つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

日本橋の道路元票

2015年02月11日 | 日記
                     日本橋の道路元票

日本橋には道路元票が設置されております。
戦前の道路法では、各市町村に道路の始点となる道路元標の設置を義務付けていました。
首都たる東京市は江戸時代を踏襲して日本橋を道路元標としています。
現行の道路法では道路元標に関する規定は無いが、今日でも橋の中央には「日本国道路元標」の文字が埋め込まれており、裏側には当時の内閣総理大臣、佐藤栄作の名前が刻まれている。
橋の袂(たもと)にレプリカが展示されている。
現在、日本橋を始点としている国道は、1号線、4号線、6号線などの7本となっております。

1964年の東京五輪の開催前に首都高速が建設され、日本橋の上を通過することとなり景観が変わってしまった。当時は都電も日本橋を通っていましたが、その後撤去されたときに、橋の中央に道路元票を埋設した物です。

(2月11日記)
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