腹話術人形のウッカリ君もお見送り
マジック発表会は、4つの部屋に分かれて同時に進行していった。
受付で配られたプログラムに部屋の番号と出演者が掲載されている。
だいたい観客は関係者の出演している部屋を目指して入室してくる。
TAMCの中でも若手のメンバーとなる松岡尚登さんは腹話術人形とともに登場。
「ウッカリ君登場!」
腹話術は、一人で二役やるので高度なテクニックを要する。
松岡尚登さんは、相当稽古をしてこの発表会に臨んでいた。
人形の声に特徴を出すが、自分の唇は動かさないで腹から音声を出さなくてはならない。
良くここまで訓練したものであると感心した。
全ての演目が終了すると、観客のお見送りとなる。
ウッカリ君も松岡尚登さんに抱かれてお礼の挨拶をしていた。
観客は笑顔でウッカリ君の見送りを受けて満足げに帰っていった。
(6月6日記)