小西愛選手の「陰の法形」
躰道の法形を鍛錬するなかで、男性用の「体の法形」と女性用の「陰の法形」が分れている。男性用法形は、力強さと豪快さを表現するが、女性用法形は、女性の特徴を表現するために線の美しさと美的要素を重視している。手技において、男性は拳を握って正拳突きをするのに対して、女性は抜き手差しを用いて演武を行う。
小西愛選手は、和歌山県所属で子供の頃から躰道の修練を続けています。躰道の世界選手権大会、全日本選手権大会では、常に優勝及び上位入賞の実績の持ち主です。全国社会人大会では最高師範杯も獲得しています。和歌山県のスポーツ功労賞で表彰もされています。
現在は、後進の会員を熱心に指導しており、全日本選手権大会や全国学生大会で優勝する選手も育てています。祝嶺正献最高師範は、小西愛選手の躰道に取り組む姿勢と法形演武に対してとても高い評価をしておりました。
(2007年5月3日)
(2007年5月3日)