つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

根津神社のつつじ苑

2021年04月16日 | 池さんぽ
 毎年来ては感動する文京区の根津神社境内のつつじ苑。今年は早くも見ごろを迎えておりました。約100種・3,000株のつつじは開花時期が異なるので、早咲きから遅咲きのつつじへと約1ヶ月間にわたって花見を楽しむことができます。観覧通路は一方通行となっていて斜面を利用して植えられているつつじはどの場所からも景観が美しく楽しむことができます。
 このつつじ苑は、江戸幕府5代目将軍・徳川綱吉の兄で甲府藩主・徳川綱重がこの地に屋敷を構えていた頃、庭につつじを植えたことが始まりです。根津神社は、江戸時代に徳川綱吉が社殿を奉建。現在の本殿・拝殿などの社殿や楼門といった建造物は江戸時代中期に建立されたもので、国指定重要文化財となっています。つつじ苑の上部には弥生正緑館という洋館が建っていて、渋沢栄一なども利用したことがあるとのこと。数多くの種類の花が咲き誇るつつじ苑は目の保養に適しております。

(4月16日記)
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