つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

日本国際切手展

2021年08月28日 | 文化
 「日本国際切手展2021」は "郵便150年新たな可能性へ"をテーマにパシフィコ横浜で開催されていました。入口では「郵政百五十年のあゆみ」(288頁)の本が配布されていました。展示会場は広いスペース空間となっており、来場者には小中学生の児童たちも多くおりましたが密にならずにゆったりと見学しておりました。浮世絵が描かれた記念切手のデザインはすべて手紙および郵便が題材の浮世絵です。
 特別企画コーナーでは、TAMCのメンバーで切手に関して造詣が深く研究している土屋理義氏(南方占領地切手研究会)の貴重な特殊切手の資料が展示されています。出展資料は「南方占領地の切手およびステーショナリー」です。パネル板16枚に多くの資料が満載されておりとても見応えがあり参考になりました。よくこんなに多数の資料を収集したものである感心をしました。
 イベントコーナーでは、来場者の写真を撮影をして切手制作をするもの。この切手は84円と63円で実際に使用できる記念切手となるとのことなので体験をしました。また会場内で撮影をした記念写真を絵葉書として制作して自宅まで郵送してもらえるサービスもありました。
 「日本国際切手展」は10年おきに開催されております。郵便創業150年の節目の年に、郵便が紡いできた歴史や文化を堪能できたひとときでした。 

(8月28日記)



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