つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

「箕輪ヘラ絞製作所」について

2017年10月06日 | 経済
              箕輪ヘラ絞製作所の記事

マジック仲間の白鳥勝彦さんが経営する「箕輪ヘラ絞製作所」が、この度日刊工業新聞に掲載されました。
モノづくり支える町工場の技として紹介されました。

ヘラ絞りは金属の円盤を回転させ、ヘラを押し当てて素材を金型に沿って成形する方法。
箕輪ヘラ絞製作所は業務用掃除機や医療機器、宇宙ロケットの部品など直径数ミリメートルから2メートルほどの大きさのものまで幅広く加工しています。

白鳥勝彦社長は「職人一人で機械一台を使う手作業は効率が悪い」と30年前からヘラ絞りの自動化を考えていました。機械メーカーと共同で自動化に早くから成功し、現在では9割を自動化しています。だが、厚さ0.2ミリメートルほどの極端に薄い製品だけは手作業が必要となります。

他社ができない難しい仕事を任されることも多いとのこと。
白鳥勝彦社長は「常に研究を重ね、ヘラ絞り以外の塑性加工の方法も考えるなど工夫している。仕事を受けてギブアップしたことはない」と胸を張っています。
NHKテレビの「凄ワザ!」にも出演しており、その仕事の精密さは実証されています。

(10月6日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする