つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

林家正楽師匠の紙切り芸

2023年12月26日 | 演芸
 紙で切った「ピカチュウ」

 クリスマスの夜は林家正楽師匠の紙切り芸を孫を連れて家族で楽しみました。池袋演芸場の「正楽のラストクリスマス(パート24)」の演芸で満席の盛況でした。

 最初は、紙遊びとしてサンタクロース姿の林家正楽師匠がクリスマスに関する紙切りを披露しました。二人のサンタクロース、クリスマスツリー、サンタクロースとトナカイ、来年の干支となる二匹の龍。

 引き続いて林家正楽師匠のお弟子さん達が紙切りを見せてくれました。女性の林家富楽、北海道出身の林家楽三郎、先代の孫となる林家八楽、ベテランの林家楽一の4名です。犬、客の横顔、徳川家康、上野博士と忠犬ハチ公、文金高島田の花嫁、矢沢永吉、恵比須様、大黒様。

 林家正楽師匠による客のリクエスト紙切りは、藤娘、初日の出、初詣の人々、アームストロング、年末ジャンボ宝くじなど。
 5歳の孫は、リクスエスとありますか?言われて、大きな声で「ピカチュウ!」と言って、紙に切ってもらい大喜びでした。

 番組の中には、滝川鯉昇の落語と翁家社中の太神楽もありました。
 ラストは、お馴染みの林家正楽師匠のシルエットです。場内を暗くして音楽に合わせてスライドにより舞台後方にとりつけてある白い幕に映し出されます。 一年の行事が次々に出てきます。
 お正月、豆まき、花見、お祭り、山車、神輿、朝顔市、ほおづき市、線香花火、打ち上げ花火、酉の市、七五三、羽子板、羽根つき、除夜の鐘、年越しそばでした。

 林家正楽師匠は、この度「松尾芸能賞」及び「浅草芸能大賞」を受賞されたとの報告がありました。おめでとうございます!


紙切りの林家正楽師匠


正楽のラストクリスマスの看板


池袋演芸場入り口

 
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