つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

湯島天神の白梅

2013年03月02日 | 日記
                              湯島天神の白梅
湯島通れば思い出す。お蔦主税の心意気
の唄でも流行っていた湯島天神は白梅がきれいです。

『切れるの別れるのッて、そんな事は、芸者の時に云うものよ。……私にゃ死ねと云って下さい。』というと、有名な泉鏡花の「婦系図」のお蔦の言葉です。
湯島の白梅」で有名ですね。
これは泉鏡花自身のことを描いた小説です。

南北朝時代の文和4年(1355)に創建された湯島天神(湯島神社)は、亀戸天神、谷保天満宮(JR南武線谷保駅より徒歩5分)とならび「江戸三大天神」として知られています。
文明10年(1478)に太田道灌が再興、天神様・菅道道真を奉り、学問の神様として参拝者の多いところです。
境内には合格祈願の絵馬が沢山奉納されていました。
又梅の名所としても親しまれており、梅園は戦災にあいましたが復旧され、昭和33年(1958)から梅まつりも復興されました。
白梅と紅梅が約400本あります。

(3月2日記)
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