つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

東京駅丸の内レンガ駅舎

2008年05月19日 | 文化
                   東京駅の赤レンガ駅舎

皇居前から行幸通りの向こうには、東京駅赤レンガ駅舎が真っ正面に見えます。
赤レンガの東京駅にも、全面改装中です。
3階建てに八角形ドームをのせたルネッサンス様式の赤レンガ駅舎は、日本銀行も設計した辰野金吾の手によって1914年(大正3)に建てられた。
その後、東京大空襲で焼失。
現在の建物は2階建てで、1947年(昭和22)に再建されたもの。
東京を代表する建物のひとつだ。
「東京駅赤レンガ駅舎復元」は、2006年度中に復元工事を開始、2011年度完成予定。
竣工当時そのままの駅舎を見れるという。

東京駅の周りのビル群が高層化して変貌している。
赤レンガの東京駅舎は、昔の面影を残して復元をしている。
いつまでも昔の東京駅、東京、そして日本を歴史に刻めてほしいものだ。
東京駅では、大正10年の原敬首相の暗殺、昭和5年の浜口雄幸首相狙撃事件、また駅舎内のステーションホテルでは政治の舞台裏の駆け引きなどもあったようです。

東京駅を舞台に出会いや別れ、希望にみちた出発など人生の節目と東京駅が重なりあって記憶されている人も多いと思います。
それらを東京駅は見つめながら建っているのです。

(5月19日記 池内和彦)
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