮舫を一刀両断!

2017年01月03日 | 思想家

新年になったからといって、蓮舫の二重国籍問題が過去の出来事になったわけではない。アゴラの関係者も話題にしていたが、ビートたけしが東スポWebの1月2日付でその問題にズバっと斬り込んで、物の見事に蓮舫を一刀両断にした。蓮舫とは旧知の間柄であるだけに、インパクトのある爆弾発言である▼「野党第一党の民進党が蓮舫を担ぎ出しているのがおかしいよ。力ないもん、もし政権交代したら、蓮舫が総理大臣かい❓有権者だって、あれに政権わたすわけないじゃん。冗談じゃないよ。二重国籍なんてスパイみたいじゃん。台湾経由の中国のスパイだったら笑うだろうね」。国民の多くがそう思っているのを、ビートたけしが代弁したのである▼民進党の支持率が二ケタにならないのは、蓮舫が二重国籍問題で嘘を吐いているからである。それなのにマスコミは蓮舫を持ち上げている。反日国家の手が回っているのだろうか。蓮舫が「台湾経由の中国のスパイ」の可能性もあるのに、必死に弁護している。国民の思いと一致しないマスコミは、もはや存在そのものが悪である。蓮舫も民進党の代表を辞任しない限り、国民から物笑いの種になるだろう。とくにネットは、ビートたけしのその一言を受けて、これまで以上に蓮舫を批判することになるだろう。逃げ切ることなどできないのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「平和主義者が戦争を起こす」との小室直樹の指摘は正論だ!

2017年01月02日 | 政局

自民党でも駄目なのである。しかし、今は自民党しかない。このディレンマのなかで、私たち日本人は選択をする以外にないのである。近隣の中共や北朝鮮が核武装し、いつミサイルで日本を核攻撃してきても、もはや不思議ではない。日本の咽喉元に突き付けられた匕首である朝鮮半島は、近い将来に北朝鮮化し、現在以上に日本に牙を剥いてくるのは確実だ▼にもかかわらず、自民党は本腰を入れて、憲法9条の改正に取り組もうとしていない。期待されていた新たなる保守政党も、国民の支持を得られるまでに至っていない。祖国の危機を救うには「内なるパトリアを再建」しなくてはならないのに、遅々としてそれは進んでいない▼小室直樹が指摘した通りで「日本の第二次世界大戦後の実績は、たまたま客観情勢が、事ごとに有利に展開したおかげ」(『新戦争論 “平和主義者”が戦争を起こす』)なのである。それが綻び始めてきたのであり、日本は安閑としてはいられないのである。そこで小室が力説する「適応能力プラス予見能力」が求められるのだ。現実にマッチするだけではなく「国際社会に根差すなんらかの論理」を解明する必要がある。いくら日本が平和を口にしても、戦争は向こうからやってくるからだ。戦争を阻止するには、自主防衛力を強化し、それなりの覚悟が求められるのである。安倍首相の限界は明らかになってきた。いよいよ日本は正念場なのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本との約束を守れない今の韓国は衆愚政治の典型だ!

2017年01月01日 | 国際問題

今の韓国は衆愚政治の典型である。朴槿恵を追い詰めるにしても、あまりにも異常である。法は無視され、誰もが流れには逆らえないのである。コモンセンスとしての常識が働くためには、それなりの文化や伝統がなければならない。韓国という国家は、それが明確でないから、やたらと敵をつくりたがる。それでいて、もっとも恐ろしい全体主義独裁の北朝鮮を、あたかも仲間のように思っているのである▼釜山の日本総領事館前の歩道に設置された「平和の少女像」は、いうまでもなく「慰安婦像」であり、日韓合意を無視して、日本を攻撃するためには、手段を選ばないの国なのである。約束事は守られたことがなく、要求だけが次々とエスカレートする。釜山の場合は一旦は撤去されたが、学生などが騒いだために、手が付けられなくなったのである▼ここまで日韓関係が悪化すれば、もはや日本としても対処のしょうがない。トランプ大統領のもとで、アメリカも韓国を見捨てることになるだろう。民主主義が成立するには、法の支配が貫かれなければならない。一時的な感情で簡単に踏みにじられるようでは、まともな国はどこも相手にしないはずだ。日本は韓国への警戒心を怠ってはならない。いくら隣国だからと言って、甘い顔をすべきではない。これまで日本は我慢に我慢を重ねてきた。忍耐にも限度があるのを、時には韓国に思い知らせるべきなのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本人の子供の微笑みに感動したラフカディオ・ハーン!

2017年01月01日 | 思想家

平成29年は日本を取り戻すきっかけにしなければならない。平川祐弘が『小泉八雲とカミガミの世界』において、ラフカディオ・ハーンの『日本人の微笑』を取り上げている。ハーンは目の前で子供がやってきて、お地蔵様に手を合わせるのを目撃した。遊んで来たばかりで、その余韻が残っている無心な子供の笑顔と、石のお地蔵様の微笑みが不思議なくらいに似ているのに、ハーンは感動したのである。お地蔵様の信仰とは仏教と思われがちであるが、世界にも例がなく、日本だけのものだといわれる▼ハーンにはそれが好ましく思えてならなかったのである。西洋人は子供をそれほど可愛がらないのに、日本ではそうではないからだ。対立と抗争を当然のごとく考える唯一神の信仰に対して、日本人のアミニズムの信仰は、微笑みを通じてクッションとする術を身に付けていた。明治以来は日本は欧米を手本としてきた。しかし、それが行き詰まっているなかでは、日本が見直されなくてはならない▼平川によればハーンもまたその日が来ることを待望していた。「日本の若い世代が軽蔑すべきものとみなしている自国の過去へ、日本人が将来振り返る日が必ず来るであろう、ちょうど我々西洋人が古代ギリシャ文明を振返るように。その時日本人は昔の人が単純素朴な喜びに満足できたことを羨しくも思いもするだろう」(『日本人の微笑』河出書房新社・『小泉八雲作品集』全三巻)。日本人の深層にある美質を、もう一度私たちは思い起こすべきだろう。それを教えてくれたのがハーンなのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする