つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

京橋について

2021年08月16日 | 名所
 京橋の親柱

 銀座中央通りの銀座一丁目の交差点の日本橋よりに京橋がある。あるといっても今は川が埋め立てられて、建物の中には飲食店や店舗があり、その上には高速道路が走っている。昔の面影をを残しているのは、京橋の親柱とガス灯のモニュメント。そこに説明案内板が設置されている。京橋から日本橋の上を走る高速道路が見える。反対側をみると銀座八丁目まで真っ直ぐな銀座通りが続いており、新橋の高速道路まで見渡せる。

 「京橋」の地名の由来は、かつて存在した京橋川に架けられていた中央通りの橋である。かつては文化の拠点でもあったため、今日においても地域名として使用される。かつての橋としての京橋は、日本橋と並ぶ名橋であり、日本橋より東海道にて京都方向に向かう場合、街道で最初に渡る橋であったとして重要な意味合いをもっていた。

 現在の京橋はオフィス等が多く立ち並び、京橋地域の北側に位置する。京橋跡のたもとには警視庁の警察博物館がある。京橋駅近辺には明治屋本店やブリヂストン美術館などがある。




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