つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

座談会 古葉監督と前田監督

2009年06月29日 | スポーツ
           前田秀樹監督と古葉竹識監督(東京国際大学にて)

霞会(東京国際大学同窓会)の特別座談会が開催された。
東京国際大学で指導を担当している硬式野球部の古葉竹識監督とサッカー部の前田秀樹監督をゲストに迎えた。
テーマは『上昇志向と強い意志がもたらすもの―それは一流への道』

古葉竹識監督は、父親が高2年のときに亡くなり、母親が苦労して大学へ通わせてくれた。しかし継続していくことができず、飯塚日鉄二瀬の濃人監督の世話でプロ野球の世界に入れた。その時の契約金で母親のために家を建てた。
広島カープ監督時代にはサインを求められると「耐えて勝つ」と書いていた。
プロ野球では、毎年新人を獲得していたが、同じ人数の選手を首にしていかなくてはならないことがとてもつらかった。
東京国際大学野球部出身の石田投手は日産自動車に入り、8月の都市対抗戦に出場するので活躍を見守りたい。と語った。

前田秀樹監督は、父親が俳優であり京都の太秦で育った。サッカーではトップクラスの法政大学に入学したが、最初は選手よりもマネージャーとして務めた。
一生懸命に練習もしたので監督が試合に出してくれた。その試合で活躍したことが大きな運を開いた。
それから練習に励み3年のときに日本代表に選ばれた。
日本のJリーグでは企業名を入れない。企業の経営が破綻するとスポーツ部がまず廃部となっていく。
Jリーグは地域の支えで運営していくことを基本としている。
サッカーの練習は1時間半以上はやらないことにしている。
集中力の練習をしてグランドから何かを持って帰るように選手たちには諭している。
「勝利することと、育成することは同じである」とオシム前ジャパン監督の言葉を伝えて終えた。

(6月29日記)
コメント (2)
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