映画「真夏のオリオン」
映画「真夏のオリオン」を鑑賞した。
太平洋戦争末期、77名の戦員を乗せた日本軍の潜水艦「イー77」は、海上のアメリカ駆逐艦の巡航を阻止するために沖縄東南沖の海上にいた。
海上の米駆逐艦と海中の日本軍の潜水艦という互いに顔を合わすことのない状況の中、シーマン・シップで闘い抜こうとする男たちの姿を描く。
真夏に冬の星座であるオリオンの星を見ることが出来るのは、水平線すれすれに夜明けのほんのわずかな時間だけだった。
終戦から60年を経過した時に敵艦の船長が保持していた有沢志津子(北川景子)の描いた楽譜「真夏のオリオン」がなぜ戻ってきたのかから物語は始まる。
イー77潜水艦の倉本艦長(玉木宏)の繊細な戦略頭脳と船員を思いやる気持が対比して描かれる。
最後は、事故により海中200メートルまで沈んでいったが、人間魚雷回天を取り外すことで、浮上することが出来たイー77は海面に浮上すると再び潜ることは出来ない。
眼前には、米駆逐艦が浮上した潜水艦に狙いを定めて待機している。
突如、米駆逐艦の船員が甲板で歓喜の表情を表わしている。
日本軍の敗戦の報が届いた時であった。
(6月21日記)
映画「真夏のオリオン」を鑑賞した。
太平洋戦争末期、77名の戦員を乗せた日本軍の潜水艦「イー77」は、海上のアメリカ駆逐艦の巡航を阻止するために沖縄東南沖の海上にいた。
海上の米駆逐艦と海中の日本軍の潜水艦という互いに顔を合わすことのない状況の中、シーマン・シップで闘い抜こうとする男たちの姿を描く。
真夏に冬の星座であるオリオンの星を見ることが出来るのは、水平線すれすれに夜明けのほんのわずかな時間だけだった。
終戦から60年を経過した時に敵艦の船長が保持していた有沢志津子(北川景子)の描いた楽譜「真夏のオリオン」がなぜ戻ってきたのかから物語は始まる。
イー77潜水艦の倉本艦長(玉木宏)の繊細な戦略頭脳と船員を思いやる気持が対比して描かれる。
最後は、事故により海中200メートルまで沈んでいったが、人間魚雷回天を取り外すことで、浮上することが出来たイー77は海面に浮上すると再び潜ることは出来ない。
眼前には、米駆逐艦が浮上した潜水艦に狙いを定めて待機している。
突如、米駆逐艦の船員が甲板で歓喜の表情を表わしている。
日本軍の敗戦の報が届いた時であった。
(6月21日記)