つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

社会人躰道大会反省会

2008年11月14日 | 躰道
                全国社会人躰道大会反省会(なだ作)

今年の全国社会人躰道大会の反省会が銀座のなだ作で行われた。
大会は、9月14日に東京武道館で開催されたものだが、その後の会計整理などがまとまり、葛西隆実行委員長より報告された。

葛西委員長は綿密なる準備と会員のための大会運営に尽力をしている。
その功績は多くの人から賞賛されている。
何より大会出場が楽しいものであるとの声が多く、躰道の理念を実践している大会である。

反省会には、実行委員が9名と日本躰道協会から安部幸史郎理事長が特別に出席していた。
各委員からの感想及び反省点を列挙すると、
選手出場数が多くなり1フロアで4コートできる会場が必要であろう。
進行上の混乱もなく閉会式も予定の時間に終了できた。
大会の記念品は、昨年はエコバック、今回は携帯クリーナーとして皆から喜ばれている。
大会の競技進行表の作成で苦労があったが、無事進んでいってよかった。
社会人大会の実行委員会は、集まる目的、行うべき内容、次回への継続審議や問題提起がはっきりしており、効率の良い会議が行われた。
それは実行委員会が主体的人格をもって、その大会の運営に委員一人一人の目的が反映され、責任が生じています。だからこの大会の成功を心から期待し、大切に真剣に運営している姿が見える。残念であったことは、会場の撤去が終わるまでが大会。ゴミの処理が全く出来ていなく参加選手のマナーの向上を期待したい。というものであった。

私の感想は、勢命の法形の後半部に祝嶺正献最高師範の創作した演武と異なる順番を発言した審判員がいたことが残念である。我々指導者は正統なる実技を伝承していくことである。その審判担当者が独自の解釈で、創始者の理念と躰道の演武内容を曲げて強引に押し付けた行為には失望した。やはり道着を着用して実技指導している者が審判を担当しないと躰道本来の道が崩れていく。と述べた。

安部幸史郎理事長も、現在の躰道の方向性をとても危惧していた。不安定な要素から再度真の躰道理念を進展していく方策を考えていきたい。真剣に語っている姿に共感を得て今後さらにサポートしていこうと元気が出てきた。

何しろ、この社会人大会の葛西隆委員長を中心として運営に集まっているメンバーの意気込みを感じた反省会であった。
関係者の皆さんご苦労様でした。

(11月14日記)
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